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神戸みなと温泉 蓮の「プロのベッドメイキング」┃街のプロわざを「みつける」

2022.4.14

神戸みなと温泉 蓮の「プロのベッドメイキング」┃街のプロわざを「みつける」

その道のプロだけが知っている「街のプロわざ」は、みんなにうれしい暮らしのアイデアに違いない!ということで、ホテルの客室係さんに魔法のように美しく仕上がる “プロのベッドメイキング方法” を教えてもらいました。

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嵐沙希さん

神戸みなと温泉『蓮』の客室係。『蓮』は、京阪神で初めて厚生労働省から「温泉利用型健康増進施設」の認定を受けた天然温泉施設。

まくらカバー取り付けのプロわざ

まくら本体のチャックが隠れるように、チャックのある方からカバーに入れていきます。まず、カバーの両サイドを持って中に空気を入れてから、まくらを入れていきます。1/3ほど入ったら縦にして、カバーの両サイドを上に引き上げてまくら全体を入れて完成です。

蓮では最後の仕上げに、手首からひじまでを使って、まくらを平らにならします。こうすることで、ベットメイキングが完了して最後にまくらをベッドにセットした後にお客さまが入室されるまで、まくらがベッドの上で転がらず、整った状態をキープできます。一度平らにならしても、ふくらんできますので、使用感は変わらずふっくらのままです。

マットレスカバー取り付けのプロわざ

マットレスの長辺側に立って、シーツ長辺の真ん中を中心に肩幅くらいの場所をつかんでバサッと広げます。広がったら頭の方からシーツを合わせていきます。

シーツの位置をマットレスに対して上下左右が対称になるように調整したら、頭側のシーツをマットレスに挟み込みます。このときに、マットレスを持ち上げると挟み込んだシーツが出てきてしまうため、マットレスは持ち上げずに手のひらを伸ばした状態でシーツを突くようにマットレスとベッド台の隙間に入れ込んでいきます。突き指をしないように気をつけてくださいね。

次にサイドのシーツを挟み込んでいきます。サイドに垂れた状態のシーツの、頭側から手のひら1つ分ほどの場所をつまんで上に持ち上げます。持ち上げたシーツの底辺が、床と並行になるまで持ち上げてください。ちょうどいいくらい持ち上げたら、つまんだ部分をマットレスに載せて、下に垂れている余ったシーツを先ほどと同様 “突く” ように挟み込んでいきます。

マットレス長辺の1/4ほど挟み終わったら、マットレスに載せていた “耳の部分(つまんでいた部分)” をサイドに垂らします。そしてこれをまたマットレスに入れてあげます。このときキレイに仕上げるために、伸ばした手のひら全体を使って一気に入れ込むのがポイントです。

頭側の両サイドが終わったら、次は足もとに移動します。

まずはマットレスの足もと側に立って、シーツを引っ張ってしわを伸ばします。このときにシーツの左右対称がずれてしまわないように、まっすぐ引っ張ってください。あとは、先ほどの頭側と同じようにシーツを挟み込んでいくのですが、しわやたるみを伸ばすために最後の工程は引っ張りながら行います。これでマットレスのメイキングは完了です。

掛け布団カバー取り付けのプロわざ

まずは、掛け布団の入り口を持ってバサッと広げます。このときに、掛け布団とマットレスのシーツ中央を揃えて、掛け布団カバー入り口の下部をマットレスに挟み込んで固定します。

次に、掛け布団カバー入り口の上方をつかんで、バサバサとカバーの中に空気を入れます。カバーの隅まで空気が入ったら、掛け布団を入れていきます。

まずは、掛け布団の角をカバーの角まで移動させるのですが、シーツの方を動かしてあげるとスムーズにできます。掛け布団とカバーの角が合わさったらカバーの外から角をつかんで、反対の手でカバーを掛け布団全体に伸ばしてください。

カバーを伸ばせたらカバーの角付近の穴から手を入れて掛け布団をつかみ(『蓮』で使用される掛け布団カバーには四隅に手を入れられる穴が開いています)、シーツのすみずみまで行きわたるようにバサバサと振ります。これを両サイド行ってください。

これができたらマットレスの頭側に立って、掛け布団とマットレスのセンターを合わせます。このときに、マットレスの端と掛け布団の端を握り拳ひとつ分だけ開けて、枕を立てかけるスペースを確保するようにしてください。

センターが取れたら、ずれにくくするために掛け布団の角をマットレスの角に引っ掛けます。

次に、マットレスの足もとに移動して、仮止めしていた掛け布団カバー入り口の下部を引き出します。引き出したらそのまま軽く引っ張って、掛け布団内側のしわを伸ばします。さらに、掛け布団の足もと側の角をつかんでパタパタと振って掛け布団サイドのしわを伸ばしてください。

これができたら、掛け布団カバー入り口上部をつかんでパタパタと振り、カバー内部に空気を入れていきます。空気が入ってフワフワの状態のまま、掛け布団の足もと側の中央をマットレスに挟み込んで仮止めし、左右の余った掛け布団を腕のひじから先全体を使って素早くマットレスに挟み込んでいきます。

マットレス右サイドに垂れているのが “耳の部分” マットレス右サイドに垂れているのが “耳の部分”

マットレスの長辺側に垂れた掛け布団は、マットレスカバーと同じ方法でマットレスに挟み込み、最後の “耳の部分” は垂らしたままにしてください。

最後に、掛け布団の頭側の端を引っ張って全体のしわを伸ばして、まくらをセットしたら完成です。

やってみよう

みなさんも自宅でプロのベットメイキングを実践してみてください!

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みんなの感想みんなの感想

  • 1. ペンネさん 2022年05月20日 08:39

    この文章ではイメージが湧かない。
    わかりにくい。
    そもそも家庭のベッドとは違うから参考にしたくてもできない。

  • 2. こパルさん 2022年05月30日 13:49

    ベッドメイクの中でも、シーツについては、介護でも重要な技術です。床ずれ、褥瘡防止のために、シワがないようにシーツを敷くことが大切なんです。が、この説明と写真では、わかりにくいです。耳の部分の処理が肝なので、この部分を写真で一つずつ説明してくれるとわかると思います。宿泊施設特有の技術ではなく、一般的な技術なので、家庭のお布団でも実践できます。ウチでは、袋型でないシーツを使用するときは同じ技術で敷いてます。角がしっかり立って、シワがなく、気持ちいいお布団になります。特に、ご家庭で介護や看護されている方は、習得されるとよいと思いますので、詳しく説明してください。

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