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玄米とみそ汁のように、白シャツ×デニムを愛する、ゆきおのシンプルスタイル。

2022.12.12

玄米とみそ汁のように、白シャツ×デニムを愛する、ゆきおのシンプルスタイル。

profile

ゆきお 

フェリシモの白シャツ男子代表。うさぎをこよなく愛する、心やさしいみんなの兄貴。圧力鍋で炊く玄米とみそ汁がスタンダード飯。

白シャツという定番中の定番アイテムを着ていることで、逆に目立っている人物、それがフェリシモのWEB担当・ゆきおです。彼のコーディネイトの基本は、白シャツ×デニムに革のブーツ、そしてポケットには手ぬぐい。潔いまでにシンプルな着こなしはどのようにして完成されたのか、その秘密をひもといてみましょう。

ここ数年、ゆきおさんが毎日白シャツを着ている理由

–ゆきおさんと言えば、白シャツが定番ですが、いつからそのスタイルに?

あらためて振り返ると、ここ3~4年、春から秋は白いシャツにデニムですね。以前は白シャツ以外も着ていたんです、黒やグレー、水色、チェックとか。でも、気に入ったシャツを着潰してしまうと、次に同じようなものを見つけるのが難しかったんです。形は同じでも色が少し違うとか。その点、白だと比較的、似ているものを見つけやすいんですね。

–たしかに、白シャツはどこのブランドやメーカーからも出ていますよね。

それで、1週間に2回、3回、4回と増やしても、まわりから何も指摘されなかったので、ああ別にほかの色に着替えなくても誰も気にしてないのかな、と思って結果的に毎日白いシャツになりました。

–それが逆に、ゆきおさんのスタイルとしてすごく目立ちます(笑)

実は、同じ服を着ていることがあまりバレていないと思っていたので、ちょっと恥ずかしいですね(笑)。でも、会社で撮った写真を見ると、どれも白シャツ×デニムで写っていました。

–同じ定番でも、黒は選ばなかったんですか?

黒は素材感や光沢の有り無しで、すごく印象が変わるんです。よく見えるものと、そうでないものの差がけっこう大きくて、黒は違うなと思いました。白はその差があまりなくて、自分の許容範囲におさまるものが多かったんです。

–たしかに、黒は素材によって印象が変わるのはすごくわかる気がします。でも、白って汚れが気になったりして、敬遠しがちな色でもあると思うんですが、その辺りはどうですか?

なんだろう、学生の頃から着慣れているからか、抵抗はぜんぜんなかったんです。むしろ、色物や柄物は同じものをずっと着ているって感じがあるんですけど、白はその感じがなくて、取り入れやすかったですね。

–白シャツを選ぶ上で、こだわっているポイントはありますか?

シルエットは気にします。肩幅が広いわりに足が細いので、気を付けないとおかしなバランスになってしまうので。体型に合うものが意外とないので、いつも次の候補を探しています。

デニムのポケットには、いつも手ぬぐいをスタンバイ。

–ゆきおさん=手ぬぐい!というイメージもすごく強いです。

手ぬぐいは、ハンカチとしてはもちろん、熱いものを持ったり、コースター代わりにしたり、いろいろ使えるところが機能的で気に入っています。この前も、会社のデスクで水をひっくり返してしまったんですけど、吸水性があるからすぐ拭けるし、洗って椅子に掛けておいたら乾くし、すごく便利でした。 季節限定やご当地限定などもあるので、旅先でもよくチェックします。持っていてもそんなに目立つものではないし、服との相性も気にしなくていいので、「あ、いいな」と思ったものはつい買ってしまいます。

–手ぬぐい好きは、社内でもみんな知っていますよね。

そうですね、ありがたいことにお土産などでいただくことも多いので、数はどんどん増えています。数えてみたら、80枚ぐらいありました。洗ったものを奥に収納して、手前から順番に使っていくので、お気に入りでも2か月に1回ぐらいしか回ってこないんですね。自分のことなんですけど、好きな柄のものが回ってくると、ちょっとうれしくなりますね。

–ちゃんとローテーションさせてるんですね!

布ものって置いておくと黄ばんだり、においがつくのが嫌なので、回転させてどれも同じ頻度で使うように心がけています。ただ、いただきもので同じ柄のものが10枚あるんですけど、それだけ高頻度で出てきます(笑)。

お手入れも楽しみつつ、気に入ったものを長く使い続ける。

–足もとは、いつもブーツなんですか?

そうですね、ブーツが多いですね。サイドゴアとかジッパーとか、脱ぎ履きしやすいものが多いです。家にあるのはほぼ革靴ですね。かかとを張り替えたりして、長年履いています。本当に簡易なお手入れですけど、リペアに出したり磨いたり手をかけるのも楽しいです。

–デニムについてのこだわりはいかがですか?

いまは、ノンウィッシュのインディゴのものが好きです。以前はダメージのあるものやブーツカットもはいていたし、同じ型ばかりの時代もありました。でも最近はずっとインディゴです。デニムは同じ型を定番で置いているお店が多いので、気に入ったら続けて買うことが多いです。いまはいているものはわりと価格が手ごろなので、念のためもう一本買っておこうかなと思っています。

–デニムも白シャツ同様、次の候補をチェックされるんですね。

そうですね、細すぎたりシルエットが似合わないものがあるので、お店で見て「いけそうだな」と可能性を感じたら試着して、よかったら買ってみたりしますね。命綱があるとありがたいので。ある程度色が落ちたら買い替えます。何本かを交互にはくので1本あたりの寿命は結構長くて、アクティブに動いているのは3本ぐらいですね。いつか再びはくことがあるかもしれない色落ちしたものとかも合わせれば、もう少しあります。

好きになったものを、ずーっと愛し続ける心地よさ。

–心地いいものを無理なく選んでいった結果、いまのシンプルなスタイルに行き着いたことがわかりました。

今回の「着る」特集を通じてあらためて考えてみたんですけど、自分はシンプルなものが好きで、一度気に入ったものを長く使うことに気付きました。服を選ぶのが得意ではなくて、時間をかけても失敗してしまうので、これが大丈夫だとわかったら、それをずっと着続けるようなところはあると思います。

–そのセレクトの結果が、白シャツ×デニムなんですね。

流行のものじゃなくて、新鮮さはないけど、古さも感じないところがいいですね。

–でも、シンプルだからこそごまかしがきかないし、着こなしが難しいとも思うんですが、マイル―ルなどはありますか?

普通の白いシャツがあったら着てみて、しっくりくるかこないかってことしかしてないんです。比翼仕立てとかボタンダウンとかより、凝っていないシンプルなものが好きです。着こなしのルールも特にないですね。あ、でも、首が太いので、ボタンを上まで閉めるときゅうくつそうに見えるので2つ目まで開けているぐらいです。

–毎日着るものをユニフォーム化したビル・ゲイツみたいに、同じものを着ることで「選択の時間を減らしたい」みたいなことは意識されていますか?

少しはあるかもしれないですね、朝がすごくらくなので。そういえば僕、食べるものもずっと同じです。

–それは時間の節約のために?

いえ、着るものも食べるものもそうなんですけど、気に入っていると、同じものが苦にならないんです。玄米ごはんに味噌汁はおいしいし飽きないし、服も柄物を着たいわけじゃないからまあいいかって。

–その生活スタイルは昔からですか?

40歳ぐらいからかもしれないですね。昔はもうちょっと、あれこれ着てみようっていう意欲があった気がします。革ジャンとかも持ってましたし、毎日同じものを着るのはどうなのかなって意識もあったし。でも、ここ数年はそういうものにとらわれていない気がします。テーブルクロスが毎日白、みたいな、そんな感じかもしれないですね。

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みんなの感想みんなの感想

  • 1. ぷーさん 2022年12月21日 21:22

    白シャツ×デニム。シンプルだけど、カッコイイ!!と思いました。+手ぬぐいと、ブーツ。“素敵”としか言いようがないです。

    好きになったものを、ずーっと愛し続ける心地よさ。 そういう生活スタイルを見習いたいなと思いました。 

  • 2. かんずりさん 2022年12月21日 23:05

    私も、白シャツとノンウォッシュのデニム、或いは黒パンツ派です。女ですが、ゆきおさんみたいな男性になりたかったです。

  • 3. みどりさん 2022年12月24日 10:35

    かっこいい!
    気に入ったものを長く大切に使うスタイルが素敵です。
    毎日ゆきおさんの後ろ姿で、今日の手拭いの柄をチェックしたくなります。

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