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ハッピートイズプロジェクト:ヒストリーブック制作打ち明け座談会

2021.7.14

ハッピートイズプロジェクト:ヒストリーブック制作打ち明け座談会

手づくりで世界の子どもたちとつながってきたハッピートイズプロジェクトは、もうすぐ25周年を迎えます。アニバーサリーを迎えるにあたり、これまでの歩みをまとめたヒストリーブックを制作しました。プロジェクトを運営してきたフェリシモスタッフの座談会とともにご紹介します。

25年間の感謝を込めて、ハッピートイズのこれまでを詰め込んだスペシャルボックスを発売

ハッピートイズの想いに共感してくださったたくさんの方々に支えられて、ハッピートイズプロジェクトはもうすぐ25周年。作り手のみなさま、NPOや企業のみなさまの想いがつながりあって、こんなに長く続けることができました。

アニバーサリーを迎えるにあたり、みなさまへの感謝を込めて、これまでの歩みをまとめたヒストリーブックを制作しました!

内容は2部構成になっていて、前半はプロジェクトへの想いと歩み。後半はこれまでに誕生した中から厳選した15種類のキャラクターの作り方を収録しました。また、それらの実物大の型紙をセットして、スペシャルボックスに入れてお届けします。

ビビッドなピンクの紙製ボックスは、内側もハッピートイズロゴのモノグラム柄。これまでの型紙をしまってもいいし、材料やツールなどを入れるボックスとしても使えます!

オールカラー92ページ。作り手やおひろめ展示会担当者のインタビューから、寄贈先レポート、歴代のキャラクターの紹介や作り方まで内容満載。実物大でカットしてすぐに使える15種類の型紙もセットされています。

プロジェクトを動かし続けてきたものとは

座談会出席者(写真左から):神田典子(ヒストリーブック企画担当)、藤田涼子(ヒストリーブック編集担当)、湯本京子(ハッピートイズプロジェクトマネージャー) 座談会出席者(写真左から):神田典子(ヒストリーブック企画担当)、藤田涼子(ヒストリーブック編集担当)、湯本京子(ハッピートイズプロジェクトマネージャー)

まずプロジェクトの原動力として「誰かを笑顔にしたい」という思いがあると思うのですが、それと同じくらい、作ることそのものへの純粋な楽しさが25年という年月を支えてきたと思うんです。

寄贈するという側面だけでは、ここまでの継続はむずかしかった。自分が好きで楽しんでいることが、誰かのしあわせにつながる、それが作り手のさらなるモチべーションになり25年を動かせてきたのだと思います。

2021年のキャラクター「すくすくゾウさん」 2021年のキャラクター「すくすくゾウさん」

「今年はどんなキャラクターかな?どんなレシピかな?」と毎年楽しみにしてくださっている方がたくさんいらっしゃるんです。

このプロジェクトに参加していただくには、まず参加セットを購入して、時間をかけて製作して、完成したぬいぐるみを送料自己負担で送っていただくんです。これは本当に好きじゃないとできないことです。

25年のあいだには、プロジェクトを続けるうえでさまざまな課題もありました。そのたびに歴代の担当者が、プロジェクトの想いを関わる方々と共有しながら今日までバトンをつないできたんです。

ハッピートイズって、ちょっと関わってみると、とにかく愛おしくなるんですよね。送られてきたぬいぐるみにふれると、作ってくださった方の目に見えない思いを感じるような感覚もあって、1体1体どれもかわいくて、ありがたいなと尊い気持ちすらわいてくるんです。

毎年12月に行う、その年に集まったハッピートイズのおひろめ展示では、会場を提供してくださる美術館などのスタッフさんたちも楽しんで展示方法を考えてくださいます。費用も人手もかかるのに、毎年展示のお声を掛けてくださるんです。

このプロジェクトに関わるみなさまの想いが集まって、愛が大きくつながる感じ。これからも大切にして未来につないでいきたいと思います。

この15種類のトイズが作れます。 この15種類のトイズが作れます。

ヒストリーブックには、未来へつなぐ思いも込めて

今回のヒストリーブックは、歴代のキャラクターの作り方を掲載するだけでなく、25年の歴史を振り返ってかたちにしておきたいと思って作りました。

編集にあたって古い資料を探していたら、この取り組みが始まった1997年の最初のおひろめ展示の写真が奇跡的に見つかったり、寄贈団体さんとの詳細なやりとりや、東日本大震災後に100カ所以上の保育所や幼稚園に寄贈させていただいたときの手書きのお礼のお手紙なども出てきたんです。

25年に詰まった、たくさんの人の想いを目の当たりにし、感動で胸がいっぱいになりました。ハッピートイズへの愛しさがこみ上げてきた瞬間でした。

ヒストリーブックをボックスに入れたことにも実は意味があって、箱をあえて深めのサイズにすることで、これからのレシピや型紙も足していけるようにしました。つまりこのすき間は、これからもプロジェクトを継続しますという私たちの意思表示でもあるのです。

これまでの25年間を振り返ったことで今、さらなる目標も見えてきた気がしています。誰もが、自分が楽しくてやっていることがどこかの誰かを笑顔にする。そんな自分も周りもハッピーになるようなことが、世界中のあちこちに広がったら、社会はもっとしあわせになると思うんです。

ハッピートイズプロジェクトは手づくり好きの方々と、それを応援してくださる方々と一緒に、ここからさらに発展させて、究極的には「手づくりで世界をしあわせにする!!」(笑)。新たな夢ができました。

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