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奥山佳恵さんが語る ハッピートイズで見つけた しあわせのつながり【前編】

2021.7.14

奥山佳恵さんが語る ハッピートイズで見つけた しあわせのつながり【前編】

ハッピートイズプロジェクトに12年前から欠かさず参加してくださっている、女優でタレントの奥山佳恵さん。奥山さんは作り手としてばかりでなく、ハッピートイズの製作ワークショップの講師を務めてくださったり、小学校のPTA活動にハッピートイズを推薦してくださったり、このプロジェクトをいつも明るく、あたたかく支えてくださっています。奥山さんとハッピートイズの出会いから、その後の展開のお話まで、ハッピートイズプロジェクト担当の湯本京子が伺いました。

私がしあわせになれるから 長く続けられています!

湯本 湯本

はじめに、奥山さんがハッピートイズプロジェクトと出合われた最初のきっかけ、また、どういったところに共感して参加していただけるようになったのか、お聞かせいただけますか?

奥山さん 奥山さん

はい。きっかけはフェリシモさんとのインタビューのお仕事でした。私の手づくりで世界の子どもたちが笑顔になってくれたら最高ですし、すごく素敵なプロジェクトだなぁと思いました。もともと好きだった手芸と、子どもとの生活、ふたつの私の好きなものがつながったという感覚でした。

湯本 湯本

奥山さんはお子さんの小学校のPTA活動でハッピートイズのワークショップを開催してくださったり製作日記をブログで公開してくださるなど、ご自分で作られるだけでなく、積極的に活動を広めてくださっていますね。

奥山さん 奥山さん

ハッピートイズを知ってからすぐ、私一人で楽しむのでなく、みんなで一緒にやりたいなと思いました。長男が小学校に入学してまだ2カ月の時だったのですが、生まれて初めて“企画書”というものを書いて、ハッピートイズのワークショップをPTA会長に提案しました。

その後、ワークショップはPTAの特別活動として毎年恒例になり、私一人ではできないことなので、友だち2人が率先して手伝ってくれています。

例えば、当日すぐに作り始められるように「型紙は切っておいてくださいねー」と事前に参加者宅にポスト・インする配布作業とか、場所の予約とか、けっこう地道で大変なんですけど、毎年お友だちの力を借りながらやっています。

湯本 湯本

いつも本当にありがとうございます。お好きだった手づくりと、お子さんへの思いがつながったことから、ハッピートイズプロジェクトに参加してくださったのですね。

とはいえ、10年以上も続けることは大変ですし、そう簡単なことでもないと思いますが、奥山さんが長く続けてくださっているのは、どうしてなのでしょう?

奥山さん 奥山さん

毎年ぬいぐるみのキャラクターが変わるおもしろさもあります。あと、作ってみて実感したのは、誰かのためだったはずが、作ってみるとまず私自身が楽しいし、しあわせになれるんですね。

もしこれがちょっとでも苦痛だったら続けるのはむずかしかったかもしれません。私がしあわせになれるからずっと続けられています!

湯本 湯本

辛かったら続けられない、まず自分が楽しむことが大事というご指摘はすごく納得できます。奥山さんがしあわせを感じられるポイントは、具体的にはどんなところですか?

奥山さん 奥山さん

やっぱりわたを詰めている時です。平面だった布が立体になってくると時間が形になるというか、ちょっと大げさかもしれませんが「私って生きているんだなぁ!」と実感することができます。

あとPTAのワークショップの時、みなさんが作ったぬいぐるみを私が一時的に預かるのですが、ふれるとしあわせな思いが伝わってくるのを感じます。誰かを思って作られたもの、やさしさが込められたものにふれると、こんなにあたたかい気持ちになるんだ、やさしさって形になるんだって毎回思います。

湯本 湯本

いま、私も、って思いました。私たちも同じようにお客さまから届くぬいぐるみにふれた時、まさに奥山さんがおっしゃったようなあたたかい気持ちになっていることを改めて思い起こしました。

今のお話ですと、ハッピートイズには二通りのしあわせがあるのですね。布が少しずつぬいぐるみの形になっていく、作るときのしあわせ感。もうひとつは、ワークショップで一緒だった方が作ったぬいぐるみを見てふれて得られるしあわせ感。しあわせが増幅しているという感じでしょうか。

奥山さん 奥山さん

最初に作った私自身がしあわせになり、それからみんなの作ったぬいぐるみをとりまとめすることで、みんなが作った喜びもシェアできます。だから、ハッピートイズはすごくお得感があります!

しあわせのピークは 困難を克服して完成した瞬間!

湯本 湯本

奥山さんと湘南のワークショップに参加されているママさんたちは、今までどんな感想を言ってくださっていますか?

奥山さん 奥山さん

「達成感がものすごい!」という声が多いです。ハッピートイズはコンテストではないですし、クオリティーを求めるものでも、優劣を問われているものでもないので、完成することがゴールになりますよね。

できあがったこと自体がゴールだから、「あーずれちゃった」「ちょっとうまくいかなかった」がNGにならない。どのぬいぐるみも世界でたったひとつの作品になります。そこがこのプロジェクトのよいところだと思います。

湯本 湯本

確かに製作にもかなりの時間を要しますし、正直言ってそんなに簡単でもない。そういう意味では、完成までたどり着いたことが、もう相当な達成感なのだろうなぁと私も想像します。

奥山さん 奥山さん

おっしゃるように簡単ではないところがおもしろさのひとつだと思います。時間をかけるからこその達成感。みなさんも同じだと思いますが、私も忙しい。忙しい中でなんとか時間を作り、大変な思いをしながら完成させる喜びがあると思います。

何かを作って完成させた時の脳の喜び方って爆発的なものなんだそうですよね。私たちは知らない間にこのプロジェクトでそれを味わえているんだなぁと毎回実感しています。

profile

奥山佳恵さん

女優・タレント。結婚してこどもが自分にできて、「世界中のこどもたちが笑顔になればいいのに」という思いを再び思い描くころに、 このプロジェクトに出合いました。ひとりの 力ではできないことでも多くの方とだと達成 できることって、たくさんあるんだなあと、改めて思いました。子育てと一緒に楽しんできた大好きな手づくりを通して世界のこどもたちを笑顔にすることができる喜びを感じながら、今年もお友だちのママと一緒にぬいぐるみ作りを楽しんでいます。
1990年、映画「喜多郎の十五少女漂流記」全国オーディションにて約3万人の中からグランプリを射止め、1992年同映画にて主演でスクリーンデビュー。翌年日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。以降、ドラマ・バラエティー番組などで活躍中。2001年結婚、翌年第1子となる長男を出産。2011年には次男を出産。特技のイラストを活かしたブログ、連載なども好評。趣味は手芸。著書に『眠れぬ森の育児』(主婦の友社)、『生きてるだけで100点満点』(ワニブックス)がある。

profile

湯本京子

手づくりブランド「クチュリエ」で2017年よりハッピートイズプロジェクト担当。

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