【連載】壁を傷つけず、壁一面ディスプレイが自在になる板壁を作ろう!【anさんのおうちと暮らしがもっと楽しくなるDIYダイアリー】

投稿日:2020年5月8日(金曜日)


はじめまして。引っ越しを機にDIYにはまった主婦anです。
ターナー色彩さんの「ターナーDIYアンバサダー」を務めさせていただいたり、「DIYクリエイター」としてDIYのハウツー記事をブログやSNSにて発信するというような活動をしております。

この度、フェリシモ女子DIY部さまで連載させていただくことになりました。
DIYでおうち時間をもっと楽しく!をモットーにしてます。
できる限りわかりやすい記事にしたいと思っておりますので、お付き合いくださいね♪

まず第一回目のDIY記事は、「壁を傷つけず、壁一面ディスプレイが自在になる板壁を作ろう!」の巻です。

ディアウォール設置前の壁

板壁をつけたい壁に若井産業さんの「ディアウォール」という2×4(ツーバイフォー)材にはめ込むだけで柱になってくれ自由自在に壁を装飾出来るっていう優れもの!

ディアウォール

同じような機能を持つ商品として平安伸銅工業さんの「ラブリコ」というものもあります。
今回は「ディアウォール」を使いました。

まずは天井から床の長さをはかります。
天井の長さ(高さ)-45㎜、この長さが2×4材の長さになります。

たいてい2m以上ありますからホームセンターなどで購入して持って帰るのも大変ですが、車の大きさによって運べないこともあるかと思います。
ホームセンターには購入したら軽トラなどを貸してくれる場合もあるので、そんなサービスも使用してみてくださいね。

またホームセンターにはたいてい「カットサービス」もあります。
会員になれば10カットまで無料とか、会員にならなくても1カット30円ほどでカットしてくれます。
その際は単位を㎜で伝えると店員さんもわかりやすいかと思います。
例えば2m12㎝と伝えるより2120(㎜)と伝えた方が正確に伝わるかと思いますよ♪

カットした2×4材は、表面に小さな傷や汚れがついていることがあるのでサンドペーパーで擦ってきれいに整えます。

今回は上から板壁をつけていくので、この2×4材は見えなくなります。
なので塗装は省きます。

上下にディアウォールのブラケットを差し込み、2本とも設置します。

次に、板壁になる野地板(のじいた)を準備します。
野地板は屋根構造の部材の一部で垂木(たるき)の上に張る板材のことで、つまりは建築現場の基礎に使う材です。
基礎材なのできれいに整えられてるわけでもなく、ホームセンターによってはびしょびしょのまま販売している場合もあります。

どうしてこの野地板を選んだかといいますと、
「安い」そして「厚すぎずちょうどいい厚み」
「木目がかわいい」「板の表面が整えすぎずいい感じでザラザラなのがいい」
表現がどれもいまいちなのはお許しください(笑)
これは好みでしかないのですが、表面が整えられているSPF材だと表現できない世界観、つまり少し古びた感じの雰囲気を出したいので野地板を選んでいます。

3種の板

一番上の板がSPF材、中央がやすり掛けをした野地板、一番下が野地板にペイントをしたものです。
見比べてみてくださいね。

野地板は購入して車に乗せる場合は、ささくれや木粉がシートについてしまいますので、必ずブルーシートなどに覆って乗せます。
シートの素材によっては取れにくくて後で苦労します。

購入してきてまず最初にすること。
PPベルトをカットして野地板をバラして乾燥させることです。
我が家では日のあたりのよさそうな室内に立てかけておいて、冬なら3週間、夏場なら1週間から10日ほど放置します。

野地板をバラして乾燥させる

買ってきた直後は水分が含んでずっしり重かった野地板が、水分が抜けて軽くなります。
持った感じ、触れた感じで違いがわかると思います。
水分が残っているとダニが発生したり、カビが生えたりいいことが一つもないのでしっかりと乾燥させましょう。

野地板が乾いたら次はやすり掛けです。
1360mmの長さでトータル19枚ほど貼るので、この枚数を手でやすり掛けするのは大変です。
そこで登場するのは、「電動サンダー」。

電動サンダー

サンドペーパーを挟んで振動させてやすりをかけていく夢のマシーンです(笑)

電動サンダーにサンドペーパーを挟んで振動させてやすりをかけていく夢のマシーンです

野地板をよく使う私が電動サンダーなしではDIYできない(楽しめない)といっても過言ではありません。
安価なもので1万円弱で販売していますよ。
また、ホームセンターでも貸し出しをしているところも多いです。
購入者が利用できる工作室があるホームセンターでは購入後、サンダーを借りてやすり掛けをしてきてしまうのも一つの手段ですね。

ひたすらガーガーとやすり掛けをして、表面がほどよく整ったら、次は着色保護です。
着色保護→下穴開け→板壁設置という手順になります。

そちらはまた次の連載で詳しく書かせてもらいますね♪

DIYにはまった主婦an
引っ越しを機にDIYにはまった主婦anです。
5人家族+にゃんこで大好きなインテリア・雑貨に囲まれて暮らしております。

・DIYクリエイター
・ライブドア公式ブロガー
・ターナーDIYアンバサダー
・作品販売
・ワークショップ講師など
【ブログ】
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