【DIYの基本テク:その4】ネジ留めで、収納や掃除がちょっと便利に!

投稿日:2020年2月5日(水曜日)


こんにちは。フェリシモ女子DIY部のけびょです。

2月になりましたね!あっという間に1月が終わってびっくりです。
こうやって1年が終わっていくのか……と、もうすでに時間の速さに震えています。

さて今回は、DIYで最もよく使うと言っても過言ではない「ネジ留め」について、改めて見直してみたいと思います!
何かを組み立てるときだけではなく、「ここにフックがあったら収納に便利なのに」とか、「キャスターがついていたら動かしやすいのに」というときに、この「留める」テクニックを知っているだけで、生活のちょっとしたことがラクチンになりますよ。

フックとキャスターをつける

今回は3つの留めるにチャレンジ。
上から、
①飾り棚をつける
②フックをつける
③キャスターをつける
です。

使った材料と道具

<今回使った材料と道具>
木の箱、当て木4枚、板、キャスター、フック2種類、L字金具、電動ドライバー、ラチェットドライバー、接着剤、尺金、えんぴつ

そもそもなんですが、板を組んだり、キャスターとかフックをつけるときに、「ネジ」と「釘」のどちらがよいのかな?と思われたこと、ありませんか?
なんとなく大工さんを想像すると、金づちで釘を打つ光景が浮かぶのですが(私だけ……?)、初心者のDIYにはネジ留めの方が安心!
ネジなら、間違えて打っても、逆回転すると抜けるのでやり直しがしやすく、釘にくらべて抜けにくい上に途中で折れない!
初心者はどうしても、間違えた場所に打ってしまったり、留め方が甘かったり、打つ力加減がわからなくて強すぎたり……なんてこと、あるあるですもんね……
慣れてくると、ネジ頭が外側から見えるのがイヤだから隠し釘を使おう!みたいなこともできますが、まずはネジで肩慣らしするのがよいかなと思います!

今回は、キャスターやフックそれぞれに付属しているネジを使いました。
ネジがついてない場合や、自分で選ぶ場合は、留める側の板の厚さの2倍の長さが目安です。
ホームセンターに行くと、色も素材もいろいろあるので迷いますよね~。
強度とかもいろいろあるのですが、女子のDIY的には見た目!ってことで、見える部分=ネジ頭の色とか素材で選んじゃいます。

さてさて、前振りが長くなりましたが、さっそくトライ!

キャスターをつける木の箱の底面の板が薄かったので、当て木をしました

キャスターをつける木の箱の底面の板が薄かったので、当て木をしました。
当て木をしておかないと、ネジが板を貫いたり、板が割れることがあるので、補強大事!
当て木にする板は、あまっていた板からキャスターの取付座のサイズに切り出しました。
底だから見えないし、厚ささえ適切であれば何でもOK!
接着剤で仮留めしておきます。

キャスターの穴の位置にえんぴつで印をつけて、キリやドリルでネジより細い下穴をあけます

ネジを打つ前に、どこにネジ留めするかわかるように、キャスターの穴の位置にえんぴつで印をつけて、キリやドリルでネジより細い下穴をあけます。
下穴あけ大事!
これをするだけで、ネジ留め成功率が断然に上がります。
ただし、板を貫かないように気を付けて!
ネジの長さ、板の厚さを考えて、キリやドリルにマスキングテープで印をつけておくとGOODです。

十字穴のサイズにあわせてドライバーを選び、締めていきます

いざ、ネジ留め!
ネジ山(頭の部分)の十字穴のサイズにあわせてドライバーを選び、締めていきます。
そもそも、この十字穴にサイズがあるとかも知らないですよね……
私はフェリシモ女子DIY部に入るまで、ちゃんと意識したことなかった~。
そういうときに、ぷちドラのマルチビットは神☆
ビットを電動ドライバーにもつけれるし!

女子はどうしても腕力が弱いので、電動ドライバーだと楽に作業ができますよ。
こんな大きくて重いインパクトドライバーとか怖い……という方には、小さいサイズのものも出ているので、ぜひ!

まっすぐになるように、ちょっと怖いですが最初はネジを支えて締めていきます。
ドライバーの回転を速くすると滑ってしまうこともあるので、ネジを板に垂直にして、上から押しこんでいくようにするとスムーズに入っていきますよ。

位置決めて、下穴あけて、チュイーン

フックも工程は一緒!

位置決めて、下穴あけて、チュイーン!

位置決めて、下穴あけて、チュイーン

L字金具も一緒!

位置決めて、下穴あけて、チュイーン!

途中まで電動ドライバーで入れて、最後の締めはラチェットで、なんてのも粋です

大きな電動ドライバーだと、ネジが回しにくい場所に打つときは、小型のラチェットドライバーなど、手動で使えるものがあると便利。
最後にネジが勢い余って埋まってしまわないように、途中まで電動ドライバーで入れて、最後の締めはラチェットで、なんてのも粋です。

フックとキャスターつけ完了

というわけで、あっという間に完成~~~!

ちなみに……
DIYの本や記事を見ていると、「ビス」というのがよく出てくると思うのですが、ビスはネジの仲間!
小さめのネジで、先がとがっているもののことをビスというそうです。

意外と知らないままやっているネジ留め。
ポイントを押さえれば、より簡単に、よりキレイに、よりスピーディーにネジ留めできて、DIYの時間も短縮できちゃう!時短!
これがこうなったらな~をネジ留めテクで叶えて、便利でラクチンな暮らしに一歩近づいちゃいましょう!

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