やらなきゃとは思っているけど……

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お金の管理ってどうやるの?
新社会人が知っておきたいこと

新社会人になって初めてもらえる「給与」。
自分で働いてもらえるお金は誰しもうれしいものだと思います。しかし管理せずに使っていると、支払わなければいけない必要経費すらも足りない……!なんてことになる危険性も。

この記事では「管理しなければ……とわかっているけどなかなか行動できない」という方に向けて、お金の管理のヒントをご紹介します。
給料日前に焦らないように、自分に合った管理の仕方を見つけてみてください。

社会人だし、お金の管理を
できたほうがいいよね……

学生時代のアルバイトとは違って、社会人の「給与」は金額も大きくなってきます。
同時に、退勤後に同僚と飲みに行ったり、連休に遊びに出かけたりと「支出」の額も増えてきます。
社会人になってから一人暮らしを始めた方は、家賃や光熱費、食費など、考えなければいけない「支出」の種類も増えているはずです。

このように社会人になると「入ってくるお金」の量も、「考えなければいけない支出」の量も増え、しっかり管理していないとそのバランスが保てなくなってしまいます。
お金が必要になったとき、余裕をもって支払いができるようにするために、今からしっかり管理しておくことが大切です。

そもそも
「お金を管理する」って
どういうこと?

「管理が必要とはわかっているけど、何をすればいいの?」と悩む方もいると思います。
わたしも実はお金の管理が大の苦手で「何から始めればいいか分からない……」と先延ばしにしていた時期がありました。
まずは「お金を管理する」ということがどういう状態か基本的なポイントをお伝えします。

今の収支を振り返る

まだ何も管理できてない!という人は「今の収支を振り返る」ところからスタートです。どれくらいの収入があって、何にどのくらいお金を使っているのかまずは書き出してみましょう。

目標の収支を考える

今の収支がある程度分かったら、それぞれの「支出」や「貯金」に対して目標の金額を設定してみましょう。使いすぎているところがないか?逆にもう少し余裕をもてる部分が無いか?考えながら設定するのがポイント。最初から厳し過ぎるとと続かないので、まずは緩めの金額設定にしておくのが吉。

実践、そして振り返り

目標が決まったら、実践編です。金額を意識しながら生活してみましょう。そして使った金額を記録し、振り返ります。実際の支出と目標金額に大きな差があれば、見直しも大切。お金の使いすぎや目標金額が低すぎる可能性があります。

この3つのポイントを意識しながら毎日、毎月生活することで、少しずつお金が管理できるようになってきます。

お金の管理に
おすすめの方法

実際にお金を管理する時に手助けになる方法をご紹介します。

家計簿をつけてみる

毎月の収支を振り返るために、家計簿をつけてみましょう。最近では家計簿アプリもさまざまな種類があり、支出の種類を自分好みにカスタマイズしたり、口座連携出来たりするものも多いです。支払い後すぐに記録ができるので、記入漏れも防げます。

クレジットカードや
バーコード決済を利用

現金を数えるのが億劫、レシートをいつも貰い忘れてしまう!という人はクレジットカードやバーコード決済を活用するのもよいと思います。明細やアプリの履歴に「いつ」「どこで」「いくら」使ったかが残るので、毎回書き残して置く必要が無くなりますし、ポイントなども貯まってお得です。ただし、現金よりも「お金を支払っている」感覚が鈍くなるので使いすぎには要注意。

編集部のまとめ

お金を上手に管理する方法はさまざまありますが、向き不向きも人それぞれ。

はじめはむずかしいかもしれないけれど、生活していくうちになんとなく自分の特性もわかってきます。
自分の「クセ」が分かったら、それに合った管理方法を探してみるのもよいでしょう。

STAFF
text:omiso
illustration:nick