準備すれば緊張がやわらぐ

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初対面の人とうちとける!
会話のコツ

春は、「はじめまして」が一番飛び交う季節。まったく新しい環境での日々がはじまる。そんな方も多いのではないでしょうか。新しい出会いが待っている期待感とともに、「新しい環境になじめるかな……」という不安はみんなが感じるものです。今回の記事では、少し意識するだけで人と「うちとける」ことができる。そんなヒントをご紹介していきます。

これさえできれば大丈夫。
話すときは、
ゆっくり笑顔で

話す内容どうしよう……うまく話さないと……と考えなくても大丈夫。緊張しているときこそ、まず深呼吸をして肩の力を抜いてみてください。話の内容よりも、実は話し方と表情の方が印象には残っているもの。うまく話すことよりも、話す早さと笑顔に意識を向けてみてください。緊張していると無意識に早口になってしまい、かたい雰囲気になってしまうので、ゆっくり丁寧に話すこと、そして笑顔でいるだけで第一印象がとっても良くなります。

定番の質問を用意しておく

初対面の方と、何を話せばいいのか想像するのはむずかしいですよね。沈黙は気まずいし、だからといって自分の話ばかりするのも……。もしかしたら相手の方も同じことを思っているかもしれませんね。そんなときのために、定番の質問を用意しておくのがおすすめ。“会話に困ったら、この質問をしてみよう”というものがあるだけで、気分も違います。どんなときでも使える、簡単な質問をいくつかご紹介します。なるべく「はい。いいえ。」で終わる質問ではない方が、会話のキャッチボールが続きやすいですよ。

「どこから来られましたか?」

うちとけるためのヒントとして、会話の中で共通点をたくさん見つけることを意識してみてください。一つでも共通点があると、グッと距離が縮まります。この質問は、出身が同じでなかったとしても「私行ったことないんですけど、ずっと興味があって。どんなところなんですか?」と会話が続けやすい質問です。会話の中で、“あなたに興味があります”と伝えることも実はとっても大事なことなんです。

「その〇〇素敵ですね、どこで購入されたんですか?」

相手の方がもっているもので雰囲気が良いなと思うものを、素敵ですねと声をかけてみましょう。なるべく、自分が本心で素敵だなと思うものが良いです。同じ雰囲気のものが好きなんだ、という共通点があれば、初対面でも少し距離が縮まります。教えてもらったお店を知らなかった場合にも「どんなお店なんですか?」と興味をもって、質問を続けてみてくださいね。

心のうちを、
ちょっとだけ話してみる

緊張しています、ワクワクします。と本心を素直な言葉で伝えて、「わたしもです」と共感できるだけでも心の距離はグッと近づきます。話すのが苦手でも、大丈夫。素直でいることが大切です。むずかしい言葉は使わずに、感情を素直に伝えて、オープンマインドで話してみてください。

編集部のまとめ

まずは焦らず深呼吸。肩の力が入ってしまっている人より、自然体の人の方がうちとけやすい雰囲気を感じてもらいやすいものです。会話の内容より、まずはどんな印象にみられたいかな?と意識してみてください。会話の中では、たくさん話すよりも、たくさん質問をすることを目指し
てみましょう。ぜひ聞き上手を目指してみてくださいね。”私に興味を持ってくれているのかな”
、“共通点がたくさんあって嬉しいな”そんな風にお互いが思うことができれば、きっと新しい環境
でも楽しい時間を過ごすことができるはずです。

STAFF
text:さきやまみさき
illustration:ざざ(@zaza.hibi)