行ってきたアピールに思われない?

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職場におみやげは必要?
買うべきか迷ったら……

「旅行に行く予定だけど、職場におみやげは必要かな?」と悩む新社会人の方は多いのではないでしょうか。
事前に出かけることを伝えてしまった手前、渡さないと失礼かな?と悩んだり、持って行ったほうが好印象かな?と悩んだりしますよね。

この記事では、そもそも職場におみやげを買うべきかどうかや、買う場合はどういったおみやげがおすすめかをご紹介します。

旅行に行ったら、
職場用のおみやげを
買うべき?

おみやげを買うか買わないかで悩んでいる場合は、買ったほうが無難な選択だと思います。
基本的におみやげをもらって嬉しくない人はいないでしょう。

もし職場の方に「今度の週末は旅行に行ってきます!」と話している場合は、おみやげを渡したほうが自然です。

ただ、毎回旅行に行くたびにおみやげを渡すと、かえって気を遣わせる可能性もあります。
では、どんなときにおみやげを買えばいいのか、具体的なケースをご紹介します。

おみやげが必要なのは
どんなとき?

長期休暇のとき
(GW・お盆休み・年末年始など)

長期休暇のときには、他の方がおみやげを職場に持っていくケースがよくあります。
職場の方がおみやげを買っていることを想定して、自分も旅行に出かけた場合はおみやげを用意しておいたほうが安心です。

コミュニケーションを
とりたいとき

おみやげは、大前提として「絶対に買うべきもの」ではないのですが、職場のメンバーとのコミュニケーションをとる一つの手段として有効です。
「先週の休日に温泉旅行に行ってきました。よかったらどうぞ!」などと話すことで、「温泉旅行いいなー!どこに行ってきたの?」と会話が広がり、職場の雰囲気がよくなるイメージができませんか。
入社して間もないころや、仕事でバタバタしていてなかなかゆっくり話す機会がないときなどに、おみやげがあればコミュニケーションに役立つでしょう。

有給休暇を取得して
旅行に出かけたとき

有給を取得して旅行に出かけたときは、ぜひおみやげを職場に持って行きましょう。職場の方にお休みをいただいた感謝の思いを、おみやげに込めて伝えることができます。
また、今後も有給休暇を取得しやすいような雰囲気を職場内で作り、働きやすい環境にしていくという観点でもおすすめです。
「〇〇に旅行に行ってきました。よかったらぜひ召し上がってください」と、おみやげの横にメモを添えて丁寧な印象も与えましょう。

どんなおみやげが
職場にはおすすめ?

個包装になっているお菓子

職場にお菓子を買っていく場合は必ず「個包装になっているもの」を選びましょう。
おみやげをみんなで同じタイミングに食べることはあまりないので、始業前や休憩時間など職場の方が好きなタイミングで食べられるようにといった配慮が大切です。
また、クッキーやラスクなどは比較的容量も多いので、大人数の職場などにおすすめです。

日持ちするお菓子

おみやげを購入する際は賞味期限にも注意してください。
クッキーなどの比較的日持ちするものは基本的に大丈夫ですが、和菓子などを選ぶ場合は気をつけるようにしましょう。
賞味期限の目安としては、最低でも2週間以上あるものがよいと思います。「おいしい」「かわいい」といった基準も大切ですが、日持ちするお菓子かどうかも忘れずに。

味のバリエーションがあるもの

職場の方が好きな味を選べるように「味のバリエーションがあるもの」を用意しましょう。
苦手なものや食べられないものがあることを想定して、職場のみんなが喜んで受け取ってくれるおみやげを選ぶことも大切なポイントです。

職場の人数よりも
少し多い数で用意する

他部署におみやげを持っていくケースも想定して、おみやげを渡したい方に最低でも1つずつは受け取れるように多めに用意しましょう。
足りなくなったときに、誰かが2個食べたんじゃないか……と疑いを持ちたくはないですよね。
職場の規模にもよりますが、職場の人数に+10個程度あれば問題ないでしょう。少ないよりは、多いほうが確実です。

おみやげが被る時期には
あえて被らないものを選ぶ

他の職場の方もおみやげを用意しているであろう長期休暇の際は、あえてイレギュラーな選択をするとよいかもしれません。
例えば職場の方がクッキーや洋菓子を持っていくだろうと想定したら、それに合わせてコーヒーパックをおみやげとして持っていくなどしてみてはいかがでしょうか。
「〇〇さんもおみやげを買ってくると思い、一緒に楽しめるものにしました!」となると、気が利くねと好印象間違いなしでしょう。

編集部のまとめ

職場の方におみやげを買うべきかどうか、どんなおみやげを選んだらよいか、意外と悩みがちな問題についてご紹介しました。

せっかくおみやげを渡すなら、職場の人に好印象を与えられるようにして、円滑なコミュニケーションを取れるようにしましょう。

STAFF
text:Yudai Mino
illustration:Ririko Saito