もっとやりたいことがある気がする。

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今の仕事にもやもやしたら
試してみたいこと

平日の夜の帰り道。今の会社は、すぐに辞めたいほど嫌でもないけど楽しくもない。転職したい気持ちはあるけど、特にこれがやりたいという職業もない。「あぁ、ずっとこの会社で働いて年をとっていくのかな……」そんな気持ちになった経験はありませんか。漠然とした不安を抱えて毎日を過ごすのは、まるで出口のない洞窟の中にいるよう。

今回の記事では、過去の経験からスルスルと紐解いていくことで、あなたのワクワクのカケラを一緒に見つけ出していきます。これから2つの質問をしていきますので、スマホのメモ帳でも、ノートでも。ぜひ書き出しながら読み進めてみてくださいね。

「やりたいことを見つける2つの質問」

筆者が、やりたいことを見つけるために試してよかったことをご紹介します。今ではやりたいことだらけの筆者ですが、以前は「自分のやりたいことは?」と聞かれても一つも答えられないタイプでした。そんな時に役立ったのが、とにかく自分にたくさん質問をすること。その答えを書き出して目に見える形にすることで、自分を客観視することが出来るようになってきたんです。やりたいことがないと悩んでいた時に、筆者が出会いたかったなと思う記事にしています。この記事を通して、ぜひやりたいことを一緒に見つけていきましょう。

1.学生時代に心動いた経験。どんな時だった?

はじめはすぐに思いつかないかもしれません。でも、深く考えすぎなくて大丈夫。あの試合での、あの瞬間。あの旅先での、あの出来事。ワクワクする! しあわせだ!そう思えた経験。どんなにちっぽけだと思うことでも良いんです。記憶に残っているということは、あなたにとってとても大切な経験だったということだから。

2.その経験で、なぜ心が動いたのかな?

学生時代に心動いたあの経験。今でも記憶に残っている理由。その理由を、ぜひ思いつく限り書き出してみて。「そっか。皆で頑張ってきたことが報われたからうれしかったんだ。」「そっか。見たことない景色に感動したから、心動いて記憶に残ってるんだ。」

……そう、これこそがあなたの中に眠るワクワクのカケラ。ここまで書けたら、後少し。今の時点でも、きっと自分の中で新しい気づきがあったんじゃないでしょうか?

ワクワクのカケラを頭にプスプス。たくさん持って生きていく。

2つの質問から少しずつみえてきた、ワクワクのカケラ。自分のそれを常にアンテナにして、日々を過ごしてみたら、もやもやしている心が、だんだんすっきりしてくるかも。

自分の心動く理由を知っていると、友人とのふとした会話や、ふいに流れてくるインスタ広告、街にあるポスターにもビビビッとくることが増えてきます。”転職したい”と考えるとき、まず転職サイトを開くのではなく、自分についてよく知ること。実はそれが、納得できる暮らしへの近道かも?

編集部のまとめ

この記事が、あなたの人生がワクワクで彩られるきっかけになっていたらうれしいです。自分の気持ちに素直に、無理せずのびのびと生きていきましょうね。

STAFF
text:さきやまみさき
illustration:ニシモトタクミ