いつか行ってみたい!とは夢みているけど

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ひとり旅って何をするの?
おすすめの楽しみ方

ひとり旅をしたことがありますか?社会人になって、ひとり旅に興味はあるけれど「何をしたらいいんだろう」と不安が募り、なかなか踏み切れないという方も多いのではないかと思います。
この記事では、そんなひとり旅の心構えや楽しみ方、困ったときの対処法をお伝えします。

いざ初めてのひとり旅!楽しみだけど……

「急なアクシデントがあったらどうしよう」、「ひとりで観光して本当に楽しめるのかな」など、初めてのひとり旅では不安が尽きない方も多いのではないでしょうか。
わたしも初めてのひとり旅では、そもそもひとりでバス乗り場にたどり着けるのか、旅先で何をしたらいいか分からない……と不安でいっぱいだったことを覚えています。
それでも、ひとり旅には親しい友人や家族と旅行をするのとはまた違った魅力があります。

ひとり旅の魅力って?ひとりならではの楽しみ方

①自分が行きたいところに気兼ねなく行ってみる

ひとり旅の最大の特徴は何といっても自由なこと。
ひとりであることで、自分の興味関心の赴くままに行動することができます。
いつもより足取り軽く、やってみたかったことに挑戦したり、行きたかった場所に行ってみたり、すべて自分の心に素直に旅を楽しめます。

だからこそ、あえて計画を立てないで偶然を楽しむのもいいかもしれません。
その日の気分ですることを決めたり、ふらっと通りかかったお店に入ってみたり。
偶然登ってみた山頂からの景色がとてもきれいだった、ひとりで入った定食屋さんのご飯がおいしすぎて忘れられない……などなど心躍る経験ができることも多いですよ。

②ひとり旅ならではの出会い

「旅先での人とのかかわりは少ないのでは?」と思われがちなひとり旅ですが、実はひとりだからこその出会いであふれています。
ひとりだからこそ、地元の人やほかの旅人に話しかけやすく、また話しかけられやすいのです。
旅先での時間をそこで出会った人たちと共有できるところがひとり旅の魅力でもあります。

旅先で出会った人とかかわりたいなら、ゲストハウスなどひとり旅の旅人が集まりやすい宿に泊まるのもおすすめです。
ゲストハウスで出会った旅人と人生について語り合ったり、オーナーさんが地元の人しか知らないおすすめスポットに連れて行ってくれたり。
友だちとの旅行ではなかなか得られない、貴重な体験ができるかもしれません。

③旅を通して自分に向き合う

ひとり旅では、旅先で感じる喜びや不安など、さまざまな感情をひとりであるがゆえに強く感じます。
旅先での経験とそれにまつわる感情が、大切なものとして自分の中に長く残ることも魅力でしょう。
たとえばきれいな景色を見たとき、友だちといるとたくさん写真を撮ったら次に行ってしまいがちですが、ひとりだと気のすむまで景色の中に身を置くことができます。

また、ひとりなので、必然的に自分に向き合う時間をたくさんとることができます。
移動で窓の外の景色をひとりで眺める時間、旅先のカフェでほっと一息つく時間など。
日常とは異なる場に行き、新しい経験をすることで、ふとしたアイディアが湧いてきやすいです。
あとからでも思い出せるように、旅先で日記を書いてみたり、写真を撮ったりしてみるのもおすすめです。

ひとり旅で困ったことと乗り越え方

①思いがけず予定が崩れてしまったけれど……

ひとり旅では、思いがけず予定が崩れてしまうこともあります。
行きたかったお店がやっていなかった、交通手段の予約がいっぱいだった、アウトドアアクティビティを楽しむ予定が雨が降ってしまったなど。
そんなときでも、予定がなくなったことで新しい楽しみを見つけられることがあります。

わたしも、レンタカーの予約がとれずバス移動になってしまったとき、地元のおじいちゃんとバス停で出会い、1時間ほどお話ができたことがあります。
予定通りにはいかなかったけれど、おじいちゃんに出会えたことは私の中に素敵な旅の思い出として今も残っています。

②ハプニングをどう乗り越える?困ったときは助けを求めよう

ひとり旅では、アクシデントやハプニングに見舞われることも。
電車やバスが遅延してしまった、お財布や荷物をなくしてしまった、道に迷ってしまった……など、ひとりだからこそ感じる不安もとても大きいでしょう。

そんなときは深呼吸して、周囲の人に状況を説明して助けを求めてみることがおすすめです。
「ひとりでなんとかしなきゃ」と思いすぎるよりも、周りに助けを求めることで徐々に落ち着ちつくことができ、実際に解決に向かうことができます。

編集部のまとめ

ひとりで行ったことのない土地に旅をすることは、ふだんの忙しい日常から距離を置き、自分の心が揺れ動く瞬間を鮮明に捉えることができる時間でもあります。

リュックサックにどきどきとわくわくを詰め込んで、魅力たっぷりなひとり旅にぜひ出かけてみてください!

STAFF
text:彩
illustration:iina