社会人になって「イメージと現実が違った」など、挫折を経験した人も少なくないのではないでしょうか。
かくいう私も、社会人生活の中で何度も挫折を経験しており、そのたびに悩んだり苦しんだりしてきました。そこで、この記事では、挫折から立ち直るためのヒントをご紹介します。

社会人になって味わう
挫折感はつらい……

仕事やキャリアにまつわる挫折には、2種類あるとされています。
1つ目は、自分の心の中でする挫折。2つ目は、周囲の評価による挫折。
私たちは「仕事で認められたい」「社会や会社の役に立ちたい」といった気持ちで、日々もがきながらもがんばっていると思います。
でも、勉強した分だけ点数が上がるテストとは異なり、社会人に対する評価は学生時代にイメージしていた以上にシビアなところがあります。

精一杯がんばっているのに報われないことも少なくないからこそ、社会人になってから味わう挫折感はとてもつらいですよね。

挫折をしたら、
どう気持ちを切り替えたら
いい？

一度挫折してしまうと、気持ちを切り替えるまで時間がかかるもの。
そんなときは「失敗は成功のもと」と思うことで、挫折の捉え方が少し変わるかもしれません。
これは「失敗しても、その原因を追究したり、欠点を反省して改善していくことで、かえって成功に近づくことができる」 という意味ですよね。
成功まで一直線に走れる人がうらやましく見えることもありますが、回り道をすることでより多くのものを得て、もっとよい形で成功できる可能性があります。

立ち直るために、
ためしてみたい行動とは

挫折の捉え方を変えてみても、うまく気持ちを切り替えられない場合もありますよね。そんなときに、ためしてみたい行動をいくつかご紹介していきます。

信頼できる人に相談する

会社の上司や先輩、仲のよい同僚など、信頼できる人に思いを打ち明けてみる方法があります。「挫折したことを知られるのは恥ずかしい」という人もいるかもしれませんが、他人に話すことで新しい考え方を得られたり、今後も相談しやすい関係性をつくれたりしますよ。

今の気持ちや考えを
書き出して整理する

これは「書く瞑想」とも呼ばれるジャーナリングのこと。むずかしく聞こえるかもしれませんが、頭に浮かぶことを紙に書き出すだけの、簡単な思考の整理術です。気持ちを切り替えられないときは、頭の中がごちゃごちゃになってしまっていることもあるため、文字や絵などを使いながら整理するのもおすすめです。

あえて新しいことに
挑戦して成功体験を得る

挫折で落ち込んでいると、頭がそのことばかり考えて、休日もモヤモヤしてしまうかもしれません。その場合、あえて新しいことに挑戦してみるのも効果的です。例えば、ふだんはインドア派の人なら、登山やキャンプ、釣りなどをしてみることで、新しいことに挑戦できたという成功体験を得ることができますよ。