気が付いたら休みの日が終わりそう

ティップス

休日の夕方からでもできる
ちょっと特別な過ごし方

待ちに待った休日。悠々のんびりすごしていたら、あれ、もう日が暮れはじめている……1日が終わりかけていると思うと、なぜかとってももったいないことしてしまった気分に。いえいえ。休日は、「やすみのひ」なので何もせずぼーっとしていても自分にはなまるをあげていいんです。ぼーっとすることにも飽きた夜が、ちょっと特別なものになる。この記事が、そんなヒントになればうれしいです。

飲み物にカットフルーツを
挿してみる

特別な日に使う、ちょっといいグラスを奥から出してきて。いつか飲もうと思っていたあのドリンクをプシュ。ひとりでこんなぜいたくしていいの? と思ってしまうくらいがちょうどいい。アロハなカフェの店員さんになった気分で、グラスを舞台にるんるんで彩ります。飾りになっていたアロマキャンドルにも、火をつけてみたりして、あ、あの映画でも観ちゃおうかな。あとは眠るだけの夜に、しゅわしゅわと心解けるぜいたくな過ごし方です。

翌朝食べるパンを焼いてみる

おいしいパンが翌朝待っているかと思うと、寝るときも起きたときも、いつもより自分が少しご機嫌なことに気づいてしまった方はどれほどいらっしゃいますか。最近筆者は、そのパンを自分でつくることにじわじわとはまってきています。むずかしそうに感じるパン作りですが、意外と特別なものは必要ないんです。

特別に必要な材料は、ドライイーストだけ。

パンをつくるぞ!と思い立って、家になかったのはドライイーストだけでした。材料は意外とシンプルで、「小麦粉」「ドライイースト」「塩」「水」の4つだけ。そして案外「ドライイースト」は、ふつうにスーパーに売っています。ベーキングパウダーの近くに並んでいることが多いです。なので、材料調達に困ることはありません。

パン作りは、癒やし時間

自分でパンを作るよろこびはいくつもありますが、パンを作る工程には癒やしポイントがたくさん。もちもちの生地をこねている時の癒やし効果はすごいです。好きな音楽をかけながら、自分のペースで、自分の好きな量、好きな味付けで。明日の朝の自分へのプレゼント。パンを作る、その余白の時間はとっても特別なものになるはずです。

散歩して星空を観察する

夜の散歩には、心を落ち着かせてリラックスさせてくれる効果があります。スマホは置いて、イヤホンもせずにただ歩く。たまに立ち止まって、空を見上げて。情報があふれ過ぎている日々から、少し離れる時間をつくりましょう。頭が少しずつすっきりとして心が落ち着いてくるのを感じます。

近くの岩盤浴や銭湯に
行ってみる

ちょっとからだが疲れているかもと感じるときに。おめかししなくても出かけれられるので、思い立ったらすぐに行けるのもよいところ。ひとりでのおでかけに少しハードルを感じても、岩盤浴や銭湯は足を運びやすい場所かもしれません。そこに来ている方々もそれぞれ自分の時間を過ごしていることが、どことなく安心感を与えてくれます。しんからほくほく温まり、たっぷり汗をかいて。お風呂上がりに、コーヒー牛乳? 飲むヨーグルト? 家に着いたら、もう眠るだけ。こんな夜を過ごせたら、明日からも心にゆとりをもって過ごしていけそうです。

編集部のまとめ

忙しい日常の中にこそ、「休む」ことを大切に。旅行や買い物など特別な予定がなくても、自分の声に耳を傾けて、食べる、寝る、お風呂につかる、ごろごろする。それぞれの好きな「休む」を満喫して、心満たされる休日が過ごせますように。

STAFF
text:さきやまみさき
illustration:ざざ(@zaza.hibi)