記念に感謝を伝えてみたい

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初任給で何を買う?
親へのプレゼント編

社会人として初めてもらう初任給は特別なもの。この機会に親へ感謝の気持ちを伝えたいと考えている人は多いのではないでしょうか。
感謝の伝え方は人それぞれですが、みんなは実際に何を贈っているのか、どのくらいの予算をかけているのか気になるところですよね。
そこで今回は、社会人1年目の私が実際に親へプレゼントをする際に参考にしたものをご紹介します。

初任給で親へのプレゼント。予算は?

これまでの感謝の気持ちを込める!とは言っても、使える予算には限りがあります。あまり高級なプレゼントをしても、かえって気を遣わせてしまうでしょうし……。
一般的な予算は手取りの一割と言われていますが、実家暮らしか一人暮らしかでも金銭状況は異なるはず。お財布と相談して5,000円~30,000円くらいで検討してみると良いでしょう。

大事なのは、値段より気持ち。高いものを贈ろうと意気込むのではなく、感謝の気持ちが伝わるような相手を思ったプレゼントを選ぶことが大切です。

おすすめのプレゼントは?

親のライフスタイルや趣味を思い浮かべると、プレゼントを選びやすくなります。例えば、日ごろお仕事をがんばる父には仕事中に使えるもの、おしゃれが好きな母には似合いそうなファッションアイテムなど。
「これがあったら便利だろうな、うれしいだろうな」と思うものを選ぶとより喜んでもらえるでしょう。
また、事前に欲しいものや好きなお店を聞いておくと、失敗はありません。日常の中でのふとしたつぶやきも参考になります。

①おうち生活を楽しくするアイテム

毎日家の中で使うものは比較的ハズレがなく喜ばれやすいです。両親は使うたびにあなたのことを思い出してハッピーになれるはず。子どもならではの目線で親の生活を便利にしてくれそうなアイテムを選んでみるのも良いですね。

<おすすめ>
5,000円~10,000円:夫婦おそろいのマグカップやおはし、食器類など
10,000円~30,000円:電気ケトルやお掃除ロボなどの電化製品、高級バスタオルなど

②お仕事に使えるアイテム

社会人になった今だからこそ、親の仕事の偉大さを痛感しているはず。お仕事に使えるアイテムを贈れば親の仕事に対する敬意を示せるのではないでしょうか。

<おすすめ>
5,000円~10,000円:ネクタイピンや万年筆、名刺入れなど
10,000円~30,000円:ネクタイやバッグ、靴など

③ふだんから身に着けられるアイテム

あまり使わないものよりも毎日使うものの方が親としてもうれしいはず。日常的に使うものは、より相手の好みを考える必要があるため選び甲斐もあります。

<おすすめ>
5,000円~10,000円:ハンカチやピアス、キーケースなど
10,000円~30,000円:財布やバッグ、時計など

また、ブランドものを買うときには、あらかじめ両親の愛用ブランドや似合いそうなブランドを調べておくと後悔のないプレゼントができます。

「こと」のプレゼント

プレゼントの定番と言えば形に残る「もの」ですが、思い出に残る「こと」のプレゼントもおすすめです。これまで、誕生日や父の日・母の日に「もの」を贈ったことはあっても「こと」を贈ったことがある人は少ないのでは?
初任給で今までとは違う贈りものがしたいと考えている人は、思い出に残る「こと」をプレゼントしてみましょう。

①食事

これまでは当たり前に親がしてくれていた支払いを自分がすることで、親に成長した姿を見せることができます。いつもは行かない少し良いお店を予約し、特別感を演出するとさらに喜んでもらえるでしょう。

<おすすめ>
5,000円~10,000円:レストランのランチコースやお取り寄せグルメ、お酒など
10,000円~30,000円:レストランのディナーコースやホテルのビュッフェなど

また、良いお店はサービス料金も別途かかることがあるため、総額をあらかじめ計算しておくとお会計時にあわてずに済みます。

②旅行

親に旅行をプレゼントし、非日常空間で日ごろの疲れを癒やしてもらうのも特別感のある贈りものです。しかし、旅行は比較的高くついてしまうため欲張りすぎには注意!

<おすすめ>
5,000円~30,000円:日帰り温泉旅行
また、どこに行くか考えるのも旅行の醍醐味。そこで、カタログ式旅ギフトもおすすめです。親に行先を選んでもらい、旅行の楽しさを100%味わってもらえます。

プレゼントを喜んでもらう 一工夫

感謝の気持ちを伝えるとっておきの方法は、メッセージです。これは私の実体験ですが、両親にプレゼントを渡した際、初めははしゃいでいた両親が手紙を読みはじめてから目がうるんでいたのを覚えています。
もちろん贈りものにも価値はありますが、いちばん気持ちを伝えられるのは言葉かもしれません。面と向かっては恥ずかしくて言えないことも文面でなら伝えやすく、おすすめです。

編集部のまとめ

わが子からのプレゼントはいつだってうれしいものですが、一生に一度の初任給で贈ってくれたプレゼントは特別。たとえ高価ではなくても気持ちを込めて選べばきっと思いは親に伝わるはずです。自分なりの感謝の伝え方を考える際、ぜひ参考にしてみてください。

STAFF
text:hiyori
illustration:yuichi