失敗してもまた楽し。

こんにちは、スプンクのえりすけです！

ワタシが、人生で初めて「テーブル」というものを作ったのは
かれこれもう１０年以上も前のことでした。

大好きなカフェに、それはそれは可愛いテーブルがあったのです。

手づくりのそのテーブルは　ツヤのあるアイボリーのペンキでぽってりと塗られていて、
テーブルの上にはいつも
小さなビンに、野の花がちょこんと飾られていました。

「ハァ～こんなテーブルが自分の家にあったらなぁ。」という想いが
いつしか　「・・・もしかしたら自分でつくれるかもしれない。」という想いに変わり
それからはそのカフェに行くたびにテーブルを鋭く観察観察また観察。

ランチを頼んで　それが来るまでの間に
テーブルの下に顔を突っ込んで　いったいどういうツクリになっているのか？
裏側までキョロキョロと念入りにチェックしていました。
（怪しい人です。。。）

それからは他のカフェに行った時なども手作りのテーブルを見かけると
すかさずササッと　テーブルの下に顔を突っ込んで
構造を確認するクセがついてしまいました、ハハハ。

そこでわかったこと・・・

「テーブルってみんな同じじゃないんだ！いろんな作り方があるんだわ！！」

こんな当たり前のことがその時のワタシにはとても新鮮で

「だったら、自分のスキなようにやっちゃっていいのだなッ！！！」

さっそく安い板を買いこんできて　こんな感じかな～♪ホイサホイサ～♪と
とにかくテーブルのカタチにしてみました。

↑　写真が残っていました、コレです。
お気に入りのカフェを真似して、ビンに花なんか入れてますね、フフフ。

今でもよく覚えていますが、こんなテーブルでも出来上がった時　嬉しくて嬉しくて
何故かホットケーキを焼いて並べ、コーヒーを入れ、
「ホットケーキができたから席に着くように・・・」夫を呼びました。

向かい合って座って「いただきます！」
ふたりでホットケーキをナイフで切り始めると
テーブルがギッシギッシ、ゆ～らゆらと揺れるのです、
揺られながらも何とか完食したのですが
それ以来　夫は２度とこのテーブルに近づくことはなく
いつの間にか荷物置き場になってしまったのですがね。

＊

そして３年前、「今度は揺れないテーブルを作ろう！」とチャレンジしたのがこちら↓