【連載】元部員の古民家リノベ 報告 寝室の床・天井編その2【元部員みねてぃのDIYライフ in 吉野】

投稿日:2021年4月7日(水曜日)


こんにちは! 元フェリシモ女子DIY部員のみねてぃです。
古民家リノベーションした時の記録、その51です。

※このリノベーションは2018年〜2019年に作業したものです。

前回は寝室の床を畳から断熱材を入れてベニヤ敷きにしました。

寝室の天井も張っていきます

今回はその勢いで寝室の天井も張っていきます。

寝室の天井は〈竿縁天井〉と呼ばれる仕様の天井です。

寝室の天井は〈竿縁天井〉と呼ばれる仕様の天井です

寝室の天井はダイニングの天井と同じ仕様で、ダイニングの天井を張ったことで寝室の天井も張ろうと思いました。やはり重く暗い印象の天井がフラットになり、そして白く明るい印象で気密と断熱性も上がるのはとてもよく感じたからです。
ダイニングの天井は大工さんといっしょにしたのですが、今回はひとりでやります。なので少しやり方も違います。

断熱材は今まで使っていたボード状のものではなく、屋根裏に敷いたふかふかのグラスウールの断熱材。ボード状のものがいいのでしょうが屋根裏で使っていた分が余っていたので今回はこれを使います。

竿縁と同じ厚みの角材を白くぬって部屋の両端に留めています

竿縁(さおぶち)と同じ厚みの角材を白くぬって部屋の両端に留めています。これはあとでベニヤを留めるための材になります。
断熱材を、先ほど打ったベニヤを留めるための材と竿縁に直接留めていきます。

ベニヤを留めるための材と竿縁に直接留めていきます

留めるのはこのタッカーという道具。

留めるのはこのタッカーという道具

でかいホッチキスみたいなものです。断熱材の両端にはタッカーで留めれるように生地が長く出ています。

でかいホッチキスみたいなものです。断熱材の両端にはタッカーで留めれるように生地が長く出ています

どんどん断熱材を留めていきます。

どんどん断熱材を留めていきます

ダイニングの天井では竿縁の下にさらに仕上げの石膏ボードに留めるための下地の木材を打ちましたが、今回は節約のために竿縁に直接ベニヤを留めていきます。

今回は節約のために竿縁に直接ベニヤを留めていきます

ダイニングの天井では石膏ボード繋ぎ目にはパテ埋めしてから職人さんにお願いしてクロス張りでしたが、こちらも節約してベニヤに白いペンキ仕上げ。天井を張ってからペンキをするのは大変なので、先にペンキを塗っておいたベニヤを用意しておきました。

天井を張ってからペンキをするのは大変なので先にペンキを塗っておいたベニヤを用意しておきました

天井にベニヤを留めるのは釘にしました。上に向かって釘を打っていくのはなかなか大変です。

天井にベニヤを留めるのは釘にしました。上に向かって釘を打っていくのはなかなか大変です

ベニヤ板2枚目張っていきます。2枚目で電気の引っ掛けシーリングの部分にぶつかってしまったのでベニヤを少し欠き取り逃げました。

2枚目で電気の引っ掛けシーリングの部分にぶつかってしまったのでベニヤを少し欠き取り逃げました

今回は私一人でやっていて電気業者さんも入っていないので、

釘を打っていく際に白く塗ったベニヤが結構汚れてしまいました

なので全面張り替えてからもう一度白いペンキで塗り直すことにしました。

全面張り替えてからもう一度白いペンキで塗りなおすことにしました

今回は節約バージョン、でほぼ夜~朝しか過ごさない寝室だから仕上がりの完璧さにはこだわりませんでした。
壁と同じ白を天井にも使ったのですが、壁を仕上げてから1年以上経っていたので、少し壁の白が色あせて違いが出てしまったりもしました。
あとで大工さんに天井を見てもらったのですが、このラフさもいいんじゃない。と言ってくれました。みんなきっちり作りすぎると。海外のリノベした家なんていい意味で適当やで、と。
それでも白くすっきりした印象になりました。

海外のリノベした家なんていい意味で適当やで、と。 それでも白くすっきりした印象になりました

これで寝室の床と天井も終わりです。次回は寝室の最終完成写真をご紹介します。

※このリノベーションは2018年〜2019年に作業したものです。

みねてぃ(元フェリシモ女子DIY部員)
みねてぃ(元フェリシモ女子DIY部員)
フェリシモ女子DIY部卒業後は奈良で木工家具工房を開業するためただいま準備中。
インスタグラムでは古民家と工房のリノベーションの様子、また家具などの製作物をあげています。
【インスタグラム】
https://www.instagram.com/wataru830/

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