【連載】古民家リノベ 報告 お風呂の改装編その3【元部員みねてぃのDIYライフ in 吉野】
投稿日:2019年7月31日(水曜日)
こんにちは! 元フェリシモ女子DIY部員のみねてぃです。
古民家リノベーションした時の記録、その11です。
お風呂場のリノベの続きです。前々回はバスタブを設置、前回はペンキを塗っていきました。
今回はタイルを貼っていきます。
まずは、ブロックを積んだバスタブのエプロン部分の側面と上の部分。
タイルはじっくり選びたかったんですが、リノベでバタバタしており見に行ける時間がなくネットで注文しました。そもそもですが、タイルってどこで売っているんですかね。ホームセンターでは少し売っていますが、種類はそんなにないし。
そんなこんなで注文したタイルが届いたので見てみたら、1枚でも結構ずっしり重くて分厚い。タイルの厚さは10mmあります。大工さんに聞くとこのタイルは屋外とかに貼る外装タイルじゃないかということ。丈夫ではあるが初心者には難しいんじゃないかと言われました。だけど、ケースで買ってしまったしやるしかない!
何が難しいかというと、タイルを貼っていくと端っこなど中途半端な寸法が出てきてしまうので切らないといけないが、分厚い外装タイルは切るのが難しいとのこと。そして、今回買ったタイルは裏に溝がついており、セメントをその溝に盛って貼りつけていくタイプ。
上の写真右のタイルがそうです。左のタイルは、後日キッチンに貼ったものですが、こちらはチューブタイプの接着剤を塗るだけでいいのでラクなんです。タイルも貼ったことなければ、セメントも使ったことない。
セメントは水で溶かして耳たぶくらいのやわらかさにしたらいいんやと教えてもらいましたが、耳たぶのやわらかさって……人によって違うんじゃない!?
YouTube先生の動画をしっかり頭に叩き込んでから貼っていきました。
タイルとタイルの間は目地材を入れるため、すき間をあけて貼っていきます。すき間の幅を均一にするために板の切れ端を差し込みながら貼っていきます。
すき間の幅は、今回は5mmに設定。この数値は、貼る面積を計測してタイルを横に何枚、縦に何枚貼ってすき間は何mmにと割り振りをしっかり計算して決めた数値です。すき間に差し込む板の切れ端は何枚も大量に用意しておいたほうがいいです。タイルに盛ったセメントが乾く前に板を外してしまうとすぐにずれてしまうから。
タイルの裏の溝にセメントを盛ったら、壁に押しつけてゴムハンマーで軽く叩いてあげます。そうするとセメントと溝の間の空気も抜けて均一にセメントが行きわたり密着性が増します。
セメントは難しいー。今回はエプロン部分の上から基準で貼っていっているので、セメントをやわらかく練るとくっつきが悪かったり、タイルの重さで下にずれていったり、かたく練ると塗りにくかったりくっつきにくかったり。しかも早くしないとセメントはどんどん固まっていってしまいます。大工さんが難しいといってたのが身にしみてわかりました。なんとか2・3時間やってこれくらい。
それでもまぁ、最初にしてはきれいに貼れたんじゃないでしょうか。
エプロンの上の部分も貼っていきます。上に貼るのは重さでずれることがない分、まだ簡単に貼っていけました。
なんとかエプロン部分のタイルは貼れましたが、どうしても端はタイルを切らないといけないのです。
タイルを切るのがとても大変……次回はタイルをどうやって切ったかをご紹介します。
フェリシモ女子DIY部卒業後は奈良で木工家具工房を開業するためただいま準備中。
インスタグラムでは古民家と工房のリノベーションの様子、また家具などの製作物をあげています。
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