【連載】古民家リノベ 報告 お風呂の改装編その1【元部員みねてぃのDIYライフ in 吉野】

投稿日:2019年7月3日(水曜日)


こんにちは! 元フェリシモ女子DIY部員のみねてぃです。

元フェリシモ女子DIY部員のみねてぃ

古民家リノベーションした時の記録、その9です。
今回からお風呂場のリノベのスタートです!

解体編では、古いステンレスの風呂釜を撤去しました。

古いステンレスの風呂釜を撤去

古いステンレスの風呂釜を撤去

風呂釜を新しくしたのは、さすがに家族4人に対しては狭すぎる&ステンレスってひやっとするイメージだし、新しくしたい!と嫁からの強い要望でした。
そしてこのお風呂のお湯の沸かし方、なんと薪でした。この時代にまさか毎回火を起こすとな!?
スイッチひとつでお湯はり・追い焚きしたい!
ということで、石油でお湯を沸かせるように設備を整えてもらいました。

茶色いレンガの前が以前は薪をくべるところでした

上の写真の茶色いレンガの前が、以前は薪をくべるところでした。

コンクリートにも穴をあけれる、こんなでかいドリルがあるんです

新たに水道の配線を設けるところなどに、穴をあけてもらっています。コンクリートにも穴をあけれる、こんなでかいドリルがあるんですね。

新しくする浴槽は水道業者さんと相談して、一般的なFRP(ガラス繊維強化プラスチック)素材で、形も一般的なもの。相談している最中は前に住んでいた兵庫と奈良を行き来しているときなので、密に水道業者さんと連絡が取れず、金額と「形は一般的なもの」としか聞かせてもらえず、カタログもなかなか見せてくれなかったんです。あとで思えば、業者さんによってはいつも自分が取り扱っているものしか施工しておらず、挑戦的でもなければ提案もしてくれないこともありました。それしかない一点張りで。
形を見てもいない浴槽に、高いお金を出して買うのか……。
どこか腑に落ちないまま友だちにぼやいていたら、なんと友だちの知り合いに海外の浴槽を輸入している人がいるということがわかり、連絡をとってもらったら「新品はちょっと高いよ。だけどちょうど今、ちょっとだけ傷ついているB品があって処分しようと思っているのがあるからあげようか」という展開に(本体はタダで送料はこちら負担、それでも2万円)。

「もらいます!」

浴槽をゲットできました!
いただけることになった浴槽はドイツ製の「KALDEWI(カルデバイ)」というメーカーのもの。
いきなり最高級のもの。
日本のお風呂は四角くて深いというイメージですが、今回いただけたのはいわゆる”洋バス”といわれる浅くて寝そべりながら入るスタイルのバスタブ。
映画とかでよく見る、泡をたてながら本読んでるあんなイメージです。
洋バスについてあまり知識がなかったので調べてみると、ただ見た目がシャレてるだけではなくてメリットがいっぱいあるんです。湯量が少なくてすんで水圧の負担も少ない。いちばんボクがいいなと思ったのは、洗い場の床と浴槽の底面のレベルを合わせることができるということ。
今までは浴槽の方がだいぶ低いのでまたぐのがしんどいなと思っていたし、小さい子どもがいるので浴槽から上がりたいと言われたときにいちいち抱えてあげるのも一苦労だなと思っていました。

B品でどこに傷がついているんだろうと思って見てみたら、こんなところでした。

側面のこんなちっちゃな傷

側面のこんなちっちゃな傷。他は何も傷ついていないので本当にもらってもいいの!?レベルです。
しかもこの側面は今回のお風呂の配置上、隠れてしまうところ。試しに配置してみました。

試しに配置してみました

ぴったりです! 傷がついている側面も隠れてまったく見えない。
そして今はお風呂むき出しの状態なので”エプロン”というものを考えないといけません。
エプロンというのはバスタブ部分を保護しているカバー部分を指す言葉です。お風呂って本体とカバーがセットになっているんだと、こういう機会がないと知らなかったことが多いです。
このカルデバイのメーカーのエプロンももちろんあるのですがさすがにいただくことはできず、それなら購入しようかなと調べたらめっちゃ高かったので正規品は諦めました。

なのでエプロンは、ブロックを積んでもらってそこに埋め込むようにしました。

エプロンはブロックを積んでもらってそこに埋め込むようにしました

ブロック部分はタイルを貼って仕上げることにします。

シャレたバスタブは据えれましたが、古くさいタイルなどミスマッチ感がすごい。どうやって仕上げていったらいいものか。早くお風呂に入りたいなー。
次回もお風呂リノベ続きます!

みねてぃ(元フェリシモ女子DIY部員)
みねてぃ(元フェリシモ女子DIY部員)
フェリシモ女子DIY部卒業後は奈良で木工家具工房を開業するためただいま準備中。
インスタグラムでは古民家と工房のリノベーションの様子、また家具などの製作物をあげています。
【インスタグラム】
https://www.instagram.com/wataru830/

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コメント

  1. みねてぃ より:

    Daiさま、コメントありがとうございます。
    そしてブログを見ていただきありがとうございます。
    そして大変、申し訳ございません。事情があって、こちらの方のご紹介はできかねます。
    ご要望にお応えできず、申し訳ございません…!

  2. Dai より:

    こんにちは、Kaldewiの浴槽を探してて
    こちらのブログに辿り着きました。

    DIYにて中古物件を改装しています。
    解体、処分、設計、見積もり… 5年の歳月が過ぎました。(・・;)

    浴槽を思案してkaldewiを採用したいのですが
    本国と日本(代表的な輸入業者)の価格差に困惑していました。
    少しでも、差額が穏やかな業者様が嬉しいのですが…

    可能で在れば、元フェリシモ女子DIY部員のみねてぃ様の
    「友だちの知り合いに海外の浴槽を輸入している人」
    を紹介頂けないでしょうか?

    お手数を掛けますが、ご検討宜しくお願い致します。
    m(__)m

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