【連載】『30分で出来る簡単DIY』壁掛けできるレターホルダーを作ってみよう

投稿日:2021年4月16日(金曜日)


こんにちは。フェリシモ女子DIY部ちまこです。

神戸新聞さまに毎月第2火曜日夕刊で連載させていただいている「30分でできる簡単DIY」シリーズ。
人気のテクニックを中心にわずかな時間でちゃちゃっとできる簡単なDIYをご紹介していきます。
※30分というのは、乾燥時間など待機する時間を除いた作業自体の時間となります。

連載第7回目は、「壁掛けできるレターホルダー」にチャレンジします。
ご家庭でちょっと取っておきたいけれど置き場所に困るDM、はがき、クーポン券などを、目隠ししながら保管できます。
扉には木製フォトフレームを使用。それにちょうど合う箱を壁掛けできるように作ります。
壁掛け金具と、受けの金具の取り付け方が重要です。

完成したものがこちら!
フォトフレーム部分に好きなポストカードや写真、絵などを入れればインテリア的にも素敵♪

壁掛けできるレターホルダー

材料はこちら!
木材、塗料、100円均一の木製フォトフレーム、紙やすり、シール付きマグネット、隠し釘、蝶番、壁掛けフック(今回は市販されているH型のフックを使用)、フックの受け金具(今回は「ティースハンガー」を使用)、接着剤、刷毛、ミニドライバー(ぷちドラ)、ベルトクランプ

材料

ではさっそく作っていきましょう!
まず、ボックス状にしたとき、背面になる木材に、「壁掛けフックの受け金具(ティースハンガー)」を取り付けます。
今回の壁掛けの方法は、フック状のパーツを壁に取り付け、そのフック部分にレターホルダーを引っ掛けるようにして設置するという構造。
レターホルダーにはフックが引っかかるように、「ティースハンガー」という金具を付けます。

背面になる木材に、「壁掛けフックの受け金具(ティースハンガー)」を取り付けます

フックが引っかかるように、「ティースハンガー」という金具を付けます

この金具が斜めになると、壁にかけたときに水平にならないので要注意。
フックはひとつにつき、ふたつ付けるので、受け金具もふたつ取り付けます。

これがティースハンガーです。

ティースハンガー

今回は軽く仕上げるために薄い木材を使用したので、ねじ先が板を貫通してしまいました!
こういうときは、板の厚みよりも短いねじを使うか、同じ厚みの木材をねじの当たる部分に重ねて接着剤で接着して補強しましょう。今回は貫通した部分を覆うように、横長の板を重ねて接着しました。

次に、塗装するためにフォトフレームについている留め具や透明板などを取り外します。これらが付いていると、ついはみ出したときに塗料が付いてしまうからです。ほかの木材は、ティースハンガーを取り付けた面以外すべて塗装します。

フォトフレームについている留め具や透明板などを取り外します

ティースハンガーを取り付けた面以外すべて塗装します

塗料が乾いたら、側板、背板を箱状に木材を組み立てます。接着剤で留めてベルトクランプで固定し、必要に応じて隠し釘を打ちます。

塗料が乾いたら、側板、背板を箱状に木材を組み立てます

箱の側板の間に渡すように、薄く細長い板を接着します

その後、箱の側板の間に渡すように、薄く細長い板を接着します。背板との間にすき間を空けるようにします。このすき間にDMやお手紙などを収納することができ、渡した板がDMを押さえる役割を果たします。

接着剤が固まってきたら、フォトフレームに留め具や透明板を取り付け直して、蝶番で箱と留めます

接着剤が固まってきたら、フォトフレームに留め具や透明板を取り付け直して、蝶番で箱と留めます。

フォトフレームに留め具や透明板を取り付け直して、蝶番で箱と留めます

最後に、フォトフレームの裏面と箱に粘着の付いたマグネットシールを貼り、扉が閉まるようにしました。マグネットが強力なタイプでないと、うまく閉まらないので注意してくださいね。

これでレターホルダーは完成です!
家にあったかわいいポストカードや絵を入れてみました。
かわいい~♪

レターホルダーは完成

中はこのようになっています♪

レターホルダーの中

最後に、壁に取り付けていきましょう。今回は額縁を飾るときに使う市販の壁掛け用フックで、H型のタイプを使用します。
これはフック部分が平らでスリムです。
このフックに合わせて受け金具も「ティースハンガー」という平らなものを使っているので、壁に引っ掛けたものがまっすぐ正面を向きやすく、きれいに飾ることができました。

市販の壁掛け用フック「かけまくり」を使用

こんな金具です。

フックは必ず水平に!
まずひとつ取り付けてみました。同じようにしてふたつめも壁に取り付けます。

フックは必ず水平に壁に取り付けます

このフックにレターホルダーを引っ掛けたら、安定したことを確認してくださいね!

表面のフォトフレームが目隠しになり、生活感のあるDMやチラシ類がすっきり収納できます

壁掛けできるので置き場所をとらず、紛失の心配も減ります

表面のフォトフレームが目隠しになり、生活感のあるDMやチラシ類がすっきり収納できます。
壁掛けできるので置き場所もとらず、紛失の心配も減ります。
みなさんは何を収納してみたいですか?ぜひ参考にして作ってみてくださいね!

塗料一覧はこちら

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