【連載】古民家リノベ 報告 お風呂の改装編その4【元部員みねてぃのDIYライフ in 吉野】

投稿日:2019年8月28日(水曜日)


こんにちは! 元フェリシモ女子DIY部員のみねてぃです。

【連載】古民家リノベ 報告 お風呂の改装編その4【元部員みねてぃのDIYライフ in 吉野】

古民家リノベーションした時の記録、その12です。
お風呂場のリノベの続きです。前回は、お風呂のエプロン部分の側面と上面にタイルを貼っていきました。

お風呂のエプロン部分の側面と上面にタイル

買ったタイルには横幅が長い〈二丁掛〉というものと、短い〈小口平〉という2種類があります。今回は向かって左から貼り始めて、最初の始まりを一番上の段を長いタイル、その下の段の始まりは短いタイル、その下の段の始まりは長いタイル……としていくと互い違いに貼れていくのですが、終わりはタイルの長さが上手に収まるわけもなく、どうしても切らないといけません。

タイルを切るにはどうしたらいいかと左官屋さんに相談したら、〈タイルカッター〉という道具を貸してくれました。

タイルを切る道具

拷問道具のような佇まい、まったく使い方がわからない……。
左官屋さんに使い方を教えてもらったところ、ピザカッターのような刃がついているので、その下にタイルをセットします。
刃をスライドさせて、タイルに少しの切れ目をいれます。切れ目が入ったら刃の横に付いてる突起で押して割ります。

頭で見えづらくてすみません。きれいに切れ目が入っていたらきれいに割れます。分厚いタイルなので結構むずかしいのです。
何回も失敗しました。
このタイル、ケースで買いましたが換算したら1枚100円です。失敗するたびに100円玉落とした気分。タイルを貼っていくのも100円玉を貼っている感覚でした。
タイルを切るのは短手方向ならこのカッターで切れるのですが、長手方向はこれまた難しく失敗しまくったので、新たに〈ディスクグラインダー〉という道具を使いました。
石・タイルなどが切れるダイヤモンドディスクをセットして、あらかじめ切る目印を書いたところを目指して切っていきます。

何回かに分けて切っていきます。粉塵や欠けたタイルが飛んでくる可能性があるので、必ず保護メガネをかけましょう。

タイルが貼れたら、次はタイルとタイルの間を埋める目地を入れていきます。
目地材はセメントとは別に、目地材として売っています。

目地材

色は白が多く売っていて、大体その横に黒とか黄・赤・青などの色粉も一緒に売っています。
目地に色をつけたかったら、目地材を水で溶かすときに色粉を入れて色味を調整します。
今回の目地の色は、白だとお風呂場なのでカビが生えた時に目立つかなと思い、少し薄いグレーにしたいなと思いました。真っ黒が100%だったら20%くらいのグレー。
色を調整するのは少しづつ色粉を足してください。一気にやると後戻りできません。ボクは一気に入れてしまい思ったよりグレーになり、白の目地材をさらに倍量追加したのですが全然色が戻らなかったです。もう材料は買ってないし、固まっていくしもう目地を入れてしまえー!

細いコテやゴムベラなどを使ってしっかりとすき間に押し込んでいきます。あと雑巾を何枚か用意しておきます。ある程度押し込んで目地がほんの少し乾いてきたら、水にぬらしてかたくしぼった雑巾でタイルの表面をふいていきます。そうするとタイルの表面についた目地材の汚れも取れていき、目地もすき間に均等に入っていきます。さらに目地の上を指でなぞって入れながら、余分な目地を取りながら。ふく・なぞるを何度か繰り返します。雑巾はすぐ汚れてしまうので、汚れたら取り替えて、最後はきれいな雑巾でしっかりと拭き取って仕上げていきます。しっかりと均等に目地が入って、かつタイルにも目地材の汚れがついていない状態が終わりです。このときにタイルが汚れたまま終わってしまうと、乾いたらもう取れません。
目地入れもスピード勝負! なので動画とっている余裕がなかったです。
目地入れが終わったら、このような感じになりました。

少しタイルに汚れが残ったまま終わってしまって後悔しています。まぁ初めてにしてはきれいにできたのではないでしょうか!
お風呂の洗い場の床は水はけをよくするため排水溝に向かって斜めになっています。下の部分の斜めのタイルカットが難しかったです。でも、このあと床にもタイルのを貼るので、重なる分ごまかしはききます。

慣れない作業で手が汚れたどころか、顔や服など全身セメント・目地材でドロドロです。
そこにお風呂があるのにまだ入れない……。早くお風呂に入りたいなー。
次回は洗い場の床にもタイル貼っていきます!

みねてぃ(元フェリシモ女子DIY部員)
みねてぃ(元フェリシモ女子DIY部員)
フェリシモ女子DIY部卒業後は奈良で木工家具工房を開業するためただいま準備中。
インスタグラムでは古民家と工房のリノベーションの様子、また家具などの製作物をあげています。
【インスタグラム】
https://www.instagram.com/wataru830/

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