【連載】古道具のようなレトロな雰囲気の本立てを作ろう【burubon。のちょこっとカフェ風DIY便り】

こんにちは。熊本県の働く主婦Diyer burubon。（ぶるぼん。）です。

古道具が好きで、よく蚤の市や古道具屋さんに出かけます。
最近、古道具の本立てが気になっていて欲しいなぁと思っていたのですが、古い時代に作られたものだからなのか、私が出会ったものはサイズが小さくA4サイズの本やノートを立てられなかったり、お値段も高かったりしてなかなか購入できずにいました。
そこで、今回はレトロな雰囲気の本立てをできるだけ安く作ってみたいと思います。

まず最初に、どんな本立てにするか考えました。
A4サイズの本などがすっぽり入って、上には小物などが置けるちょっとした棚があって……上部は斜めカットされているといいな……
そんなアイデアをもとに、主な木材は100円ショップで購入しました。

今回使う材料や道具は以下の通りです。
・①板材200mm×450mm×9mm　6枚（100円ショップで購入）
・②ヒノキ工作板70mm×450mm×10mm　2枚（100円ショップで購入）
・③家にあった板40mm×450mm×10mm　1枚
・ボールペン
・のこぎり
・さしがね
・サンドペーパー
・木工用接着剤
・アンティークワックス（チューダーオーク、クリア）
・好みの色の水性塗料
・ウエス
・はけまたは筆
・ポリ手袋
・マスキングテープ
・電動ドライバー
・ビス

まず①の中で側板の一番外側になる板に印を付けます。棚板の下までの高さは330mmで線を引き、②の幅70mmのヒノキ工作板を定規にして縦に線を引きます。
斜めカットの線も書き入れるのですが、間違えて同じ向きに書いてしまったので、途中で切った後、印が外に見えず内側になるように書き直しました……。

別の①の2枚の板にも330mmの長さに線を引きました。

印を付けた①の板をカットします。
カットした後は、切り口にサンドペーパーをかけておきます。

①の斜めカットした板（外側になる板）の線から下に接着剤を付け、330mmにカットした板を貼ります。
貼ったら、ずれないように角と角をしっかり合わせて上から重いものを載せ、2枚の板をくっつけます。
動かさないように2～3時間置きました。

②ヒノキ工作板は棚板にします。
先ほどの貼り付けた板の上にのるので、長さは450mmから18mmを引いたものになります。
端から18mmのところに線を引き、のこぎりでカットします。
カットした後は、サンドペーパーで切り口をやすっておきます。

作っている途中で、もう1枚板材があってもいいかも……！と思いました。
でももう一度100円ショップに行って購入するのも面倒だったので、③家にあった板材を450mmにカットして使います。切り口はサンドペーパーをかけておきます。

ここでやっと使う材料がそろいました。だいたいの感じで平面に並べてみました。

ここから電動ドライバーとビスを使い、組み立てていきます。

①の板材を組み立てた状態で、壁にぴたりとくっつけてビスを打ちました。
左側から先に打ちましたが、安定するように右側にも板を入れた状態で打っています。
左側が固定されたら、右側も同様にします。
一人で作業したのでこんな感じですが、持っていてくれる人がいれば作業がやりやすいです。

③の板（40mm×450mm×10mm）を底に近いところに取りつけます。
②の棚板を入れ込んで形を整えながらビスを打ちました。

①の板材（450mm×200mm×9mm）を横に取り付けます。
このときに側板が少し内側に入っていたので、ゆがみを矯正するような感じで少し広げてからビスを打ちました。

塗装をする前に、全体にサンドペーパーをかけます。
サンドペーパーをかけたらウエスでふき取り、木くずを取っておきます。

塗装します。
私は古道具のような雰囲気を目指しているので、アンティークワックスのチューダーオークとクリアを混ぜた色をウエスで全体に伸ばし、余分な塗料をふき取りました。
ワックス塗装で古びた家具のような雰囲気になりました。

②の棚板にも同じように塗装しました。

棚板は固定してもいいのですが、今回はあえて取り外したり裏返したりすることができるようにしました。
せっかくなので色も変えたいと思います。
マスキングテープをぐるりと貼って、裏になるところだけ塗ります。色を塗った後は、すぐにマスキングテープを外しておきます。

完成です！
古道具のようなレトロな雰囲気の本立てができました。

棚板を外してひっくり返すとまた違った雰囲気になります。
気分次第で変えて使うのもいいですね！

大きめの雑誌などもすっぽり入ります。
上の棚には、雑貨を飾ってみるのもいいですね。

実際にはこんな感じで使います。
たくさん収納できるので、とても便利です。
今回購入したものは、100円ショップの木材8枚でした。
ビスや塗料などは家にあったものを使っていますが、木材代は1,000円以下で作ることができます。
みなさんもぜひ作ってみてください。

burubon。（ぶるぼん。）
熊本県在住の会社員主婦です。
自宅をカフェみたいなお気に入りの空間にしていきたいと、
できるだけお金をかけずにDIYでいろいろ作っています。
この連載では大雑把さんでもできる簡単DIYやセルフリノベーションなどをご紹介できればと思います。
ブログやインスタグラムにもDIYやインテリアを載せています。


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