【連載】DIYで窓まわりをカフェ風にしよう【burubon。のちょこっとカフェ風DIY便り】
投稿日:2025年11月5日(水曜日)
こんにちは。熊本県の働く主婦Diyer burubon。(ぶるぼん。)です。

こちらは私がDIYの作業場にしている部屋です。
少しずつセルフリノベーションをして、おしゃれに「アトリエ」と呼べる場所にしたいと考えているのですが、夏の間は暑すぎて作業する気になりませんでした。
秋になり、涼しくなったので、また少しずつ作業を進めていこうと思います。
手始めに窓まわりに手を加えようと思い、ホームセンターで木材を買ってきました。

今回は、この木材を使って、カフェの窓まわりみたいにレトロでかわいい飾り窓枠をDIYで作ってみたいと思います。

使ったものは以下の通りです。
・ヒノキ材910×10×42mm 10枚
・ヒノキ工作材900×3×15mm(作りたいデザインに応じて準備)
・木工用接着剤
・電動ドリルドライバー
・ビス
・のこぎり
・さしがね
・ボールペン
・サンドペーパー
・好みの塗料とワックス
・はけまたは筆
・スポンジ

まずは作りたい場所のサイズを測ります。
今回は縦約900×横約1800mmでした。
窓の左側は角になっているので、端を少しあけて飾り窓枠を取り付けたいと思います。
飾り窓枠は仕上がりサイズ縦910×横865.5mmのものを1つ(窓左側用)と、縦910×横910mmのものを1つ(窓右側用)作ることにします。

左側の窓枠用の木材をカットします。
購入した木材の長さは910mmでした。端から44.5mmの線を引き、のこぎりでカットして長さ865.5mmの木材にします。
上下に使うので、2本カットしました。切り口にサンドペーパーをかけておきます。
今回は縦長の窓枠が4つ並んだようなデザインにしたいと思います。
窓左側用は横幅が865.5mmですので、取り付けたときに一番左側にくる部分の幅を短くして、見た目のバランスを取りたいと思います。

板の裏側に縦の板を取りつける印を書きます。
板を床に置いた状態で左端から455.5mmに印を入れ、縦の板を取り付ける線を書きました。
板の幅が42mmなので、印から21mmの線を左右に引きました。もう一枚の板は、上の板に端を合わせて、上と同じように線を書き入れました。

床材の線に合わせて置いてみました。
位置が決まったら、木工用の接着剤をつけて板を貼ります。強力速乾タイプの接着剤があれば作業が速くなります。
静かに板をのせた後は、微調整をして歪みを整え、さわらないようにして乾かします。

接着剤が乾きました。これが取り付ける向きの形です。

次に右側用の窓枠を作っていきます。
こちらは、仕上がりサイズ910mm×910mmとなり、木材のカットが不要です。
縦の木材はちょうど中間に入れるので、中心の点(端から455.5mm)を取り、縦の板を取り付ける線を書きました。
先ほどと同じように床材の線に合わせて置き、接着剤で貼ります。

接着剤が乾いたら塗装をします。
接着が弱い場合は、木材を貫通しない長さのビスなどで補強をします。今回は接着剤だけで結構しっかりくっついたので、現時点での補強はしないことにします。
飾り窓枠はレトロな感じの窓枠にしたいと考えています。古びた感じを出すために、先に茶系のワックスで塗装をします。
スポンジでまだらに塗り広げました。あとで上から塗料を重ねるので、ざっくりな塗装で大丈夫です。

ワックスが乾いたら好みの塗料を塗ります。ところどころワックスの下地が見えるような塗り方にします。
作業していたら、娘がやってきて少しだけ塗装を手伝ってくれました。
塗った後は、しっかり乾かします。

このままでもシンプルでかわいいのですが、この工作材を使って、もう少し装飾をしていきましょう。

凝ったデザインにしようかと考えて、裏側に小さな端材を取り付けてみましたがしっくりこなかったので、縦と横のラインだけでできる装飾にしたいと思います。
作業場は狭いので、2枚の窓枠を隣り合わせにおける部屋に移動しました。
実際に工作材をいろいろと置いてみて、イメージをつかみます。
工作材は、その都度合う長さにのこぎりでカットします。

デザインを決めたら、取り付け位置に印を付けて接着剤で貼ります。
接着剤をつけて、位置が決まった後は触らないようにして乾かします。

さらにもう少しだけ手を加えることにしました。工作材2枚を貼った方の真ん中に縦の工作材を2本貼ります。接着剤で貼り、動かさないようにして乾かします。

乾いた窓枠はこのようになりました。
自画自賛ですが、なかなかかわいいです。

工作材の部分にも塗装をします。
ここには、水性塗料だけ塗りました。ついでに隣に飾っていた窓枠風のオブジェも同じ色に塗り替えます。

塗料が乾いたら、飾り窓枠を既存の窓枠に取りつけます。
わが家は原状回復を必要としないので、そのままビスで取り付けています。取り付けをされる場合は、お住まいの壁などの状態にあわせて最適な方法で取り付けてください。

完成です。
レトロな窓のようになりました。
透明のポリカーボネート板などは貼っていないので、木材の入っていないところから手を入れて、実際の窓の開閉をすることができます。

まだまだ収納を整えたり、片付けたり、補修したり……と、いろいろとすることの多い作業場ですが、気に入った飾り窓枠にすることができ、モチベーションアップになりました。

今回のDIYにかかった木材代は約2,000円でした。束になっている木材を購入することで、少しお安くできました。

気候もいい季節になっていますので、もう少しDIYで手を加えて、今度こそアトリエと呼べるような部屋にしていきたいです。
このDIYがあなたのDIYのヒントになればうれしいです。
熊本県在住の会社員主婦です。
自宅をカフェみたいなお気に入りの空間にしていきたいと、
できるだけお金をかけずにDIYでいろいろ作っています。
この連載では大雑把さんでもできる簡単DIYやセルフリノベーションなどをご紹介できればと思います。
ブログやインスタグラムにもDIYやインテリアを載せています。【ブログ】うららか☆ものづくりcafe【インスタグラム】@burubon_urrk【X】@burubon8【YouTube】urrk burubon カフェみたいなおうちづくり








































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