削ってオイルを塗り込むだけ!テーブルの輪じみをDIYでリペアしてみた。

投稿日:2022年6月17日(金曜日)


こんにちは。フェリシモ女子DIY部のちまこです。

数年前に購入したアンティークのローテーブル。
テカテカのウレタン塗装ではなく、自然なオイル塗装が魅力で購入したのですが、やはり水滴の付いたコップやボトルを置きっぱなしにしたことが原因で輪じみができてしまいました……涙
購入店でメンテナンスしてもらえると聞いていたものの、お値段や配送を考えるとなかなか踏み切れず。

自分でもできないかな?と思い、輪じみの取り方を調べてみると、なんだかできそう……!そこで思い切って、DIYしてみることにしました。

まずはきれいになった後のテーブルからおひろめ。

きれいになった後のテーブル

そして、輪じみががっつりついてしまっていたときの状態がこちらです。

輪じみががっつりついてしまっていたときの状態

見るも悲しい状況でした……くらべるときれいになったのがわかりますね。よかった。

今回使用した材料、道具はこちらです。
・紙やすり 300番前後(お好みで)
・あて木
・雑巾(水拭き用)
・ウエス(古布)
・亜麻仁油

さっそく輪じみの落とし方を紹介していきます。
まず紙やすりにあて木をして、平らな状態を維持しながら表面をやすっていきます。
紙やすりの粗さですが、あまり細かいものだと表面の塗装の層が削れるだけでなかなか木の層へ届かないので、300番前後がよいと思いました!

まず紙やすりにあて木をして、平らな状態を維持しながら表面をやすっていきます

数分やすりがけしました。
ただやすりをかけている段階では、表面が白くなり、輪じみの部分ももっと目立つように白くなっていくので、とにかく不安でした。
方法を間違えたのだろうかと……
どんどん白く汚くなっていくのが心配で、一度雑巾で水拭きをして様子を確認しました。

水ぶきすると、けずった表面の粉が取れて、輪じみの状態が見えてきました

水拭きすると、削った表面の粉が取れて、輪じみの状態が見えてきました!
心配していた輪じみの部分は、かなり薄くなっていることがわかります。ホッ……

やすりがけの方法は間違いでなかったようなので、調子にのりつつ、さらに数分ていねいにやすりがけしていきます!
その後、水拭きをしたら、仕上げのオイル塗装を行います。今回は手持ちの「亜麻仁油」を使用。

ウエスに油をつけて、刷り込むように塗装していきます

ウエスに油をつけて、刷り込むように塗装していきます!
いいツヤが出てきました!

一度塗りをしたら、少し乾燥

一度塗りをしたら、少し乾燥。
乾燥時間ひまだったので、ついでに木製のいすも同じ油で塗装することに。

塗装もはげはげになっているので、亜麻仁油を塗りこんで、少しでもうるおいを与えてあげます

古家具屋さんで買った、塗装を剥がした無塗装のいす。ずっと塗装したいと思っていたのですが、できていませんでした。
この機会に、この子にも亜麻仁油を塗ってあげます。

それともう一脚、別のいすも。

購入時から背もたれの部分に細かなひび割れがありました

購入時から背もたれの部分に細かなひび割れがありました。
塗装もはげはげになっているので、亜麻仁油を塗りこんで、少しでもうるおいを与えてあげます……
長生きしろよ。

そして、また机の塗装に戻ります。
一度塗りしたオイルがちょっとずつ染み込んで、塗りたてのときよりはしっとりした雰囲気に。そこに再度、亜麻仁油を刷り込んでいきます。
二度塗り後、少し乾燥させた後の様子がこちら!

二度塗り後、少し乾燥させた後の様子

おおお~~。かなり輪じみが薄くなって、ツヤツヤになっている気がします。

全体像はこんな感じ。
かなりきれいになったと思いませんか!?

かなり輪じみが薄くなっている気がします

輪じみができてから数ヵ月は経っていて、なかなか手が付けられなかったのですが、重い腰を上げてみたら想像より簡単にきれいになりました!
今後は輪じみに恐ることなく、テーブルを使うことができそうです。(笑)
もともとの塗装の状態や木の素材によって輪じみの頑固さは異なると思うので、この方法がすべてに使えるわけではないと思うのですが、ご参考になればうれしいです!

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