帽子スタンドをリメイクしてスタンドランプを作ろう

投稿日:2018年2月22日(木曜日)


こんにちは。フェリシモ女子DIY部のみねてぃです。
今回は帽子スタンドをリメイクしたスタンドランプを作ってみたいと思います。

さてさて、みなさんおなじみの!?帽子スタンド。
……あんまりおなじみではないですかね。ショップのディスプレイや帽子の撮影などではよく使われています。

帽子スタンド

フェリシモのカタログ編集部員でもあるので、帽子の撮影などがあるとこういったスタンドがたまっていって、なんとなくもらってたんですが、家では帽子スタンドとしてあんまり活躍しなかったのです。
でも形はとても素敵だなと。この形を生かしてスタンドランプを作ってみました。

リメイク前後

右がリメイク前の帽子スタンド、左が完成です。

用意したもの。

材料

シェード部分としては、ファイバークラフトという紙、シェードの骨組み、2mmの革ひも、ブラウンの自然塗料(オスモカラーウッドワックス ウォルナット)。
その他は、電球、スタンド用ソケット、9mmの真ちゅうパイプ、布巻き配線ツイストコード、帽子スタンド。

まず、シェード部分から作っていきましょう。
以前買って、全く使ってなかったシェードがあったんです。もともとスタンドランプを自作するために買っていたんで、デザインはあまり好きなものでもなく、今回の帽子スタンドとのバランスも合わなかったので、布部分もはぎ取って骨組みだけにしました。

シェード作り

骨組みの余計な部分もニッパーでチョキチョキと取っていきます。
内側にあるしずく形ふたつは、電球を挟み込むためのものですので、切らないで残しておきます。

骨組み

シェードはファイバークラフトという素材を使います。プラスチックのような頑丈な紙で、和紙のようなあたたかみがあります。
カッターやはさみでも切れますし、着色もできます。
ほのかに光を透過させるので主にランプシェードとして使われる素材で、クラフト材料屋などに行けば置いてありますよ。
今回はプリンターを使ってシェードの図案をファイバークラフトに印刷してみました。
できるのかなと思って試してみたんですが、見事に印刷できました! 印刷後ははさみで切っていきます。

シェード

シェードの大きさや傘の広がりなどスタンドとのバランスがいいように、今回は下のような図面書き起こしました。
久しぶりに円周の求め方や、三角関数の計算してみたんですが、見事に忘れてるもんですね。下の図面をA3で印刷してもらうと上の直径8.3cm、下の直径18.3cm、高さ10.9cmのシェードが作れますので自作したい方はぜひ。

シェードの図案

次は、革ひもを通す穴を開けていきます。

シェード

ファイバークラフトの特性として着色できるので、普通は木材に使用するブラウンの自然塗料(オスモカラーウッドワックス ウォルナット)を塗りました。
白のままでもよかったのですが、全体の雰囲気と合わせるのと、白のままはまぶしすぎるかなと。

シェード

円錐にしてからさきほど開けた穴に革ひもを通していきます。なぜひもを通すのか……。こういうデザインを見たからやってみようと思っただけなのですが、予測ですが、シェードの端の強化とエッジの当たりをやわらかくするためと、あとはデザインだと思います。

シェード

ひもを上下通し終わったら、シェードの上に通した革ひもと骨組みをテグスでつなぎ合わせて、シェード部分は完成です。

シェード

次にスタンド部分を作っていきます。
帽子スタンドの下の台の部分から棒状のところを少し残し、のこぎりで切ってドリルで真ちゅうパイプとコードが通せる穴を空けました。
底にも、配線コードが外側に向かって通るように溝を掘っておきます。
底の溝は今回、木工機械を使って掘りましたが、彫刻刀を使って掘ってもいいかもしれませんね。

スタンド

電球、ソケット、真ちゅうパイプ、加工したスタンド部分、コードを組み上げます。配線は漏電の可能性もあるので知識がある人に任せるのもポイントです。

電球&ソケット

スタンドの下にふたをします。このふたはさきほど切った帽子スタンドの上の部分を再利用します。リメイクの心得は余すとこなく材料を使うことです。

スタンド

あとはシェード部分とソケットを組み合わせて完成です。

完成

おお! とてもいい感じです!!(自画自賛)
ベッドサイドに置こうと思って作りました。
娘が寝る前に絵本を読んであげるためのほのかな光にしたかったので、ちょうどいい明るさでした。
帽子スタンドそのものの形がレトロで、仕上がりもかわいらしくできたんじゃないですかね!

シェードとスタンド本体の組み合わせ方ですが、シェードの骨組みの内側にあった、しずく形ふたつで電球を挟み込んでシェードを被せるように固定します。
電球が丸いため、シェードの角度は自由に動かせて、照らしたい方向も変えられて便利ですよ。

スタンドランプ

スタンドランプ

のこぎりで切った帽子スタンドの棒状部分、余ってましたね。
上面に穴を空けて、ドライフラワーの一輪挿しにしましたよ。

一輪挿し

みなさまも帽子スタンドお持ちでしたら、スタンドランプのリメイクDIYいかがでしょうか?

関連記事


コメント

コメントはブログ管理者が公開するまで表示されません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

※本名など個人を特定できる情報の入力はご遠慮ください。