トイレの便座を取り換えるぞー

投稿日:2016年9月30日(金曜日)


こんにちは。フェリシモ女子DIY部のばびです。
今回はフェリシモ女子DIY部には珍しく、ガチっぽい感じのDIYをします。

とはいえ、普段がガチじゃないわけじゃないです。いつだって真剣。
それでも結構な割合でやらかしているのがフェリシモ女子DIY部。
まぁ、DIYなんて失敗してなんぼですよ。いくらでもやり直せばいい。
それが、DIYのいいところなんですから。

しかーし!便座の付け替えは別!!しくじったら生活にダイレクトに影響します。
便座なしでは、トイレに腰掛けることすらままなりません。
さらに漏水なんてしてしまった日には最悪。階下の人にまでご迷惑をおかけすることにもなりかねない(マンションの場合)危険領域!デンジャーゾーン!!

「何で業者に頼まへんの?」

そう思われる方も多いでしょう。
だがしかし、便座の交換を華麗にスッとこなす。
それは私の悲願なのです。

そう。私は一度しくじりました。
忘れもしない、今の家への引っ越してすぐの頃の話です。
取り付けは順調にこなし、水の元栓を開くも特に水漏れなし。

「よゆー」

そこで調子をこいた私は、水洗の勢いの調節を何も調べず、適当に試みたのです。
これかな?適当に緩めてみたキャップ、それがまさに逆鱗でした。そう、トイレの神様の……
水がブッシャー!!

……。

そんなこんなで、トイレの便座交換には因縁があるわけで、今回はそれを克服するために挑みます。

それと、そもそもの交換の理由は、洗浄の後、停止ボタンを押しても水が止まらなくなったからです。

トイレ

作業工程はばっちりですよ。経験者ですから。
まずは一番水が出てきやすいところに入念にボロ布(できるだけ水を吸ってくれる大きいの)を敷き、洗面器も受け皿として配置します。

160902_2.jpg
トイレタンクや便座とつながっている配管の根元にある止水栓をドライバーでキュっと閉めまして。
その後に家の水道の元栓も閉めます。外にあるやつですね。
洗面所とかの蛇口をひねってみて、水が出なければ準備完了!

これでひとまず、取り替え中にいきなりブッシャーはないでしょう。

便座側のチューブを外します

便座側のチューブを外します。
チューブは、止水栓についている分岐金具に差し込まれて、留め金具で挟んであるだけだったので、金具を外して抜き取ります。
残っていた水が少し出てきました。洗面器、グッジョブ。

チューブが取れたら、次は便座。

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便座は根元でトイレ本体とつながっています。写真はトイレの裏側(下側?)です。次の写真のトイレの神様の目の裏ですね。
だいたいは、手で回せるようになっているか、そうでなくても便座の付属品に専用の道具がついてるので、それを使って着脱できるようになっています。
これは手で回せるタイプですね。新しいのは、手回しは難しいですが専用の道具がついていました。
写真がわかりづらい上にボヤボヤですみません……

便座の付属品に専用の道具がついてるので、それを使って着脱できるようになっています

留め具を外して、旧便座の撤去完了~
便座を外され、あっけにとられたトイレの神様が顔を出しました。
「おひさしぶりです。」

旧便座の撤去完了

挨拶もそこそこに、目つぶし的に固定器具を取り付けます。
この固定器具自体は、さっき便座を外すときに登場したねじで止めてあります。

固定器具を先に取り付けて、それに便座を固定させるわけですね。
取り外すときは、固定器具と便座がしっかりとくっついてしまっているので、丸ごと撤去されたのです。

取り付け完了

取り付け完了~。
上から押し付けるのではなく、固定器具に向かって水平に奥へぐっとスライドさせると、固定器具が便座にカチッっとはめこまれます。
ぐらつきがある場合は、固定器具に便座がきっちりとはまっていないかもしれません。手前に引っ張ってみて、動くようであればしっかりと奥まで便座を差し込みましょう。

便座の位置がずれている場合は、固定金具のねじを緩めて位置を調整し、締め直します。

これで固定はバッチリ。
次は配管です。

次は配管

トイレタンクに繋がっている配管を外します。
スパナかモンキーレンチがあれば簡単です。

160902_9.jpg
分岐金具側も同様に外します。
さ。次はその分岐金具ですよ。
どんどん行きます。

160902_10.jpg
これもスパナかレンチで、分岐金具の根元のナットを回せば簡単に外せます。
取り外しが完了したら、新しい分岐金具、配管と順番にセットしていきます。
新しいパーツは大抵、ウォシュレットとセットになっているので、別で買い足すようなものはないですよー。

160902_11.jpg
止水栓の口にパッキンをセットして、その上から新しい分岐金具を取り付け。
分岐の口がこちらを向くように向きを調整して、スパナでキュっと根元を締めます。

セット完了

セット完了、同じように上の口にパッキンを置いて、次は配管(今回のはチューブでした)をセットします。

タンクとつなげるぞ

ビヨーン。
タンクとつなげるぞ~。

160902_140.jpg
タンクの口は横を向いてるので、パッキンはチューブ側のナットの中にセットして、そのままグイッ。
そしてスパナで固定します。

【ここで注意!!】
ナットを締めるとき、タンクの中の金具も一緒に回っちゃうことがあります。
そのままにしておくと、タンクの中の栓がうまく締まらず、ずっと水がちょろちょろと流れっぱなしになったりするので、タンク内の金具をペンチなどで挟んで一緒に回らないように固定しながら、ナットを締めます。

タンク内の金具をペンチなどで挟んで一緒に回らないように固定しながら、ナットを締めます

いい感じにチューブをひねって、正面から出来るだけ見える面が少なくしました。
これでタンクまわりは完了!

チューブは広がらないように丸く円を作って、結束バンドで止めることにしました

こちら側は、両側とも手で回せるようになってたので、簡単に取り付け完了しました。
最近のはすごいな~。
チューブは広がらないように丸く円を作って、結束バンドで止めることにしました。

簡単に取り付け完了しました

最後にアース線(水回りにあるコンセントの所の穴につける、緑色の漏電対策の線)をつけて、取り替え完了!!
水道の元栓を開き、止水栓を解放するも、問題なし!!
水もきちんと流れるし、ウォシュレットも機能します。OKOK。

自分でも驚くほどスマートスムーズに取り替えを行うことができました。

チューブ丸出しもアレなので、フェイクグリーンを巻きつけてお化粧しました

チューブ丸出しもアレなので、フェイクグリーンを巻きつけてお化粧して、我が家に快適なウォシュレットライフが戻ってまいりました~。

神よ、またしばらく会うことはないだろう。

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