【連載】『テーブルの上で簡単DIY』散らばりがちな文房具や書類をまとめて収納!ファイルケースを作ろう
投稿日:2020年7月17日(金曜日)
こんにちは。フェリシモ女子DIY部ももです。
神戸新聞夕刊の月イチ連載、シーズン4「テーブルの上で簡単DIY」の連載9回目です。
第9回目は「ファイルケース」です。
すぐには捨てられない大切な書類や、よく使う文房具は机やテーブルの上に散らばりがち……。
そんなこまごましたものを一カ所に集めてすっきりさせるために、スライドさせて開閉できる2段組みのファイルケースを作ります!
すぐには使わないような書類を下段にしまい、公共料金の支払いなど忘れずに処理したい小さめの書類や、出し入れの頻度が高い文房具を上段に収められるようにしようと思います。ねじが見えるのは嫌なので、かくし釘を使ってすっきりとした仕上がりを目指しました!
完成したのがこちら!
主な材料はこちらです!
【主な材料】
木材、紙やすり、のこぎり、接着剤、ワックス塗料、ウエス、かなづち、電動ドリルドライバー、かくし釘、ねじ、袋ナット、ワッシャー、ペンチ
木材はあらかじめ必要なサイズにカットし、全体にやすりをかけ、表面と断面をきれいにしておきます。
さて、作っていきますよ~。スライド式という動きのあるものを作るなんて初めて……。
果たして、まっすぐに釘を打つこともできない私に作ることができるのでしょうか。いささか不安な気持ちを抱きつつスタートです。
まずは塗装します。
木目を生かすために、ワックス塗料をウエスで塗り込むことにしました。
塗るのはお手の物~♪
と思って機嫌よく塗っていたのですが、実は接着剤をつける木と木の接合部分はマスキングテープで塗料が付かないようにしておかないと、接着剤の付きが悪くなるとのこと。
釘打ちもするし、自分が使うだけのものだから大丈夫でしょうということでそのまま作業を続行します。
とほほ……。
しっかりと塗りこんだ木材を、接着剤を使って箱型に組み上げていきます。
箱ができたら、かくし釘で固定していきます。くぎ頭が見えなくなる、このかくし釘がフェリシモ女子DIY部員たちは大好きなのです。こうして同じサイズの箱をふたつ作ります。
さて、ここからが問題。
スライドさせるためのバーを取り付けないといけないのですが、左右で位置やバーの長さがずれているとスムーズにスライドできないので精度が求められます。
精度……永遠の素人を自称する私たちに求めてはいけないものなのでは……。
下段の箱にバーを取り付ける穴の位置を定規でしっかりと測って、ドリルでバーごと貫通させ、そのままねじを通します。ナットはまだ留めません。
次に、程よい角度をつけて上段にも穴を開け、ねじを通します。
このときにつけた角度に他のバーも合わせるため、紙を同じ角度に切ったものを作っておきます。
同じ手順で紙をあてて、角度が同じになるようにします。
片面を付け終えたら一旦ねじを通し、反対側も同じように穴を開けていきます。
角度をつける方向を間違えないように!
4カ所すべてに穴を開けたら、ワッシャーを通して穴にねじを通し、内側で袋ナットで留めて完成です!
スライド部分がものすごく不安でしたが、他の部員に手伝ってもらってとっても上手くできました!
きちんと計測して位置をあわせればきれいにできるんだなーということを実感し、少し自信が出てきましたー!!
これからもDIYがんばるぞー!
ちなみに、箱をオープンにしたときの上段の位置を変えたい場合は、
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