【連載】100円ショップ材料で小物収納を作ろう 後編【burubon。のちょこっとカフェ風DIY便り】
投稿日:2025年7月2日(水曜日)
こんにちは。熊本県の働く主婦Diyer burubon。(ぶるぼん。)です。
100円ショップの材料を使った扉付きの小物収納DIY、後編です。
▼前編の記事はこちら▼
100円ショップ材料で小物収納を作ろう 前編
前回は、仕切り付きの収納ボックスになったところまででした。今回で扉付きの収納ボックスを完成させたいと思います。
新たに100円ショップで写真のものを買い足しました。
後編で使う道具や材料は以下の通りです。
・仕切り付きの木箱状態になったもの
・扉用にカットした板材 200mm×117mm 2枚
・角棒 117mm 4本
・底に敷く薄い端材 2枚
(ここまでの4つは前回作ったものです)
・さしがね
・ボールペン
・のこぎり
・木工用接着剤
・好みの塗料
・はけ
・彫刻刀(三角刀)
・壁紙(あれば)
・蝶番 4個
・取っ手またはつまみ
・マスキングテープ
・プラスドライバー
・電動ドライバー
扉用に準備した2枚の板は、それぞれの扉が板を集めて作ったようなデザインにしたいと思います。
さらに開けたときと閉めたときで雰囲気が変わるとおもしろいなと思いました。
まずは表になる方から線を書き入れていきます。端の方から板の上下に約20mmずつ印を付けていき、上の点と下の点を結んで縦の線を引いていきます。
板の横幅は117mmなので、取り付けたときに真ん中に来る部分の幅を約17mmにして調整しました。
線は多少、目分量で引いてもいいかと思います。
次に裏側(開けたときに見える方)に線を引いていきます。
こちらは、ルーバー窓のようなイメージにしたいと思います。
約15mmの枠線を引いて、約20mmの線を引いていきました。こちらもだいたいな感じでざっくりと引いています。
彫刻刀を使って、線を彫っていきます。
今回、縦向きの線は板の方向と異なるので、少し彫りづらかったです。けがをしないようにゆっくり少しずつ彫りました。
多少ずれたり曲がったりしたところもありますが、これはこれでよしとしました。
裏側の線も彫刻刀で彫っていきます。
横の線は板の方向と合っているので、彫りやすいですが、逆に掘りすぎないよう気をつけながら彫りました。
だいたいこんな感じで付く予定です。
収納ボックスを好みの色の水性塗料で塗装していきます。
私はミルクペイントのビンテージワインというエンジ色の塗料を使いました。
底に敷く薄い端材は、ワックスで木目の見える仕上がりにしました。
約117mmにカットした角棒はアイアン風の塗料を使って、アイアン風に。
先ほど使った塗料を少しのせるとさびっぽい仕上がりになりました。塗装は薄めに塗って、あとで重ね塗りをする予定です。
内側は、気分を変えて水色系の塗料でさわやかにしてみました。
塗料がしっかり乾きました。
扉の板に黒く塗装した角棒を取り付ける線を引きます。引いた線にあわせて、接着剤で角棒を貼りました。
この角棒の高さが左右で極端に違っていたりずれていたりするとかっこ悪くなってしまうので、角棒を貼ったときのラインがそろうように気をつけながら貼りました。
使った接着剤は、貼った後に動かすことができたのでバランスを見て少し調整しました。
位置が決まったら、動かさないようにしてしっかり乾かします。
マスキングテープで蝶番をとめて、プラスドライバーで木ねじをしめます。
プラスドライバーは木ねじのプラスの穴に合うサイズのものを使います。蝶番の取り付け位置は、黒い角棒を取り付けた位置に合わせました。
扉側の蝶番が付いたら、木箱側にも同じようにして蝶番を取り付けます。
片方の扉の取り付けができたら、ひっくり返して反対側も同じように取り付けました。
扉がこのように付きました。
取っ手を取り付けるための穴をあけます。
最初にあけた穴が小さかったので、電動ドライバーでビスをねじ込んで取っ手用の木ねじが入る大きさに穴を広げました。
木ねじはいくつか入っていますが、ちょうど長さの合うものがなかったので、付いていた透明のリングを1個通した状態で裏側から木ねじを差し込み、表でねじのところに取っ手を合わせて時計回りに回すとねじが閉まります。反対側も同じようにしました。
見せる収納としても使おうと思ったので、家にあった柄物の壁紙をサイズに合うようにカットし、接着剤で貼りました。
貼るのは両面テープでもいいかと思います。
ここで取っ手を取り付けるときに上下を間違えて作業していたことに気づきました。
ひっくり返してみたら、取り付けようと思っていた位置より取っ手が下に来ていました。
あとあとやり直してもいいかなと思いますので、今回はこのままにしようと思います。
色の薄いところを2度塗りします。
外側が乾いてから、内側も塗りました。木ねじも目立っていたので同じ色で塗っておきました。
塗料が乾いたら完成です!!
イメージした海外の鎧戸のような扉付きの収納になりました。
扉を開けるとイメージが変わり、ブルー系の収納になります。
化粧水やハンドクリーム、日焼け止めなど生活感の出るアイテムの収納にしてもいいですし、思い切って扉を開けた状態で雑貨を飾るのもいいかと思います。
扉の開きが気になる場合は、留め金などを追加してもいいと思います。
この収納を作っていたら、家族が「なんだかキーボックスみたいだね」と、言ってきました。中にフックを取りつけてキーボックスのように使うのもありかもしれません。
黒い部分を少しだけさび風塗装しましたが、他はそのまま塗っただけです。もう少しエイジング塗装してみるのもいいかな……と思っています。
今の色に飽きたら、色を塗り直したり、取っ手を変えたりして雰囲気を変えてもいいかもしれません。
今回100円ショップで購入した木材や金具類を合わせて1,100円(税込)でした。
プチプラで好みの収納を作ることができてよかったです。
今回のDIYがあなたのDIYのヒントになればうれしいです。

熊本県在住の会社員主婦です。
自宅をカフェみたいなお気に入りの空間にしていきたいと、
できるだけお金をかけずにDIYでいろいろ作っています。
この連載では大雑把さんでもできる簡単DIYやセルフリノベーションなどをご紹介できればと思います。
ブログやインスタグラムにもDIYやインテリアを載せています。【ブログ】うららか☆ものづくりcafe【インスタグラム】@burubon_urrk【X】@burubon8【YouTube】urrk burubon カフェみたいなおうちづくり
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