【連載】モールディング付きのカーテンボックスを作ろう【burubon。のちょこっとカフェ風DIY便り】

投稿日:2025年6月6日(金曜日)


こんにちは。熊本県の働く主婦Diyer burubon。(ぶるぼん。)です。

BEFORE

こちらは、わが家のリビングの窓まわりです。
以前はカーテンレールを付けていたのですが、DIYで二重窓を作ったときにカーテンレールも撤去して、今はリネンの薄いカーテンがあるだけです。
この薄いカーテンもナチュラルで好きなのですが、夜間に外から明かりがうっすら見えるので、やはりもう1枚濃い色のカーテンを取り付けたいなと思いました。
それと、わが家の寝室には自作のカーテンボックスを付けているのですが、その上にちょっとした雑貨を飾れるし、オシャレな見た目でとても気に入っているので、このリビングの窓にはカーテンレールを取り付けてカーテンボックスを作ってみることにしました!!

アイアンバー

今回のDIYは脚立にのぼって作業するので、脚立を支えたりできるように2人以上での作業をおすすめします。
まずは付いていたアイアンバーを取り外した後、必要なものをホームセンターに買いに行きました。

使う道具と材料

ホームセンターで金折と呼ばれるL型の金具とカーテンレールを購入しました。
カーテンレールはカーテンボックスで隠れて見えなくなるので、伸縮タイプの安いものにしました。

今回使う道具と材料は、以下の通りです。
① 2mの板(前面用) ※モールディングを貼ります
② 2mの板(上用) ※棚板のように使います
③ 幅9cm×厚み9㎜(2mの板と同じ幅厚みのもの)×長さ約12cmの端材 2枚
・カーテンレール ダブル
・金折 3個
・ビス
電動ドリルドライバー
・強力タイプの木材用両面テープ
・油性マジック
さしがね
・好みの色の水性塗料
はけ
・接着剤
・竹ひご
・脚立
・取っ手など装飾するもの(お好みで)

モールディング

カーテンボックスにモールディングなどが付いていると変化が出て少しゴージャスになります。
シンプルに何も付けないカーテンボックスもいいですが、今回はモールディング風のものを取り付けてみようと思います。
モールディングとして販売されているものを貼ってもいいのですが、今回は家にあった竹ひごを使います。

まずは①の板に竹ひごを取り付ける線を下書きします。さしがねの幅がちょうど15mmになっているので、それを利用して端から15mmの線をぐるっと引きました。

竹ひごを貼って

①の板の線を引いたところに接着剤で竹ひごを貼っていきます。
竹ひごが少し反っていたりして完全にまっすぐではありませんが、色を塗るとそこまでは目立たなくなるので、私はこれで良しとしました。

色を塗り

好みの色の水性塗料で板に色を塗ります。
今回は、自作している窓まわりの色と似たような色にするため、茶系の塗料を選びました。
組み立てたとき前面に来る①の板(モールディングを付けた方)はモールディングの外側を、モールディングを付けていない②の板は全体的に塗ります。
組み立てたとき内側になって完全に見えない部分には塗りませんでした。
塗った後はしっかり乾かします。
1色目の塗料が乾いたら、①の板のモールディングとモールディングの内側に最初の色より濃い茶色を塗りました。
しっかり乾かし、色が薄い部分があった場合などは必要に応じて二度塗りをします。

金折

カーテンレールはダブルのものを選んだので、カーテンレールの幅が準備した板よりも広くなってしまいました。
このまま壁付けで取り付けると板の中にカーテンレールがおさまらずはみ出してしまいます……
新たに幅の広い板を買い直してもいいのですが、今回は金折を2cmずらして取り付けることでこの問題を解決します!
金折のテープが貼ってある側に角から2cmの線を書き入れます。

強力タイプの両面テープ

写真のように金折の裏側に強力タイプの両面テープを貼りました。
ビスでしっかり固定してもいいのですが、薄い板なので今回は強力タイプの両面テープにしました。
金折は、②の板の裏側(色を塗っていない方)両端と真ん中の3ヵ所に貼りました。

カーテンレール

購入しておいたカーテンレールを取り付け、②の板を水平に壁に取り付けます。
カーテンレールを先に取りつけてしまったのですが、レールもボックスも取り付けるような場合は先に②の板を取りつけた方が楽かもしれません。
電動ドリルドライバーを使い、壁にビスで固定しました。
板が長いので、家族に反対側を支えていてもらい取り付けました。

取手

ワンポイントで真ん中に取っ手を取り付けます。
①の板の真ん中に取手のネジが入る穴をあけて、取っ手を取り付けました。
シンプルが好みの方は、モールディングも取っ手も付けないようにするとさらに簡単に作ることができます。

取り付け

①の板を電動ドライバーとビスを使い、②の板に取り付けます。
先に作業台や床などで板の途中までビスを取り付けた状態にしてからに行うと、取り付けやすいです。

3ヵ所にビス

家族に反対側を支えてもらいながら、3ヵ所にビスを取り付けました。

ビス部分に塗って

ビスの色が違って目立つ場合は、筆を使い、板と同じ色の塗料をビス部分に塗っておくとあまり目立たなくなります。
2枚の板をL型につなげたここまでの工程で完成としてもいいのですが、さらにカーテンボックスらしくするためにもう少し手を加えます。

カーテンボックスの横

カーテンボックスの横がふさがるサイズにカットしておいた③の板を、カーテンボックスの色(薄い方の茶色)に塗装して乾かします。
③の板が乾いたら電動ドライバーとビスでカーテンボックスの両端を隠すようにして留めます。
板は軽量なので、ビスは2カ所くらいで大丈夫そうでした。

完成

完成です。
以前の装飾ともマッチしたカーテンボックスができあがりました!
ナチュラルに掛けていたリネンのカーテンも高さがそろい、少しきちんと感が増した印象です。

カーテン

カーテンも掛けてみました。いい感じです!!
これで夜間も室内の明かりが外に漏れません。

軽量の雑貨

カーテンボックスの上は棚のようになっているので、フェイクグリーンや割れない素材のフィギュアなど軽量の雑貨を飾ることができます。
カーテンの開け閉めで多少振動があると思いますので、雑貨を飾る際はそのことを考慮してくださいね。

ずっと作りたかったもの

費用は、金折が1つ約120円でした。
木材、塗料、ビス、取っ手などは家にあったものを使っています。
ずっと作りたかったものを作ることができたのでよかったです。

ではビフォーとアフターを比べてみましょう。

ビフォー

こちらがビフォーです。(1枚目の写真)

アフター

そして、カーテンボックスを作ったアフターがこちらです。
カーテンボックスがあるだけでかなりお部屋の印象が変わりました。
せっかく作ったので、お気に入りのカーテンを探してみようかな……と思っています。

このDIYがあなたのDIYのヒントになればうれしいです。

burubon。(ぶるぼん。)
burubon。(ぶるぼん。)
熊本県在住の会社員主婦です。
自宅をカフェみたいなお気に入りの空間にしていきたいと、
できるだけお金をかけずにDIYでいろいろ作っています。
この連載では大雑把さんでもできる簡単DIYやセルフリノベーションなどをご紹介できればと思います。
ブログやインスタグラムにもDIYやインテリアを載せています。


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