【連載】ガレージに駐車用の白線を引いてみよう【burubon。のちょこっとカフェ風DIY便り】

投稿日:2025年5月21日(水曜日)


こんにちは。熊本県の働く主婦Diyer burubon。(ぶるぼん。)です。

自宅のガレージに車を駐車するときに、なかなかまっすぐ駐車できなくて、お店みたいに駐車場の線が引いてあればいいなぁ~と常々思っていました。
線は白色がいいけれど、わが家のコンクリート床はわりと白っぽい色なので果たして白色で線を引いたときにちゃんと見えるだろうか?……そんな疑問もあったのですが、「失敗してもいいからやってみよう!」の精神でゴールデンウィークに思い切って自分で駐車用の白線を引いてみることにしました。

ビフォー

こちらがガレージ内のビフォーです。
まずは、下調べから。
わが家のガレージの床はコンクリートです。
調べてみると、塗料はコンクリートで使えるものを選ばなくてはなりません。
ホームセンターに行って、道路線引き用塗料のコーナーを見てみたら、スプレータイプとペイントタイプがありました。
数件のホームセンターを巡りましたが、私が行ったホームセンターではペイントタイプは小さいものでも500ml~と容量が大きく、また塗料に加えて下塗り材も必要なものがありました。
ペイントタイプにすると下塗りとペンキの両方を購入することになりお金がかかりそうです。
今回は初めてということもあり、手軽にできそうなスプレータイプでやってみることにしました。

今回使ったもの

ホームセンターで道路線引き用のスプレーとマスカー(養生テープとシートが一体になったもの)、養生テープの3点を購入しました。
今回使ったものは、以下の通りです。
・道路線引き用スプレー 白(5cm幅)
・マスカー
・養生テープ
メジャー
・掃除道具(ほうき、ちりとり、ブロワなど)
・ステンシルシート
・マスキングテープ
・汚れてもいい服装
・マスク、保護メガネ

床の掃除

まず作業服など、汚れてもいい服装に着替えます。
ほこりや塗料の吸い込みなどで気分が悪くならないようにマスクや保護メガネを身に着けておきます。
車やバイク、自転車などがある場合は、ガレージから出しておきます。そのほか、施工予定の場所の近くに塗料が付いて困るものがある場合は移動させておきます。
床をきれいな状態にしてから作業に入るので、まずコンクリート床の掃除をします。
ほうきで落ち葉などを集めて、ブロワで小さな砂などを外に飛ばしました。
その後、ホースで水を流しています。床が乾くまで、ほかのことをして待ちました。

床の幅

床が乾いたら作業に入ります。
まず、床の幅を測りました。
2台分停めているスペースの柱から次の柱の手前までを測ったら約560cmでした。だいたい半分が280cmになります。

印

養生テープを貼って280cmの位置に印を付けました。
シャッター用の柱を差し込む位置がだいたいそのくらいだったので、最初からそちらを基準にしていてもよかったかもしれません。

280cmの位置

できるだけまっすぐな線を引きたいので、後ろの方の柱から280cmの位置も測ります。
家族にメジャーを押さえてもらいました。ふたり以上で作業できると、計測などがやりやすくなります。
測った位置に養生テープを貼っておきました。

黄色の丸印

柱から280cmを測って養生テープを貼ったところが黄色の丸印のあたりになります。

白線を引くための養生

白線を引くための養生を行います。
マスカーだけでも保護できるかもしれませんが、よりきれいな線にしたいと思い、養生テープも使っていきます。
まずは、入り口側の養生テープの印の横からガレージの奥の方の養生テープの印に向かってマスカーを貼ります。
たたまれていたビニールの部分をそっと広げて、写真のように養生テープで床に貼りました。

内側に10cm

写真のように内側に10cmくらいの線を作る感じで、マスカーの養生テープ部分が内側同士で向かい合う形になるように貼り、さらにその少し内側を養生テープで貼ります。
幅は、だいたいの感じの目分量でざっくり決めました^^;きっちりしたい方は、定規で測ってくださいね。

3枚ずつ

線の上下の見切りになる部分にはそれぞれ養生テープを3枚ずつ貼りました。
この養生していない部分にスプレーしていくことになります。

スプレー

ではいよいよスプレーしていきます!……が、その前に目立たないところなどで使い方や塗料の具合などをテストしておいた方がいいと思います。
今回私が購入したスプレーは逆さ吹き専用で、テストしたときにいつものスプレーのように吹いてみたら思わぬ方向に出て少しびっくりしました。
それぞれの塗料の特性があるので注意書きをしっかり読まなければなりませんね……!
スプレーは30秒間しっかり振って、逆さ吹きで施工します。

中線用約5cm幅

今回のスプレーは中線用約5cm幅のものを使っています。一度で薄い場合は、何度か上から重ね吹きして色を均等にします。

壁側にも線

壁側にも線を引きたいと思います。
壁側は壁が少し隠れるような感じでマスカーを貼りました。
そのほかは真ん中の線と同じように養生のためのマスカーや養生テープを貼り、スプレーを吹く前の準備をしました。

養生

もう一方にも同じように養生のマスカーや養生テープを貼りました。

3本分すべてスプレー

3本分すべてスプレーします。
薄いときは重ね吹きして色が均等になるようにします。

くっきり白い線

養生をはがしてみたら、くっきり白い線がお目見えしました!
白っぽいコンクリートですが、スプレーの色はさらに白いので問題なく線が見えました。

ステンシルシート

文字を入れたらお店の駐車スペースみたいになります。
ステンシルシートを使い、文字入れをしてみます。

好みの文字や数字

好みの文字や数字の順に並べて、マスキングテープ・養生テープなどで養生し、スプレーを逆さにシューっとしてみましたが、スプレーが近すぎて液量が多かったためかにじんでしまいました……

ジャンクな雰囲気

気を取り直し、横のスペースの方は少しだけスプレーを離すことを意識して吹いてみたら薄めでいい感じになりました。
周りへの塗料の飛び散りもありますが、ジャンクな雰囲気でこれはこれでよしとします。

拡張

仕上がりを見に来た家族から「もう少し線が長い方がいい」と言われました。
とりあえずいちばん重要な真ん中の線だけを拡張し、ほかの2本は今は拡張せず、追々どうするか考えることにしました。
マスカーがめんどうだったので、養生テープだけで養生してスプレーしました。

完成

完成です。
ガレージ内に駐車用の白線を引くことができました。

空間

長さも真ん中だけ長くしたり、よく見ると曲がっていたり……などいびつではありますが、白線を引いたことで、空間が引き締まりました。

全体的

全体的に見たらこんな感じです。
今回のDIYを機にガレージの奥も少しだけ整理整頓しました。
まだまだ不要品も多くごちゃごちゃしてはいますが、線を引いて片づけもしたことで気分がすっきりして、空間をできるだけきれいにしていこうという前向きな気持ちになれました。

駐車がしやすくなった

案外、掃除や片づけに時間がかかりましたが、作業自体は簡単で、乾かす時間を入れても2~3時間です。
また今回ホームセンターで購入したスプレー、養生テープ、マスカーの3点は合わせて1,700円ちょっとでした。お安く施工できてよかったです。
白線を引いたことで、車を真っ直ぐ駐車できるようになりとても助かっています。また家族からも駐車がしやすくなったと好評です。
スプレーはまだ余っているので、長さの短い2本を真ん中に合わせて長くするのもいいし、線をもう少し太くしてみるのもいいかなと思っています。
今回のDIYがあなたのDIYのヒントになればうれしいです。

burubon。(ぶるぼん。)
burubon。(ぶるぼん。)
熊本県在住の会社員主婦です。
自宅をカフェみたいなお気に入りの空間にしていきたいと、
できるだけお金をかけずにDIYでいろいろ作っています。
この連載では大雑把さんでもできる簡単DIYやセルフリノベーションなどをご紹介できればと思います。
ブログやインスタグラムにもDIYやインテリアを載せています。


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コメント

  1. burubon。 より:

    ヤングさん初めまして^ ^
    burubon。です。
    コメントいただきありがとうございます!うれしいです!
    駐車場スペースの線引き実際にやってみられたんですね。黄色のラインも素敵でしょうね(*’▽’*)
    同じ九州にお住まいとのこと、私も親近感が湧きます。
    また過去記事も見てくださりうれしいです。
    これからも日々の暮らしが楽しく便利になるようなDIY記事を書いていきますので、よかったらまた記事を見てくださいね!

  2. ヤング より:

    初めまして(=・ω・)ノ
    我が家の駐車場は黄色い線にしました!
    ここまできっちり養生しませんでしたけどね(笑)
    雑草が生えてこないようにコンクリートの隙間を埋める記事を見たついでにこちらも覗いて見ました。
    熊本ということで当方福岡なので親近感ありますね。
    ちなみに息子は熊本市内に勤務しています。
    多分来年は転勤すると思いますけどね(笑)

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