【連載】元部員の古民家リノベ 報告 リビングのリノベ編その5【元部員みねてぃのDIYライフ in 吉野】
投稿日:2020年10月21日(水曜日)
こんにちは! 元フェリシモ女子DIY部員のみねてぃです。
※このリノベーションは2018年〜2019年に作業したものです。
古民家リノベーションした時の記録、その40です。
前回はリビングの壁をペンキで仕上げました。
その続きです。
真っ白に塗った床の間。
東吉野村の名産品であった絞り丸太の床柱も真っ白。かつてはちょっとツヤっとした表面と縦じわがちょっと気持ち悪いなと思っていたのですが、白く塗ったらマットな雰囲気になりまるでFRP(繊維強化プラスチック)でつくられた新しいアートな造形物のようにも見えてきました。
これはこれでありかなと思っています。東吉野村の村長が訪ねてきて床柱を見たとき半分冗談で「名産品に何してくれてるんや」と笑い飛ばしていました(この空き家は村長が紹介してくれた物件)。
やっとリビングのリノベーションが終わりくつろげる場所ができました。
リビングの家具を置く前に床を家族で雑巾掛け。
今まで休む間も無くリノベに追われてたのであまり感じなかったのですが、雑巾掛けをしながら窓の外の緑をみると都会から田舎に引っ越してきたんだなとふと物思いにふけりました。
家具を置いた後の写真を紹介していきます。
約2.5倍の広さに引っ越してきたのでこの広いリビングには家具を置いてもすっからかんな感じです。低い梁を取り高くしたした梁も白く塗りました。
家正面側の縁側に面する大きな窓はそのままで薄い透明ガラスが入った木製建具です。右側には戸袋とよばれるところで、木製のシャッターが収められているのですが、建具・戸袋ともにすき間だらけですき間風や虫が侵入し放題。お金に余裕ができたらキッチン同様のペアガラスのサッシに換える予定です。
縁側とは反対側の腰高の窓。こちらもそのままの薄い型ガラスが入った木製サッシ。こちらもペアガラスのサッシにいずれしたいと思っています。
床の間には掛け軸と活け花のかわりにポスターと観葉植物で一応セオリーは守りました。和洋折衷な雰囲気になりました。
床脇のスペースにはテレビとテレビボードがぴったりと収まり、床脇の飾り棚の中には本を置いたりスピーカーを置いたり。飾り棚の上にある流木みたいな塊。これはもともとこの家においてあった大きいつい立てみたいなものを半分にカットしておいてみました。下の写真がもともとのつい立てです。
玄関横のスペースは今のところワークスペースです。
このスペースは砂壁もそのままで、本当はペンキで仕上げたかったのですが容量が足らず一旦断念。塗料が高いと追加で買おうとしてもなかなかの金額になってしまい、そこがいい塗料を使うときのひとつの欠点だなとも思いました。
トイレ・風呂・寝室・キッチン・ダイニング・リビングとほぼほぼこの家のリノベーションは終わりました!
と言いたいところですが、リビングはまだ手を加えないと死活問題になる箇所があります。
この玄関横と廊下の横の壁ができておらず、気密性ゼロ。エアコンがまったく効かず夏はまだいいですが、冬は凍えてしまいます。
ということで次回はここの壁を大工さんなしで作っていきます!
※このリノベーションは2018年〜2019年に作業したものです。
フェリシモ女子DIY部卒業後は奈良で木工家具工房を開業するためただいま準備中。
インスタグラムでは古民家と工房のリノベーションの様子、また家具などの製作物をあげています。
【インスタグラム】
https://www.instagram.com/wataru830/
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