【連載】1×4材と丸棒でタオルラックを作ろう【burubon。のちょこっとカフェ風DIY便り】

投稿日:2025年7月17日(木曜日)


こんにちは。熊本県の働く主婦Diyer burubon。(ぶるぼん。)です。

収納

以前、タオルを入れるのに写真の様な収納を作っていましたが、毎回結んであるひもをほどいたり結んだりするのが面倒なことと、タオルの取り出し口が狭いのでスムーズにタオルが取り出せない……という悩みがありました。

形が変形してきたこともあり、そろそろタオル収納を作り変えたいなと思っていたところで、以前何かに使おうと思って買っておいた100円ショップの丸棒(長さ45cm)を3本見つけました。
今回はこの丸棒とホームセンターで購入できるSPF材(1×4材)を使って、タオルラック(タオル収納)を作ってみたいと思います。

さっそくホームセンターに行き、有料のカットサービスを利用して6フィート(約183cm)の1×4材を45cm×2枚、22cm×2枚にカットしてもらい、残りの端材も持ち帰りました。
ホームセンターで木材を購入するときに1カット30円~100円くらいで希望の長さにカットしてもらえるサービスがあるお店があります。カットサービスを利用したい場合はお店に行く前に調べてから行くことをおすすめします。

暑い季節になったので、材料や道具はエアコンの効いたリビングに持ち込んで、水分・塩分と適度な休憩を挟みながら無理のないように作っていきましょう。

使ったもの

使った道具や材料は以下の通りです。
・1×4材 45cm  2枚
・1×4材 22cm 2枚
・丸棒(45cm) 3本 (100円ショップで購入)
さしがね
・ボールペン
サンドペーパー
好みの塗料
・ウエスまたはスポンジ、はけ
・ポリ手袋
電動ドライバー
・ビス(木材が割れにくい軸細のコーススレッド長さ50mmのもの) 14本(固定用含まず)

使う木材

使う木材を並べてみました。

線

1×4材を組み合わせてタオルラックの天板と底板、間があいた形の背板にします。
あとで合わせやすいように短い方の1×4材を定規代わりにして、木材の厚み分となる線(端から約19mm)を引きました。

ビスの位置

22cmの木材を天板と底板(上と下)にして間に45cmの木材と丸棒を入れ込むスタイルにするので、22cmの木材と45cmの木材を取り付けるビスの位置を下書きして、先に途中までビスをねじ込んでから……

ビス

取りつける位置でしっかり持って、電動ドライバーでビスを留めました。
上の面がビス留めできたらひっくり返して、下の面も同じようにビスで留めます。

コの字型のパーツ

(この写真では逆になっていますが)カタカナのコの字型のパーツができあがりました。これに丸棒を入れ込むと……

こんな感じ

こんな感じになります。
ただ入れ込んだだけでも動かないですが、これからタオルの出し入れをするときに外れたりしないようにビスでもしっかり固定します。

印を付け

丸棒の位置を決めて、印を付けます。

電動のドライバー

印を付けた位置に下穴をあけてから、ビスで留めます。
丸棒はやわらかい素材なので、電動のドライバーを使うときは急に強い力がかからないようになるべくゆっくりやさしく留めるようにします。

形が完成

形が完成しました。
試しにタオルを入れてみます。だいたい均等になるように両端と真ん中あたりに位置を決めて丸棒を入れましたが、思っていたよりわが家で使っているタオルが小さかったので両端の位置はそれぞれあと1cmずつくらい内側にすればよかったなと反省しました。
今回の位置でも落ちてくることはないですが、また作ることがあれば両端はもう少し内側に入れようと思います。

次に塗装をします。
塗装の前にサンドペーパーで角を落とし、全体的にやすって、軽く表面にも傷をつけておきます。
今回はワックスで塗装をしました。表面をやすっておくのは、塗料(ワックス)の色が入りやすくなるためです。

ワックス

ポリ手袋を着用し、スポンジやウエスでワックスを伸ばします。向きを変えながら裏側にも色が入るようにしました。

乾かし

塗り終わりました。
横に倒して、しっかり乾かします。
ワックスは塗装後に少しべたつくので、設置まで1週間ほど乾かしました。

乾いたら完成

ワックスがしっかり乾いたら完成です!

洗面所の壁

試しに洗面所の壁に設置してみました。
今回のサイズで折り畳んで丸めた薄めのフェイスタオルが約8枚収納できました。
DIYした隣のシェルフとも色が合っていて、この場所にとても合います。

キッチン

最終的にわが家では、キッチンの棚の側面に取り付けました。
丸棒と丸棒の間から電動ドライバーでビス留めして設置しています。

タオル

タオルは、下から引き出したり上から引き出したり、補充するときも挿し込むように丸めた状態のものを入れるだけなので簡単です。

リビング

タオルラックの位置から見えるリビングもなんだかすっきりしたように感じました。

今回のDIY
今回のDIYは、家族から「見た目もかっこよくなって、使いやすくなった」と、好評でした。
ワックスで塗装しましたが、この色に飽きたら好みの色の塗料で塗り直すとまた雰囲気が変わりそうです。

木材代は、カット代を入れても約500円ほど、100円ショップの丸棒も2本組の2セット(合わせて220円)のうちの3本使用なので木材代を全部合わせても1,000円でおつりがくるくらいで作ることができます。(ビス代、塗料代含まず)

丸棒の本数を2本や4本に変えてもオシャレだと思います。
あなたのDIYのヒントになればうれしいです。

burubon。(ぶるぼん。)
burubon。(ぶるぼん。)
熊本県在住の会社員主婦です。
自宅をカフェみたいなお気に入りの空間にしていきたいと、
できるだけお金をかけずにDIYでいろいろ作っています。
この連載では大雑把さんでもできる簡単DIYやセルフリノベーションなどをご紹介できればと思います。
ブログやインスタグラムにもDIYやインテリアを載せています。【ブログ】うららか☆ものづくりcafe【インスタグラム】@burubon_urrk【X】@burubon8【YouTube】urrk burubon カフェみたいなおうちづくり
塗料一覧はこちら

関連記事


コメント

コメントはブログ管理者が公開するまで表示されません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

※本名など個人を特定できる情報の入力はご遠慮ください。