度重なる想定外を臨機応変力だけで乗り切って、コの字棚を作ってみた。

投稿日:2025年8月22日(金曜日)


こんにちは、フェリシモ女子DIY部のばびです。

度重なる想定外を臨機応変力だけで乗り切ってコの字棚を作った、効率という点ではなんの参考にもならない話をします。
オフィスで使っているチーム共有の棚のデッドスペースを減らしたいというオファーから、コの字棚を作りました。

↓ 左上のこれがそれ。いますね。ベージュのが。

ベージュの

棚に直接、板を付けるのは嫌だということで、「ほなコの字の棚でも作りますか~、ちょうどいいサイズの板も余ってそうやし。余裕す。」と安請け合い。
寸法を測って板をそのサイズにカット、1×4材で脚つけたら終わり。すぐできるやろから色も塗ろうかなぁ。なんて気持ちで部室に材料を探しに行きました。

(もともとの状態はこんなでした↓ 確かなデッドスペース。)

確かなデッドスペース

ちょうどよいサイズの板を探しましょう。
……ないですね。どれも寸足らず。
「少し奥行き足らずでもよくないですか……」
そんなささやきが聞こえますが、さっそく臨機応変力を発揮しようと思います。

臨機応変力を発揮しよう

無限に湧いてくる泉でもあるんかな?というくらい、不思議といつも部室にある安定の1×4材、そして丸棒。
これでダボ継ぎして1枚板にすることにしました。

薄い板かなにかで裏面を継ぐ方がカンタンだったのですが、謎のイキリ精神が出てしまったのです。

ダボ継ぎして1枚板にすることにしました

とりあえずカット。
さてここからが腕の見せどころです。ダボ継ぎなので、接合する板同士の穴にずれがあると表面がガタガタになってしまいます。
この前、動画で接合面同士の穴の目印をうまくつけるワザみたいなのを見たので、試してみることにしました。

それがこれ。

それがこれ

わかりにくいのですが、一方の板にマステを貼り、その上に粘着面を上にしたマステを重ねています。端っこだけくっつくように折り返して貼っています。
その状態でマステに穴をあけ、もう片方の板を押しあてると粘着面が上になっているマステがもう片方の板に移るというもの。

全然うまくいきませんでした。マステが移動しねーんすよ。1×4材の表面がツルツルだからか?

別の方法も動画で見ていて、それは仁丹くらいのサイズの小さな鉄球を木材同士で挟んでぎゅっとすることで双方に印がつくというものでした。でも、そんな球どこにあんねん。
仕入れた方法は見事に全滅でした。

だがしかし、こういうときこそ臨機応変力。
鉄球方式に着想を得たのがこちら。

着想を経たのがこちら

ちっこい釘をマステで留める。です。
↓こんな感じで釘を挟んで押し付けると、もう一方の同じところに釘頭のへこみがつくというもの。

もう一方にも同じところに釘頭のへこみがつく

これが意外とうまくいってですね。
きれいに穴をあけることができました。

穴あけの難所を無事突破できたので、あとは適当な長さにカットした丸棒を打ち込んで継ぐだけ。モロタで太郎。

モロタで太郎

とはいきませんでした。
穴の方が丸棒より若干でかい。老眼のせいか、ドリルの直径を見誤ったようです。
でも私には臨機応変力があるので、焦りません。

私には臨機応変力があるので、焦りません

穴をあけるときに出た大量のおがくず。これを木工用接着剤と絡めれば即席パテ的なもののできあがりです。
これですき間を埋めるようにして丸棒を差し込むことで回避成功。

回避成功

できあがってみればフラットに仕上がりました。
しかし、ここまでで1枚板計画より3倍以上の時間と労力がかかっていましてですね。
脚も同じように板状にするつもりでしたが、4本だけでいいかとなりました。

4本だけでいいかとなりました

折角なので、脚もダボ継ぎで。
ドリルのサイズは間違えずに。

ドリルのサイズは間違えずに

完成しました。
色なんて塗ってる時間も気力も尽きました。
そもそも組む前に塗っとけって話ですしね。

そもそも組む前に塗っとけて話ですしね

でも喜んでいただいて、立派にお役目を果たしてくれておりますので作ってよかった一品です☆

立派にお役目を果たしてくれておりますので作ってよかった一品です

デッドスペースにコの字棚、皆さまもいかがでしょうか。

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