コート掛けや帽子掛け、小物も飾れる!ステイン風グレー塗装のウォールバーを設置してみた。

投稿日:2024年10月15日(火曜日)


こんにちは。フェリシモ女子DIY部のけもです。

子ども部屋の入ってすぐの壁にコート掛けがあったら便利だろうな~と思っていたので、壁収納をDIYすることにしました。
結構長いコート掛けが設置できそうな壁なのですが下地がところどころにしか入っておらず、どうしようかと悩んだ末、ピンで簡単に設置できるパーツを使った長押し(なげし)風のウォールバーを設置することに。
その結果がこちら!!

その結果がこちら

今回使用したのは、石こうボードの壁に跡が目立たないクロスピンで1×4材を取り付けられるパーツ。部屋の壁に長押し(なげし)タイプの壁面収納を増やせるんです。
材料はこちら。

材料

・インテリアウォールバー取り付けセット
・木材2枚(1枚しか写っていませんが、背面に付ける木材ももう1枚用意しました)
・ミルクペイント〈インクブラック〉
・ミルクペイント〈スノーホワイト〉
・オイルフィニッシュ塗料(写真にはないです)
・はけ
・紙コップ
・紙やすり
・ウエス
・木工用接着剤
・ドライバー(写真にはぷちドラが写っていますが、実際には電動ドリルを使いました)
・水平器
・フック

木材を紙やすりでやすって表面を滑らかにします

壁に取り付けるときに使うパーツは1×4に取り付けるものなのですが、1×4材のエッジの丸みがあまり好きではなかったので、1×4材に見合った木材を木材屋さんに頼んでカットしてもらいました。
まずは、その木材を紙やすりでやすって表面を滑らかにします。
エッジはあったほうが好みなので、あまり丸くしすぎない程度に少しだけ角を落とします。
滑らかになりました~。

あまり丸くしすぎない程度に少しだけ角を落とします

次に、仕上げたい色の塗料を塗ります。
木の色を生かしたグレー色に仕上げたかったので、ミルクペイントに水を少し加えてステイン風に塗るという技を試してみました。
調べてみると、水性塗料のミルクペイントでステインのように木の繊維を染めることができるらしいのです。
塗装後の仕上がりは水の量によって変わるらしく、事前にいらない木材で試しながら水の量を調整するのがいいようです。

仕上げたい色の塗料を塗ります

失敗するのはイヤなので、塗料の調整をして……。
濃さが決まれば、はけに塗料を含ませて……。木材の表面全体にさっと塗り広げます。
木目に沿って……

色をなじませたら、水分を吸い取るようにウエスでふき取ります

色をなじませたら、水分を吸い取るようにウエスでふき取ります。

エッジにも塗っていきます

エッジにも塗っていきます。

ナチュラルな塗装ができました

そのまま塗装すると下地が見えなくなるミルクペイントも、薄めて塗装すると木目が見えるナチュラルな塗装ができました。
1度塗りでは思っていたより少し薄かったので、上からもう1回重ねてみます。

1度塗りでは思っていたより少し薄かったので、上からもう1回重ねてみます

水で薄めるこの方法は、木目や木材自体の色に左右されやすく、部分によってはキレイに木目が見えなくなることがあったり、塗る素材によって思った仕上がりにならなかったりすることがあるようなので、注意が必要です。
天然木は繊維のやわらかいところと硬いところがあったりするので、塗料の染み込み方が部分によって違うことがあるかもしれないです。

染料の染み込み方が部分によって違うことがあるかもしれないです

1度塗りと2度塗りの違いはこんな感じ。
初めて木目を生かした塗り方をしたけもですが、思い描いていたグレーに仕上がって、満足です。

1度塗りと2度塗りの違いはこんな感じ

ミルクペイントを薄めて塗ると木材に定着しにくいという情報もあったので、上からオイルフィニッシュ塗料としてワトコオイルを塗っておきました。

オイルフィニッシュ塗料を塗っておきました

次は、この板の背面にもう1本、別の木材をビス留めします。
(初めは付けるつもりがなかったのですが、あると便利かな?と思ったので、途中で追加しました。この木材の役目は後ほど……)
塗装済みのベースの板と新たな木材の間にすき間を作るために、薄い小さな板も2枚用意します。

板の背面にもう1本、別の木材をビス留めします

薄い板2枚を細い木材の端に木工用接着剤で貼り付けて……

薄い板2枚を細い木材の端に木工用接着剤で貼り付けて

その小さくて薄い板を挟むような感じでベースの板の裏側にビス留めします。
薄い板のおかげで、すき間がちゃんとできています。

ベースの木材に、インテリアウォールバーのパーツをネジ留めします

次に、ベースの木材にインテリアウォールバーのパーツを電動ドリルでネジ留めします。
ウォールバーのパーツは、木材に取り付けるパーツと、壁に取り付けるパーツに分かれています。
ネジも付属しているので便利。
ネジ留めができたら、壁側パーツに位置出しマーカーという小さな突起のあるパーツもセットしておきます。
これで、ウォールバーとして壁に取り付ける準備ができました~。

壁側パーツに位置出しマーカーという小さな突起のあるパーツもセットしておきます

壁の取り付け位置を決め、水平を見ながら壁にグッと押し付けます。水平器をマスキングテープで留めておきました。

水平器をマスキングテープで留めておきました

グッと押し付けるのは、位置出しマーカーの突起で壁に小さな目印を付けるため。

壁に小さな目印を付ける

壁に付いた目印に合わせて壁側パーツをクロスピンで固定します。(石こうボード壁ではなく、木壁の場合にはネジで取り付けるそうです)
クロスピンは、壁に小さな穴があくだけで跡が目立たないので、壁を傷つけたくない人におすすめ。
3本のピンを3方向にプッシュすれば、石こうボードの壁にらくに固定できます。

3本のピンを3方向にプッシュすれば、石こうボードの壁にらくに固定できます

取り付けられました~。

パーツ同士がジョイント

あとは、この壁側のパーツに先ほどの板に付けたパーツを引っ掛けてグッと押し下げればパーツ同士がジョイントされて、取り付け完了!
壁から少し浮いた感じに長押し風のウォールバーが取り付けられました。
とっても簡単!

壁から少し浮いた感じに長押し風のウォールバーが取り付けられました

こんなひっかけ用のフックを用意すれば……

ひっかけ用のフック

薄い板を挟んで作ったすき間に引っ掛けられるので、コートフックとして使えます。すき間を作りたかった理由はこれでした。

薄い板を挟んで作ったすき間に引っ掛けられるので、コートフックとして使えます

ハンガーを掛けたり、帽子や上着を引っ掛けたりできて便利。

帽子や上着を引っ掛けたりできて、便利

ポストカードを飾ったり……
裏側にビス留めした細い板はちょっとした小物を置いておくためのものでした。すき間に気をつければポストカードなども立て掛けられます。

すき間に気をつければポストカードなども立て掛けられます

計画していた、コート掛けになるウォールバーが設置できました!!

壁面を有効活用できる長押し風のウォールバー

壁面を有効活用できる長押し風のウォールバー設置DIY、いかがでしたでしょうか??
これから冬にかけて、お部屋時間が増える季節です。快適なお部屋づくりの参考になれば、うれしいです。

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