【連載】簡単DIY！ヴィンテージ風のかっこいいボックスを作ろう②　持ち手加工方法【anさんのおうちと暮らしがもっと楽しくなるDIYダイアリー】

こんにちは！引っ越しを機にDIYにはまった主婦anです。

今回の記事は、前回のヴィンテージなボックスにペイントと持ち手の加工をプラスして、さらにグレードアップしたボックスの作り方を紹介させていただきます！

まずは、木材を準備します。

自宅にあった端材を使用したので、節だらけですがご了承ください。
節とは樹木の成長段階でできるもので、枝の根元の部分です。
一般的に、杉などやわらかい木材の節は抜ける可能性があったり、硬くて木ねじが入りにくかったり割れたりする可能性があるのでDIYをする際に避ける場所だったりするのですが、私は節が持つ個性が嫌いではありません。むしろ好きです（笑）
なので、今回も節は気にせず使用します。
ただし、節のある場所は避けて木ねじを打つ注意は必要になります。

サイズです。
①240×10＝2枚
②143×10＝2枚（側板）
③238×115＝1枚（底板）
端材なので中途半端なサイズ……

次に、②の板に持ち手の穴を開けるので、しっかり採寸して穴を開ける場所にしるしをつけます。

上から35㎜の場所に線を書き、サイドから50㎜ずつのところでしるしをつけて……

電動ドリルに13㎜の穴開けドリルビッドを入れて穴を開けます。
ドリルビッドを15㎜や18㎜のものにすれば取っ手のサイズが大きくなります。
お好みで調整してくださいね♪

穴と穴を繋ぐように上下に2本線を引き、電動ジグソーでカットします。
電動ジグソーの刃を開けた穴に入れて、カットする場所に刃を固定してから稼働させます。

カットが済んで取っ手ができたら、やすりをていねいにかけます。

やすりは棒状になっているものが使いやすいですが、サンドペーパーを丸めて穴に入れてやすりをかける方法もあります。

お次は、木材にペイントします。

表に出る面だけペイントします。

文字も入れてみました。

ペイントが乾いたら、内側の部分にオイルワックスを塗ります。
オールドウッドワックスのクリアを使用しました。
（ワックスやペイントは組み立ててからするのが基本なのですが、組み立ててからだと角など塗りにくいので私はいつも初めにワックス塗りやペイントを済ませてしまいます。）

いよいよ組み立てます。
下穴をあけて……

①の板を③の底板に木ねじで固定します。

次に②の側板を付けます。

ボックスが完成しました。

ここからエイジング加工に入ります。
前回の記事でも紹介させていただきましたがおさらいしましょう♪

金づちで角や木端を叩いて丸みをつけたり、傷をつけたりします。

ワイヤーブラシで叩くと、虫食いのような穴があいて古材のような風合いに。

最後に、電動サンダーでさらに丸く丸くしていきます。

取っ手の周り部分は一番手をかける場所なので、すり減りますよね。
そんな想像をしながらエイジングを仕上げていきます。

最後に、オールドウッドワックスのクリアをもう一度全体に塗って完成です。
やすりをかけたあとにまたワックスを塗りこむことで、使い古した感が倍増♪

ワンポイントに陶器のプレートを付けてみました。

完成です！！

カトラリー収納にも使用できますし……

持ち運びも便利なので、DIYグッズを収納してもいいですね。
リモコンを入れたり、スキンケアグッズなんかを収納しても良いかも♪

エイジング加工を施すことで、できたばかりなのに手になじんでるという不思議（笑）
ぜひDIYしてみて体感してみて下さい♪