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2019年度基金活動報告 ― 紛争地域のこどもたちへの医療活動支援(ドイツ国際平和村)

以下の基金から、2019年度に拠出したドイツ国際平和村さまの活動レポートをご紹介します。

●援助飛行活動、そして新型コロナウィルス感染予防対策

2月中旬、ケガや病気を抱えたアフガニスタンと中央アジアの子どもたち74人が渡独しました。

現地入りしたスタッフは、カブールの状況が日に日に悪化していることを報告しました。アフガニスタン保健省によると、2019年には162軒の保健関連センターが閉所され、その内の52軒が紛争により破壊されたと報告しています。結果、さらに多くの人々にとって医療が行き届かない状態になっています。

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アフガニスタンと中央アジアから、ケガや病気を抱えた子どもたちがドイツ・ 
デュッセルドルフ空港に到着しました。(写真はデュッセルドルフ空港到着時)

ドイツ国際平和村でも世界的なコロナ危機による影響がありますが、渡独した子どもたちはリハビリに励み、アフターケアも行われています。日々の食材に加え、包帯類、消毒液に加え、ソープ類の生活用品などの購入のため、みなさまからのご寄付を活用しています。

3月中旬以降からは、子どもたちへの衛生教育をさらに強化しました。感染予防のために、正しい手洗いや消毒の大切さを学んでいます。その様な中で、子どもたちが寂しく思っていることがあります。それは、ドイツ国際平和村でも接触・行動制限をしているため、平和教育セミナーの参加者や、定期的な活動に参加をしている登録ボランティアと会えない状況があるからです。

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子どもたちもしっかり手の消毒をします。(ドイツ国際平和村リハビリセンターにて)
●ドイツ国際平和村の施設内に、手術室を備えたメディカル・リハビリセンターの建設

ドイツの医療業界の変化に伴い、子どもたちへの治療援助活動は、年々厳しくなっています。このような状況を打開するために、手術室を備えたメディカル・リハビリセンターを建設しています。

この手術室では、室内の設備で可能な外科・整形外科手術(例えば、以前の手術で固定用に埋め込まれた金属プレートやボルトの除去手術)を行います。それにより、協力病院の費用負担を減らすことができ、2020年内には開始できる見通しです。

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外観が整い、内装工事も進んでいます。

<支援者のみなさまへ>

2019年もドイツ国際平和村は、「現地で治療を受けることが困難なケガや病気を抱えた子どもたちにドイツでの医療を提供する活動」「子どもたちの母国における医療向上を目指した現地プロジェクト活動」「平和教育活動」の3つの活動の分野全てにおいて活動を続けることができました。みなさまの継続したご支援のおかげです。

より多くの子どもたちが健康に生きられるよう、またそのことにより、将来への希望が持てるよう、今後もみなさまと協力していけることを願っています。懸念される社会的な動向に目を向けながら、紛争や危機的状況にある地域の子どもたちへの援助活動を行う団体として、視野を広くもち、偏見のない平和な社会を目指します。

みなさまのご支援、ご協力に心から感謝申し上げます!

前回の報告はこちら

■ ドイツ国際平和村さまのその他の活動はこちらからご覧いただけます。

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