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2021年度基金活動報告―紛争地域のこどもたちへの医療活動支援(ドイツ国際平和村)

「フェリシモメリーで社会貢献(紛争地域のこどもたちへの医療活動支援)」と「未来を育むフラワーフォト基金」から2021年度に基金を拠出した「ドイツ国際平和村」さまから、このたび活動レポートが届きましたので下記にてご紹介します。

紛争や危機的状況にある地域の子どもたちを援助する活動

●アフガニスタン援助飛行

アフガニスタンで適切な治療を受けることができない子どもたち89人をドイツへ受け入れました。

「子どもたちはやせ細り、アフガニスタンの医師によって数週間前に処置された傷口には衣類が巻かれていました。家族は包帯類も手に入れることができないのです。」
と、現地入りしたスタッフが報告しました。

今後、子どもたちはケガや病気の治療を受けることができるので、将来的にもこれ以上苦しまずに生活していけるようになります。

ケガや病気の子どもたちが「ドイツ国際平和村」がチャーターした飛行機で渡独する様子

●ガンビアの子どもたちの受け入れ

ガンビアは、西アフリカの小さな国で、最貧国の一つとしても数えられています。主な収入源だった観光業は、コロナ・パンデミックによって打撃を受けました。以前から不安定だった状況はさらに悪化して、2020年の若者の失業率は41.5%にまで上昇しました。このように国の展望が見えない中で、最も苦しんでいるのは子どもたちなのです。

西アフリカのガンビアの子どもたち

〈支援者のみなさまへ〉

前年から引き続き、2021年もコロナ・パンデミックの影響を受けました。通常の活動も変更せざるを得ない状況の中で、政権交代後のアフガニスタンやアンゴラ、タジキスタンやウズベキスタン、カンボジアへの援助活動が行えたことに安堵しましたが、現地の医療環境は劇的に悪化しています。

人々はさらなる支援を必要としている現実に直面していることから、現状に合った形で、新たな手段をとりながら活動を続けていきます。これからもみなさまと協力をしながら、援助活動を続けていくことを願っています。

■ ドイツ国際平和村さまのその他の活動はこちら

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