ベルギーの首都ブリュッセルの魅力
ヨーロッパに初めて旅行に行かれるんだったら、パリがまず最初かなと思います。
でね。ちょっと1日しかないけど、ほかの国にも行きたいなと思ったら、ベルギーをおすすめします。
もちろん私はチョコレートバイヤーなので、何度ここに来てることか。
ベルギーのブリュッセルはパリから日帰りも出来て、しかも街がコンパクト。明らかにパリとは違う空気があるのです。
どう違うか。パリよりもなんとも“もっちゃり”してるんです。いい意味で。
ベタなんですが、私たちアジア人は根底には観光というものはどこかそういうものを求めてます。
そういう意味でえらいっ。


世界の有名観光地。ブリュッセル。
「あー。あれあれ、知ってる。ワッフルでしょ」
「あれあれ、ゴディバよゴディバ。とりあえず買っとこう」
「小便小僧ってこんなに小さいのー?」
「あーここ。TVで見たことあるー」
って会話を世界中の人がこのブリュッセルでしています。
そういうのを集めた街です。
その中心がグランプラス広場。ヨーロッパらしい彫刻ぎっしりの建物がぐるっと囲む空間は世界遺産で。とにかく世界中の人がここに来ています。
私はここに来るとなんか泣けるー。
平和~~~~。
観光って平和~~~~。
それをビシビシ感じます。
楽しくてテンション上がってます。
この広場でなんか嫌なこと思ってる人いないと思う。
ベルギーを感じようと、みんな世界からウキウキ観光に来ています。みんなしあわせ。
そう思うと、日本に来てくれてる海外の観光客がありがたくて仕方ないです。みんなこんな気持ちなんでしょう。ほんとうによく日本に来てくれました。日本を楽しもうとしてくれました。嫌な思いせんと帰ってほしい。

やっぱりこの広場は特別です。
しかし。
観光地はやっぱり人が多く、私も苦手です。
団体旅行さんが2時間の休憩で来られることも多く、中心地はチョコとベルギーワッフル屋さんだらけで競争です。
おすすめはちょっと歩いて中心地を外れます。
今回は仕事ではないので、時間がある。
王宮とかにも行ってみました。地下の遺跡がおすすめ。めっちゃバエる写真撮れますよ。ほとんど人がいない。
あと、教会も素晴らしいー。ゆっくり座ってみましょう。
何百年もの間いろいろな人がここで祈った空間に、日本から来れてそれを感じられるのです。わたし教会が好きです。落ち着きます。
歩いてると石畳の石の大きさに気が付きました。ほかの国よりもベルギーは石が大きいのです。車も痛むだろうし、スーツケースも台車も使えない。不便だと思います。
でも、ちゃんとみんながこれを残そうとしてる。残そうとしないと舗装しちゃうだろうな。ここにもこの町のセンスと意思が見えるんです。おおらかなだけじゃない頑固さもちゃんと感じます。
もちろん、おいしいものもあります。
ワッフル! チョコ! ビール!
そして、ブリュッセルと言えば、ムール貝!この大きなお鍋いっぱいぺろっと食べられます。



ブリュッセル。
とりあえず一度は必ず押さえておきたい街のひとつです。

ベルギーのチョコレートの他の記事
BELGIUM
オランダの人気観光地ブリュージュでトラブル発生!
2025.10.20
BELGIUM
未知の国、あたたかで穏やかなスロバキア
2025.10.01
BELGIUM
ついに来た!なんか気になるポーランドの謎に迫る
2025.09.05
BELGIUM
ハンガリー、ブダペストを再び訪問
2025.09.04
BELGIUM
ベルギー、ワーテルローであのチョコの秘密に迫る!〈アルティミ ドゥ ショコラ〉
2025.08.18
BELGIUM
オランダで 憧れの花の公園キューケンホフに
2025.08.12
チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
これまでの主な紹介メディア








