ハンガリー、ブダペストを再び訪問
私はブダペストは2回目の訪問になります。
ハンガリーの首都ブダペスト。
ドナウ川をはさんでブダ地域とペスト地域に分かれています。
そんなに多くないと思うんです、行ったことがある人は。パリや、ロンドン、ウィーンやミラノ、バルセロナほど観光のメジャー都市ではないです。
しっしかし。
この街の観光のポテンシャルがすごすぎる。
一緒に行っていた商社の担当さんがブダペストが初めてだということで。ずーっと「なんでもっと観光に来ないんだろう」と言ってました。
まず、有名なのは、この2つの地区を結ぶ立派なライオン橋というのがあります。

ブダ地区にはお城があります。ここだけでも充分見ごたえがあります。

そして、ふと川を見ると、その対岸にペスト側に国会議事堂が。圧巻のでかさ!
その神々しい気品たるや。
「なんでもっと観光客来ない?!」ここで何度か目のこの言葉を絶対発します。

ペスト側には素晴らしい教会もあるし。我々が大好きな伝統ある市場があるのです。ヨーロッパは寒いので、北の地域の市場は体育館のような大きな建物の中にずらっと八百屋さんとかお肉屋さんとかが並んでいます。これがノスタルジック。
名物のパプリカが所狭しと売られています。ハンガリーはなんでもパプリカパウダーを入れます。一見、唐辛子みたいな形をしてるのと、すごく赤いので辛いのかと思いきや。ただ赤いのです。同じ赤でもトマトほど味を左右する食材でもないのに。なんでここまで入れるんだろう。謎です。
2階はお土産物とレストランがあって、ハンガリー料理が食べられます。煮込み料理がメインです。



刺繍やハーブ、雑貨のお土産物もここで買えます。
ちょーどいい街のサイズ感。観光資源はこんなにあるのに。
ここでも思わず口から漏れ出るのは
「なんでもっと観光客来ない?」
前に来たときよりもやっぱり街は今時になっていました。車もショップもだいぶ入れ替わっていて、まんま東欧の文化が多少薄れ、他の国と似てはきています。
経済的にそこまで悪くないのです。だから新しい建物やお店もいっぱいアップデートされてます。
でも、まだ他の国よりも自分らしさをキープしています。
これはもう避けられない。その国らしさを残すことはもう自然には出来ないので、ビジネスとして観光で残るしかないのです。

ハンガリーには煙突パン「チムニーパン」という伝統的なお菓子があって、味も小麦粉と砂糖って味のシンプルなものです。前来たときはほんとに屋台って感じだったけど。
今回行ったら、屋台からショップって感じに変わってました。
ショコラティエもポーランドやスロバキアよりは多いです。
チョコレートってある意味、嗜好品の最たるもので、決して世界中安いものではないです。何かの経済の指数にはなってると思います。
しかしね、こんな美しいハンガリーも今、政治は複雑です。ずっと大統領の言動とかも注目されていて、ヨーロッパのニュースにはよく出てきます。
近代現代ヨーロッパの歴史が大好きな私は、いつも大きく歴史が変わる東欧に興味があるのですが。
今後もハンガリーが日本でもニュースになることがあるかも。
そんな時にもチョコでハンガリーを知っていたら、“わたし世界とチョコでつながってる!”と実感出来るかもしれませんね。
ブダペストは治安もいいし、街もきれいです。ぜひ機会があったらご旅行におすすめです。


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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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