フェリシモCompany

フェリシモたすけあい基金からの支援:コロナ禍の小児病棟付き添いママを支援「付き添い生活応援パック」(特定非営利活動法人キープ・ママ・スマイリング)

みなさまとともにこれからの未来の暮らしを作っていく取り組みのために設立された「フェリシモ たすけあい基金」より、入院中のお子さまに付き添う家族への支援を実施いたします。

コロナ禍の付き添い制限により、小児病棟の付き添い環境は大変な状況に。
長期間泊り込むご家族へ、食品等を詰め合わせた「付き添い生活応援パック」を届ける支援。

初めまして。特定非営利活動法人キープ・ママ・スマイリングの光原です。
私たちは、病気の子どもや発達がゆっくりな子どもを育てるお母さん・ご家族を支援することを目的に、当事者が中心となり設立された団体です。

特に、入院中のお子さんに付き添うお母さんやご家族を「食」で支援するための活動を2015年から継続的に行なっています。また、2019年からは、一流シェフ監修の美味しい缶詰 <ミールdeスマイリング> を開発して、日本各地の小児病棟で付き添うママたちに届けて、「心身ともに健康」を支えることを目的に支援をしています。

<ミールdeスマイリング>の缶詰

この度、コロナ感染症対策による付き添い制限によって、小児病棟に泊り込む付き添い者の環境が、より大変な状況になっていることがわかりました。感染拡大防止のために、子どもと一緒に病棟に泊まり込み付き添う家族の交代が禁止されたり、外出回数や時間制限がされたために母親への負荷も高まり、病棟内で監禁状態と言えるような過酷な状況になっています。

そこで私たちは、付き添い生活をサポートする食品やマスク、消毒薬、日用品などを詰め合わせた「付き添い生活応援パック」を病棟に長期間泊り込むご家族へ無償でお届けをする支援を始めることにしました。「付き添い生活応援パック」の中身の多くは、企業からの寄付としています。

小児がんをはじめとした長期入院が必要な子どもたちの親御さんは、数ヵ月から1年単位での付き添いになります。そのためこのプロジェクトでは、心身ともに疲弊している付き添い者の心と体の健康を支えることを目的にしています。

1000名分の予算を確保してスタートしたものの、予想を超える応募が殺到したために、希望者全てにお届けすることが予算の都合上かなわない状況になっています。(毎週30-40名、6ヵ月で1000名を予定。毎週月曜のみでは50名を超えるエントリー)

これからも継続して、新たに1000名のご家族に、「付き添い生活応援パック」を届けていきたいと考えていますので、ぜひご支援をよろしくお願いします。

<支援内容>

小児病棟で入院中の子どもに、泊まり込みで長期間(2週間以上)付き添うご家族へ「付き添い生活応援パック」をお届けしていきます。

来年3月までに毎月150名程、3月末までに1000名を目指し、4月以降も継続したいと考えています。このうち基金からは、お母さんに届けるための発送料を中心に活用させていただきます。

<期待される効果>

小児病棟で子どもと一緒に泊り込むご家族(主にお母さん)は、自分たちの食事が出ないことがほとんどなので、子どもが眠っている隙間時間に、院内のコンビニや売店で自身の食料を調達しています。

狭いベッドで細切れの睡眠時間、栄養バランスが取れているとは言いづらい食事、病児の治療への不安やストレスが相まって、体調を崩す人も多くいます。また、今まで以上にコロナ禍の院内感染への恐怖から、付き添い者同士の交流も減り孤独感は増す一方です。

入院中の子どもをケアする母親・家族に、多くの支援者からの寄付が詰まった「付き添い生活応援パック」を届けることは、物理的な喜びだけでなく、自分を応援してくれる人がたくさんいるといううれしさと孤独感を解消してくれます。そうすることで生じるお母さんの笑顔は、子どもにとって一番の薬になります。

そして、小児病棟における付き添い者の環境をより良くするためにも、現在の付き添い者の置かれている環境を広く知らしめることが大切です。今回の活動を通じて集めた声を活かしながら、「小児病棟における入院付き添い者の環境改善」の必要性を伝え、実現に向けた政策提言につなげていきます。

「付き添い生活応援パック」

■コロナ禍の小児病棟付き添いママを支援「付き添い生活応援パック」
実施場所 : 日本全国・小児病棟
実施期間 : 2020年10月~
・キープ・ママ・スマイリングさまのその他の支援活動はこちらから

活動レポートが届きましたら、みなさまにご報告させていただきます。
⇒キープ・ママ・スマイリングさまから活動レポートが届きました! 報告ページはこちら

この記事をシェアする
Twitter
Facebook
LINE

コメント

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。

コメントを投稿する
ページトップへ戻る