〈デスペンサ デ パラチオ〉幻級のチョコレート
運命の出会いを感じる 〈デスペンサ デ パラチオ〉ですが。
オーナーのアントニオさんのこだわりは、ワインやオリーブオイルにもおよびます。
ワインの樽は本格的すぎて。本業のよう。
本業と言えば、オリーブ畑も持っていて、その味わいはニューヨークのコンクールで優勝したほど。

どれもマジです。
そして、その本気の極みが隣にあるチョコレートミュージアムです。
私はショコラティエがチョコにハマりすぎてチョコレート博物館を作り出すのはよく知ってます。何社も見ています。
チェコにもごっついのがあるし。スイスのリンツのチョコレートミュージアムも有名で、去年のポーランドのヴェデルのもすごかった。圧巻でした。しかし、どこも大企業なんです。

ファミリービジネスで。ここまで……。
30年で集めに集めたチョコの歴史的なパッケージや品々。


チョコのアステカの歴史の説明。2階建てくらいの大きなオブジェ、子どものコーナー。
チョコの説明のミニチュアオブジェ。
パッケージの印刷機。チョコのポスター、おまけ。

奴隷の時代の忘れてはいけないカカオの話など。コレクションだけでなく情報も素晴らしい。
ほんとに真のチョコオタクです。

クリスマスには人が2,000人来るとしても。この村にどうしてここまでのコレクションを集めたのか。
そうです。ただ集めたかったのです。

素晴らしいコレクションの紹介は尽きることがありません。
さっきから、英語に通訳している営業マンさんが疲れています。
疲れて英語に通訳しない営業マンを、アントニオさんがつついて「ほら、ここも通訳しろ」と言っています。
その情熱たるや……。
気が付いたら、9時間商談していました。
人生初です。ここまでの人に会ったのは。
その間にアントニオさんの情熱と気力は一度も休憩しません。
ぶれることなく。自分の仕事について紹介してくれます。
もう、神の域です。
車で案内してくれるのもアントニオさんが運転するのですが。センターラインの上を走っています。
いいです。
もう、アントニオさん、センターラインなんてどっちゃでもいい。
私はアントニオさんについていきますっ。師匠!
心からそう思えた方です。
今回、日本に紹介させてもらえて心から感謝です。
スペインのチョコレートの他の記事
SPAIN
スペインのセビリアフェスティバル、かっちょいいー
2026.09.08
SPAIN
〈デスペンサ デ パラチオ〉セビリアのお店に行く
2026.09.04
SPAIN
ここが旅のクライマックス〈デスペンサ デ パラチオ〉
2026.08.28
SPAIN
こんなことある?アンダルシアのサンタクララ修道院
2026.08.25
SPAIN
スペイン伝統スイーツの隠れ里、エステパに到着!
2026.08.21
SPAIN
スペインの地元の人がすすめる隠れた名品。〈リアルト〉のモスコビータス
2026.08.18
チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
これまでの主な紹介メディア








