イタリア・シエナという町
イタリアは実は食品業界では人気の場所です。イタリアンフェアは日本各地で年中開催されています。
ちょっと前に流行ったスローフード。
1986年にイタリアで始まった食文化を見直す社会運動で、ファストフードの対極として、伝統的な食材や郷土料理を守り、環境に負荷をかけず、生産者を大事に持続可能な食のあり方を提唱しています。 とにかく素材を大事にする哲学があって、シンプルな確実においしいものづくりが特徴です。
でも、バイヤー泣かせでもあります、いろいろなものがもう輸入されていて、なかなか新しいものを見つけるのが難しい地でもあるのです。
都会のミラノ、フィレンツェ。大きな食の展示会があるパルマ。そして、北部のトリノはよく行くことがあります。
しかし、私も行ったことがない美食の街。それがシエナです。
何人か関係者に言われました。「イタリアはもう新しいものはないですが、シエナはいいですよ」。「今度シエナに行こうと思うんですが」「あー、確かにシエナはいいかも」
話によると城壁に囲まれた中世の町で、伝統的なものが多いと。
そんな会話があって、私はフィレンツェすっ飛ばして、バスでシエナに向かっています。今回バスの移動が多かったのですが、とにかく時間通りにバスが来ない。
そうでした。世界中なんやかんやと長距離バスに乗るのですが。時刻表はあってないようなものです。何を頼りに来ると信じてみんな待ってるんだろうと不思議にすら思えます。
海外ではみんな自動車が多いので、公共交通機関に乗るのはお年寄りが多いせいか、みんな気長です。フィレンツェから、簡単じゃなかったですが、結局バスに乗れました。
バスの移動は景色が近くて好きです。
バスで2時間ほどで、シエナに到着しました。

立派な城壁。
国内旅行のイタリア人観光客が多そうです。
特徴的なのが、町の中心広場「カンポ広場」です。郵便局には一切関係ありません。


ヨーロッパでは市庁舎の前が広場になっていて、そこを中心とした町の作りになっています。そのカンポ広場はかなり特徴的で、驚きました。平らではなく、なだらかな丘なのです。ほんとにヨーロッパ中のたくさんの町に行っていますが、これは他にない特徴です。シエナは坂が多いからだと思いますが、まるで巨大な円形競技場かコンサート会場のようで。その斜面のあちこちで人々が腰かけてくつろいでいます。
この円形を利用して競馬のお祭りもあるそうですよ。

イタリアの教会は立派です。シエナ大聖堂。とにかく圧巻っ。



一歩細い路地に入ると、時間が止まったようです。
路地でもやっぱり坂が多いです。
ずっとここに人が歩いていて、この景色だったのでしょうね。



こんな、いかにも歴史ある町で、地元のお菓子屋さんも覗いてみました。


この土地に伝わる伝統的なお菓子が並んでいます。
しぶ~~い、激渋。
あれもこれも気になるっ。
あ、レオーネだ!有名なキャンディーですが、日本では見ないご当地レオーネとかありました。地域の旗のデザインです。

これからイタリアらしい長い年月をかけて地元に愛されたお菓子のアトリエに行ってみます。
わくわくがとまらんー!
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