ガーナの旅~ガーナの高校訪問
最終日、ガーナともあと数時間でお別れです。
ここまでほんとうにいろいろガーナを紹介してくれたトシコさんともしばらく会えなくなるのが寂しい。しかし、そんな時でもギリギリまでガーナと関わりたい。
最終日の朝からアクラの高校にお邪魔しました。
なんと地方から集まった3,000人もの高校生が寄宿舎に入り、勉強しています。2段ベッドがずらっと並んでいるのを見ました。ほんとうにここで3,000人が一緒に暮らしているのです。
クリスチャン系の学校で、その中の美術の専攻の授業に呼んでもらえました。
やっぱり高校生となるとでかい。大人です。小学生とはだいぶ圧迫感が違います。
ファーザー・レノアと呼ばれている神父さんが来ました。みんなが尊敬してるのが伝わってきます。ファーザー・レノアはいきなり流暢な日本語で話し出しました。日本に住んでいた時期があるそうで。後ろの方で授業を見てくれてました。私のイケてない英語の問いかけも、ちゃんとサポートしてくれました。
今回はさすが美術専攻ということもあって、みんな表現が凝ってますね。めずらしい日本人の授業にみんな一生懸命作品に向かってくれました。
先生はまだ専門家が少ないようです。それはそうでしょう。
出来た作品にみんなご満悦。とってもいい笑顔で、私に話しかけてくれます。みんな一人一人素晴らしいです!今日で最後だから声を飛ばして大丈夫。
しかし、寝坊して遅れてきた子たちが……。寂しそうに見てます。
私もう飛行機乗らないといけないけど。
もう一授業、やりましょう。
せっかく来たんやし。あなた方が卒業するまでに私もう一回来れないかも。
急遽2クラス目スタート。ほんとたくさん紙を持ってきて良かった!
いつも必死だから大変なんですが。疲れを感じないほど、とてもありがたい交流でした。
みんなお勉強頑張ってね。
終わったら、私にみんなが口々に言ってくるんです。
ミリ、ヤミンシュラウ!
ヤミンシュラウ!
ヤミンシュラウ!
どういう意味かと聞くと「神のご加護がありますように」だそうです。
みんなにもヤミンシュラウ!
あとは空港かあ、さみしいー。
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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴25年以上、「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに約500ブランド・約2,500種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは約250ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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