ノートルダム寺院はアポなしOK
海外に旅に出て昔とすごく変わったなと思うことは。
まず、街がきれいになってる。電車やトイレもきれい。世界中でキャッシュレス。現金で払うことはほぼない。そして、なんでもケータイアプリ。
そうなんです。今回の旅でアプリがどれだけ増えたか。どの施設もケータイのQRコードがチケットになっているので、それぞれのアプリに入れるしかないのです。
何もかも予約制で、値段もまちまちです。ルーヴルやオルセー、ベルサイユなんか、あんなに広いのに予約いる?と思いますが、全部予約制です。
私は絶えずアポなしなんです。それが好きなんですが。もう予約しないと先へ進まないです。
そして、どこも結構お高こうございまして。
入場料はかなり小さな博物館でもそこそこしますよ。2000円以上が普通です。
家族で行くとたいへんでしょうね。
私は入場料には糸目をつけませんので、とにかく見られるものはなんでも見るタイプです。はずれもあるけど、その中の窓がいいとか。額が見たことがないとか。案内のサインがいいとか。ミュージアムカフェが静かとか。本題と違うところでもハッとすることがあるのです。
今、外食も海外は高いですが、入場料もなかなか厳しい話です。
そんななか、私にぴったりなものを見つけました。
教会です。

教会はアポなしOK。そして、宝物殿以外はお金をとりません。もちろん、ドネイション(寄付)のカード支払いのコーナーもありますが。それは自由。
教会でヨーロッパで一番人気なのはパリの真ん中、ノートルダム寺院です。聞いたことも見たことも一度はあると思います。日本でいう浅草寺でしょうか。イメージ違いすぎてたとえになってないですね。
ノートルダム寺院がある場所は、シテ島といって川の中州になっていて、このシテ島がパリの出発地なのです。
長い歴史の間にパリを見つめてきたこのノートルダム寺院が火災に遭ったのは、すごくショッキングでした。歴史の中でこんなことがあっていいのか。パリの人の恐怖と絶望感がいかほどだったか。想像するだけでも怖いです。しかし、すっかり復元されました。世界中のセレブの寄付によってノートルダム寺院は猛スピードで再建されました。
中はとても天井が高く、ステンドグラスが天に伸びています。

そして、どんなたくさんの人がいようと、それには負けない崇高な空気が包み込みます。みんながかしこまり、その空気に従う感じ。運が良ければパイプオルガンが鳴り響き、賛美歌も聞こえます。教会は異空間です。
私はもともとすごくオタク気質なので、何かを観察しだしたら止まりません。今回それが教会でした。アポなしで無料で入れる。
どんな小さな教会でも見たくて仕方なくて。軽く100ヵ所は見たと思います。
おすすめの観光での教会の見方をご紹介しますね。子どもでも大丈夫、簡単な知識があると楽しめます。
1つめは、「カトリック」かどうか。
宗派によって装飾がぜんぜん違います。イタリアとかによくありますが、カトリックの教会は金色でとにかくゴージャスです。
そのほか、プロテスタント、シナゴーク、国によって宗派の違いがあり、興味があればさらに深掘りも出来ます。
2つめは「ゴシック」かどうか。
建築様式にはゴシック、ロマネスク、ルネッサンスなどがあります。まずは「ゴシック」だけでいいです。ゴシック建築は天井が高く、塔が天に向かってそびえ立ちます。中もアーチが美しいです。ステンドグラスも縦長で見てるだけで崇高な気持ちになります。とってもわかりやすいです。

この2個だけでもわかると楽しいです。
3つめは、座ってみましょう。
ミサがなければ座っていいので、ひんやりした木製の椅子に座ってじっと空気を味わいましょう。
何百年もにわたって、いろいろな人がいろいろな思いで、ここに座ってこの空気を吸ったと思うと特別に感じます。
この3つでヨーロッパの教会めぐりは充分楽しめますので、次の旅ではやってみてください。


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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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