スロベニアの最先端チョコ〈リュシファー〉です！

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〈リュシファー〉は、スロベニアという国のショコラティエです。
スロベニアはここです。

街なかにあるのではなく、公共交通機関がないところなので、私はタクシーをチャーターして行きました。　
着くと秘密基地みたいなお店がありまして、1階がカフェになっています。

そこでお茶とケーキをごちそうになったんですが、これがめっちゃおいしかった。この味のセンスがあったらチョコも間違いない！と確信しました。

実は〈リュシファー〉という名まえは、〈悪魔〉という意味なんです。ちょっと怖いですが、悪魔と言っても、タキシードを着てるようなオシャレでカッコいい悪魔のイメージです。

お店の2階がアトリエになっていて、ここがリュシファーさんの秘密基地です。きれいな、ぴしっとしたアトリエでした。
お店の方から「オリジナリティやスロベニアらしさを大事にしている」と聞いたとき、素材感とか、面白いデザインとか、すべてにおいてほかの国にないものが、きっといっぱいあるんだろうなと感じました。

アトリエで見たのがこのデザインの箱で、その時は「こんなんあるな～」ぐらいに思ってましたが、まさかもう一回出会えるとは…！

今回「ハートシェイプのチョコを作ってください」とお願いしたら、すごいの来ましたよ！

アートですよ、まさにアート！ 心臓を思わせるような、ちょっとドキッとするハートなんですけど、ドラマチックでしょ？すごくかっこいいでしょ？
ハートもそれぞれに味が違い、シャンパン、キャラメル、ルビーチョコの3種類です。
スロベニアは隠れたチョコ王国なんですが、まさにスロベニアチョコレートの最先端を見た！という気がします。

この赤い心臓を思わせるデザインのチョコは、実はホワイトチョコでカバーされています。
食べてみると、センターの酸味のきいたトロっとしたゼリーの部分と、シャンパンの香りがふわ～っとするガナッシュがあいまって、何とも言えずドラマチックでミステリアスな味がします。かっこいいチョコだ！

今はコロナでスロベニアには行けないですが、チョコレートでスロベニアとつながった感じがします。また行けるようになったら、ぜひもう一度行きたい国です。

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