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フランスのチョコレート

2019.07.26

アルビでの出会い パットドフリュイ

トゥールーズからアルビの町に来ました。
私はフランスは何度も来ていますが、この地方は初めてです。と言うか、まず来ないでしょう。よっぽど親戚がいるとかでないと。
フランス人に言わせると「なんにもなところ」って言うもんだから。
油断しますよっ。油断。
私たち、日本人がここに行ったら、いろいろありまくりです。
「憧れの西洋の田舎」という感じ。

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アルビ大聖堂の鐘の音が鳴り響き。中世の石橋がかかり、穏やかな時間が流れています。

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ここまで来たわ。私!!!
って感じ。

アルビの町の中ほどに”エピスリー フィンヌ”がありました。
エピスリー フィンヌとは特定の店の名まえではなく、高級食材店という感じ。パリでもお土産を買うときに必ずチェックします。大体その地方の素晴らしい食材はエピスリー フィンヌで見つけられます。アルビにも典型的なエピスリー フィンヌがありました。
「デリス ラマルク」というお店でした。

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ほっほーーーー。
まずはこの店構え。テンション上がるわーーー。入る前から私の探してるものがここに絶対にあるという期待感。「おる。おるで。ここに!」
バイヤーとしてテンションが上がるのはこういうときです。
ほぼハンターの心境ですね。息してないでしょうね。
入り口でさらにテンションが上がる。
床です。
美しい!!!
歴史のあるエピスリー フィンヌは床を大事に残しているので、その古さを見たら本物さが伝わります。
もう入るや否や。すごいスピードで片っぱしからガン見です。
血まなこ!
スペースいっぱいにびっしり天井の上まで並べられた、この地域の優れた食材。
目が合った。確かに目が合う感じ。
ありましたーーー!

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もう20年以上やってますので、だいたい販売はしたことがあったりするのですが。
まだありました。
レトロかわいい地元の味が。
実はフランスのショコラティエは夏になるとみんなチョコを作らず、これを作るという、チョコとは切っても切れない関係のお菓子があるのです。それがこのパットドゥフリュイ。フルーツたっぷりで大人の味わいなのです。


そして、何よりこのパッケージ。レトロかわいい!!!
なんにも入れなくても置いとく~~~。
ダンシャリがなんぼのもんじゃい。
世間の流れに逆行しても気にするものか。
今年のお正月に書いた目標を数ヵ月で破り捨てちゃうっ。
そんな罪な魅力的なものに出会ってしまいました。

アルビの町の素敵な出会いをお伝えしました。

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チョコレートバイヤーみり

フェリシモでのチョコレートバイヤー歴25年以上、「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに約500ブランド・約2,500種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは約250ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!

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