赤チョコ”ムシュワール ダ ショレ”のほんとの魅力
すみません。今まで私が間違っていました。
今まで青チョコと並び人気だった赤チョコこと”ムシュワール ダ ショレ”。
ケルノンはフランス・アンジェの名産品の青い石をイメージしてますが、このアーティゾン パショネが作る赤チョコはショレの名産品、赤いハンカチをモチーフにしているのです。マジパンの感じといい、オレンジのお酒の香りといい、すごいなとは思っていたんです。
でもね。出来すぎ君なんです。
なんか、出来すぎでスルーしてしまっていました。
私は実はお店を取材していなかったのです。
今回ようやくお目にかかれました。

2人のショコラティエは同じ学校出身で、お互いいい刺激を受けながら日々チョコレートやケーキを作っているそうです。



いや、驚いたのはね、この赤チョコはレベルがすごく高いとは思っていたんです。でも、ここまでとは思わなかった。

アトリエに着くなり置かれていた塊にびっくり。
こっこれは。。。

プラリネを作るときはナッツを飴がけしてそれを砕き、チョコに混ぜるのですが。通常仕入れてきたりするものです。それをこの人たちはそこから作っているのです。
うわー。。。
私への手づくりアピール。みなまで言わないで。どしーーーんと伝わりました。
手間かかってる。

もちろん赤チョコも素晴らしいですが。
盆栽も食べたい……。

他も気になる。。

こっこれはうまい……!
と言うものが赤チョコの他にもありました。
これはやばい……、ジャンドゥーヤのビスケットチョコレートです。
うまーーーい。割れてしまうかも知れないけど、とにかく日本に紹介しなければ!!!
見積もりくださーーーい!


これももちろん、ひとつひとつ手作り……。
いやーー、これは。価値あります。
スタッフ試食会でもこれが一番人気でした。
すごいわ、この人たち。これからは、”アーティゾン パショネ”のムシュワール ダ ショレと、ちゃんとなまえに店名を付けて呼ぼう。
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チョコレートバイヤーみり
フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!
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