チョコレートバイヤーみりの 世界の果てまでチョコレート! レアもの探して、どこまで行く!?チョコレートバイヤーみりの 世界の果てまでチョコレート! レアもの探して、どこまで行く!?

過去の記事

search

CLOSE

幸福のチョコレートブログ >  ハンガリーのチョコレート > ハンガリー・ブダペストから本気のチョコが来た! ロージャボルギ 

ハンガリーのチョコレート

2016.12.05

ハンガリー・ブダペストから本気のチョコが来た! ロージャボルギ 

ロージャ1.jpgハンガリー・ブダペストに行ったのは、このショコラティエに会うためでした。日本初上陸です。チョコレートバイヤーみり、すごいっ。自画自賛でございます。

こんなすごいショコラティエがまだあったのか!と我が目を疑うほどです。このクラスにはそうそうめぐり合えません。「いつもそう言ってるじゃない」と安い女に見られるかも知れませんが。このお店を見たらその気持ちもわかると思います。

ロージャ14.jpgまず目に付くのは、日本人女子だったらきっと誰もが好きなこのかわいいデザイン。

こちらは奥さまカタリーナさんのデザイン。奥さまはイラストレーターなのです。パッケージもそうですが、チョコのモールドまで美しいっ。

ロージャ6.jpgロージャ7.jpg

奥さまのこのイラストのインスピレーションはどこから?と聞いたところ。「日本」って。30年前に日本人と文通していて、そのときもらったシルクの小物入れがかわいくって今も持ってるそうです。どなたか存じ上げませんが、その文通相手さま、感謝しちゃう。


パッケージだけではありません。このショコラティエ、なんとビーン トゥ バーなのです。12年前にだんなさまと「ハンガリーにはいいチョコレートがない」と言って始められたそうですが、そこから、どんどんこだわり抜いて、現在ではほとんどニューヨークで販売しているそうです。

そりゃ世界レベルでございますわよ。。

この完成度。『幸福のチョコレート』の宝物です。

チョコの神様!ありがとー。thunderdiamondthunderdiamond

ロージャ5.jpg

このチョコレートドリンクはマツコデラックスみたいでしょ。

【バレンタインお届け】ロージャボルギ ラベンダーチョコドリンク

20161123102748.jpg

パッケージが3人家族になっていて、これはそのうちのお母さんです。チョコレートとラベンダーがかなりクセになります。やみつきっ。現地ではこのひと袋で約3杯分と濃厚に飲みますが、日本人には濃すぎるかもわからないので、ミルクに溶かしながら自分の好みの濃さにしてください。

【バレンタインお届け】ロージャボルギ パプリカチョコドリンク

20161128025536.jpg

お父さんのデザインのパプリカ味もあります。そんなに辛いわけではなく、うっすらピリッがちょうどいい感じ、あったまれます。 子どもデザインはブダペストで見たときはお下げ髪の女の子だったのに、日本に来たら見たこともない男の子に替わっていました。

【バレンタインお届け】ロージャボルギ バニラチョコドリンク

20161128120903.jpg

きっとなにか家庭の事情があったのでしょう。いろいろ聞いてもキリがないので受け入れました。中身は子どもらしくバニラチョコ。男の子デザインもキュートです!

20161128031910.jpg

ロージャ9.jpgもうひとつおすすめは「アーモンドソルト」。これも、カカオのよさがにじみ出ています。

【バレンタインお届け】ロージャボルギ アーモンドソルト

20161127110707.jpg

こんなにシンプルだからこそ、いい素材がわかるってもんです。勝負できます。

なにと勝負かわかりませんが。負ける気がしないもんっ。

ロージャ15.jpg最後はこれです。「チュアオ」。

【バレンタインお届け】ロージャボルギ チュアオ

20161126031353.jpg

カカオ好き必見、必食。『幸福のチョコレート』の本気度を見てほしい。dashdashdash

ロージャボルギのカカオへのこだわりは、ビーン トゥ バーなのでカカオ豆の産地の袋でわかりました。えらい高級カカオの袋がずらりと並んでいます。宝の山に見えます。その中でひと際輝いていた黄金の豆が、幻のカカオとも言われているこの「チュアオ」です。私はこのチュアオを選んだことで、チョコレートバイヤーとしてあなたの作品を理解しています、と伝えたかったのです。そういうプロ同士の暗黙の共感みたいな?いや、なんか私かっこいいこと言ってしまってます。きっとこのチュアオをこのロージャボルギの作品として日本に紹介してあげるのが、この人たちのレベルを知らせることになると。

ロージャ13.jpg


ロージャ4.jpgロージャ12.jpgベネズエラのチュアオ村のカカオは高額で、簡単には手に入らないもので、それをビーン トゥ バーにして、この美しい芸術とも言えるチョコレートに仕上げる。
もう、買ってもらわなくっても私は満足。日本に紹介できて、もうそれだけでいいっ。あ、何を口走ってるんでしょう、勢い余って。買ってほしいです。でもそんなに作れるはずもなく。このクラスが必要な方のみ買っていただけたら、もしくはホワイトデイのお申し込みでゆっくりと食べられることをオススメします。

【ホワイトデイお届け】ロージャボルギ チュアオ

ロージャ11.jpgロージャ3.jpgロージャ8.jpgロージャ2.jpgロージャ16.jpgロージャ10.jpg


SHARE:

ハンガリーのチョコレートの他の記事

サイト内検索

アーカイブ

2014年以前の記事はこちら

plofile

チョコレートバイヤーみり

フェリシモでのチョコレートバイヤー歴25年以上、「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに約500ブランド・約2,500種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは約250ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!

これまでの主な紹介メディア