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ストック写真から、きっともう行けない海の写真

10年ほど前かな ……
ケニアの海に潜り行く取材を頂いて、アンボセリ国立公園とその近くの海に潜ってきました。
季節によるとジンベイザメなどが見られるようですが、それ以上に興味深い出会いありました。

例えば、これです!他の海では全く見かけないヤッコですね。
この子を見たときは、さすがに海の大きさ、未知なる海への憧れを覚えました。

なかなかのデザインですよね!名前を調べろ!って感じですが …… 笑

で、こんな配色のホヤの群生もそこここに

よく見ると、

ハゼがついて …… 素敵なの ……

色違いもあったりして ……

今、行けたらまた違う発見もあるんだろうな ……
野生がむき出しの海だったけど、また行ってみたい。

そして、そしてニューカレドニアのポアンディミエかな。
頑張ったらいけるかもだけど、私が毎年ニューカレドニアで撮影した時は、当時ニューカレドニアのヌメアで活躍している小川マサシさんがいて、
彼とコンビを組ませてもらってニューカレドニア内のあらゆる海に行った。
マサシさんとは今も親交があるけど、彼がいなくなって、ヌメアは変らず行ったけど、イルデパン以外の他のエリアに行くことはなくなった。

写真を見てこんな景色を撮影したな、と思い出す。

ポアンディミエの海の特徴のひとつとして、こんなイソバナなどが連立する素敵な景色があるんだけど、ここを何回撮影しても、その美しさの表現が難しくて・・・。いつも無力感を覚えていた。
正直、今、行っても苦労すると思う …… 手強い …… 相手や …… 苦笑

そんな意味では、リフー島もそうかな ……

このポイントが大好きな日本人女性ダイバーがいて、このポイントはトモコポイントと名付けられた。
今、ここの行くことができたら、また違った写真を撮る自信がある …… ?かも。
行きたいな …… 苦笑

そして、最後に紹介するコスラエは、旅行会社ワールドツアープランナーズが展開するwebマガジンSORAの取材で行ったもので。

コスラエは、他の海に比べるとまだ行ける可能性があるけど、良い海なので、是非。

いろんなポイントがあるのですが、特に印象的だったのが、ドワーフフォレストというポイント。「妖精の森」という意味かな ……
そのネーミングにぴったりで、マングローブの森の下にサンゴ礁が大きく繁茂してるの。

そのサンゴの形がお城みたいで、
なんか、ドワーフが住んでいてもおかしくないでしょう。

やっぱりここでももう一度撮影したいな ……

こんな景色を見つけた、朽ち落ちる城 …… など思いながら撮影した ……
イメージはわかるけど、もっとちゃんと写真撮れよ!って過去の私に言いたい …… 苦笑

タイトルに、きっともう行けない海の写真と書きました。
可能性は、全くないわけではないですが、とても低いですね。どこも素晴らしい海ばかりでした。

来週からは、自粛明けのロケの様子をお伝えできそうです!お楽しみに!

ということで、また来週!ほな!

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かもめブログライターご紹介

鍵井 靖章

1971年、兵庫県生まれ。大学在学中に水中写真家・伊藤勝敏氏に師事。1993年よりオーストラリア、伊豆、モルディブに拠点を移し、水中撮影に励む。1998年に帰国。フリーランスフォトグラファーとして独立。自然のリズムに寄り添い、生き物にできるだけストレスを与えないような撮影スタイルを心がける。約20年間、海の生き物に、出会い、ふられ、恋して、無視され、繋がり、勇気をもらい、そして子育ての方法などを教えてもらいながら、撮影を続けている。 ▼アプリのお知らせ
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