KAMOME BLOG

かもめブログ

バリ・トランベンの海中世界!

バリ・トランベンのダイビングポイントに行くと、こんな風に家族単位でタンクを運んでくれたりする。きっと彼らの大切な収入源。

ここは甘えます……
水中カメラはもちろん、自分で運びますが。

さてさて、海の中に行きますか!!

いきなり問題です!!!

ここに、ある生き物が写っています!!!
どこだかわかりますか?
ちなみに、私はガイドさんに教えてもらわないと、わかりません!!!笑

答えは最後に!

海底は砂地やゴロタ、泥池が多いのですが、こんな景色も目にします。
黄色のは、カメイン?だと思うのですが、なんか人の臓器みたいですね……

ところどころに、こんなお花のモチーフのようなサンゴの仲間を見つけることができます。

そして、昨年もこの海に来て撮影したのですが、

これ、わかります?
ウミウシなんですけど、めちゃ綺麗でしょ!

あと、私がとりこになっているのが、このモウミウシ!!!

たくさん居て、自分でも見つけることができるのです。サイズは米粒!

うわ!カネゴン!!!って思っていて近づいてみてみると、ウミウシが産卵していました……
バームクーヘンみたいなのが卵です。

そして、3日目くらいに早朝ダイビングに行こう!
ってなり、6時にダイビングセンターに集合したのです。

私的には、6時集合は少し遅いのではないか……と思っていたのです……
狙いは沈船で眠るカンムリブダイなので……

で、集合したら、現地のガイドのアワくんが珍しく?コーヒーを作ってくれたので、「あ……いただきます……」と飲んで、ちょっとくつろぎモード。でも心の中では……「大丈夫か?大丈夫か?どんどん明るくなっているぞ!!!でもガイドさんだからきっと考えがあるはず……」って感じ。
エントリーする頃にはかなり明るくて。

で、沈船に向かって行くと!

もうカンムリブダイ、起きているやん!!!
他のダイバーに囲まれてるやん!!!笑

沈船はもう寝床じゃなくて……お出かけ準備やん!!!

知り合いの日本人プロ水中写真家が来たときは、朝の5時から水中でスタンバっていたらしい……とあとから聞く……苦笑

それでも1匹、大きな良い子がいてくれて、紙面を飾れる撮影を無事に遂行……笑

なかなかの迫力でしょ、こんな近ければ……

さてさて、その後、日中に潜っていると、こんなシーンに出くわす。

あ、このハタがなんか食べた後なんだ……できれば捕食の瞬間を撮影したかったな……と
で、少し遠くから見ていると!

「おえっ!!!」って吐きだした!!!
そしてまた、

パクッ!

パクッ、パクッ!!!
で、また吐きだして、パクッ!
って、でかすぎるんちゃうの!!!

けれど、そこは貪欲に……
またまた喰らいつく……

で、一緒に潜っていた友人のダイバーに教えて、私はここを離れた。

後から聞くと結局吐きだして、食べずじまいだったらしい……
観察できた限りは。

そうそう!最終ダイブを終えて部屋に戻ってくると、

見覚えのある大切なパーツが部屋の中に……
げっ!!!と思い、手に持つ水中カメラを見る!!!

この中央のパーツに海水が入ってくるのを防ぐための蓋を、忘れて潜っていた……の……

確認したら、なんと水没していなくて、私は「そうなんだ~」と思い、シーアンドシーの担当者に念のため連絡してみると、

と、こんな会話でした!笑

さてさて、最初の問題の答えです!!!

わかります?
黄緑のもしゃもしゃのエビ!!!
シムランスという、これも米粒サイズの極小エビです……

こんな生き物をこの広い海の中で見つけるのだから、ガイドさんはやっぱりすごい!!!

アワくん、すごい!!!

ということでまた来週!ほな!

>>海とかもめ部トップページへ

前の記事 バックナンバー 次の記事

かもめブログライターご紹介

鍵井 靖章

1971年、兵庫県生まれ。大学在学中に水中写真家・伊藤勝敏氏に師事。1993年よりオーストラリア、伊豆、モルディブに拠点を移し、水中撮影に励む。1998年に帰国。フリーランスフォトグラファーとして独立。自然のリズムに寄り添い、生き物にできるだけストレスを与えないような撮影スタイルを心がける。約20年間、海の生き物に、出会い、ふられ、恋して、無視され、繋がり、勇気をもらい、そして子育ての方法などを教えてもらいながら、撮影を続けている。 ▼アプリのお知らせ
毎日鍵井さんの写真が届く<まいにち海中散歩>

【朝版】【夜版】

コメントを残す

キーワード検索

Community

海とかもめ部公式SNS

@umitokamomebuで、最新情報を更新中!