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屋久島でかわい子ちゃんに出会う

はいさい!海とかもめ部飛び入り部員の旅カナです。
お盆休みは屋久島に行っていました。屋久島と言えばもちろん縄文杉!もののけの森!世界遺産~~!「え?屋久島って海潜れるの?」と。何人もの方に聞かれました。
この島ではダイバーはマイナー種族です。あらゆる観光資源が登山客に振り向けられています。南の離島では珍しいことです。でもいいのです。そんなことは気にしていません。そこに海がある限り…!

ということで、屋久島で出会った生き物を何回かに分けて紹介していきたいと思います。台風10号の影響がすでに出ていて外洋に出られず、港から5分くらいのポイントで潜ったのですが、「え?こんなお手軽でいいんですか?」というくらい簡単に面白い生物に会えるヒジョーにポテンシャルの高い海でした。

今回はちっこいものいっときましょうか?幼魚やウミウシなど。まずはこれ。

可愛いーー!ニシキヤッコの幼魚(左)とマルちゃんことマルスズメダイの幼魚(右)の可愛いコラボです。大の大人が、呼んでも来るわけがない魚のことを「マルちゃん❤」とハート付きで呼んで、大きなカメラで必死に追い掛け回している図は、可笑しいを通り越してもはや危ないです。
萌え~~~~!水玉が超キュート!これはモンガラカワハギの幼魚です。大人も独特の柄で目立つ魚ですが、子どもは無条件に可愛い。可愛いは正義。幼魚は結構珍しくて、私はまともに写真を撮ったのはこれが初めてです。
可愛い幼魚と言えば、外せないのがミナミちゃん♪ ミナミハコフグの幼魚です。こちらは逆に何度も見ていますが、何度見ても「ミナミちゃぁ~~ん❤」と叫んで猛ダッシュで写真を撮りに行きます。胸ビレをぴろぴろぴろ~~と動かして、必死に逃げようとするのがまた可愛いのです。
不思議なウミウシを見ました。ホウズキフシエラガイと言います。そう言えばほうずきそっくりですね!季節的にもぴったり。何だか和菓子みたいで美味しそうと思ったのは私だけでしょうか?
極小ウミウシ~~~!下にあるのが私の左手グローブの小指と薬指と言ったらこれがどんなに小さいか分かってもらえるでしょうか?ふわふわ~と目の前に飛んで来て、「ん?」と思って手に受けたらこれでした。名まえはパイナップルウミウシと言います。
今度はエビです。題して「スザクサラサエビ4兄弟」。なんかマンガに出てくる蚊のキャラクターみたいです。すっとんきょうな表情が見れば見るほど可笑しい。漁礁に群れていて、そこにやって来るアザハタなどの大型の魚の口の中をクリーニングする、言わば海のお掃除屋さんです。小さな漁礁なのにアザハタが何匹も来ていて、エビのクリーニング屋さんは押すな押すなの大盛況でした。

ではまた、続きは来週!

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かもめブログライターご紹介

旅カナ

『海とかもめ部』飛び入り部員。元「ecolor[エコラ]」ブランドマネージャー、現「幸福のチョコレート」マネージャー。 旅が好きでこれまで旅した国は35ヵ国。趣味はカメラとダイビング。沖縄離島とフィリピンを主に潜り、経験本数は約500本。 特技は海の生き物のイラストをダイビングログブックに描くこと。インスタグラムで「お絵描きDiver 旅カナ」として作品を発表中(@nosekana)「海とかもめ部」ではブログ「海の写真館」連載担当。 イメージキャラクター:タンクを背負ったカンパチ

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